以前、ロミの「演目」のお話をしたと思いますが、、、
ロミの本当の演目相手は、棗 ( なつめ ) です。
だから。
棗が行方不明の時、相棒のいないロミは独りぼっちだったわけ。
「棗ちゃん帰ってきたんだって~」
猫の連絡網は凄いのよ。
遠いところまで情報が伝達されるのはどういう仕組みなんだろう。
でも、ロミには難関がある。
ロミの家からナツメがいる古巣に行くには「とんとんの木」がある狭い通路を通らなければならない。
ロミ、固まっています。
耳が後ろになって、瞳孔が開いて、怖がっている。
もう一歩も動けない、、、
あはは、ロミも棗にひけをとらない臆病者です。
何をそんなに怖いかというと、とんとんの睨み。
一応「なお~」と演目をしかけてみる。
ほらねっ、ロミったら目をそらしてるでしょう?
「真っすぐ相手の目を見ながら『なお~』とやったら怖いでしょうが・・・」
これがロミの持論です。
でも。。。この方法が通用するのは棗だけで、
他の (普通の ) にゃんこにそれをやると、
「ウルサイ!!! どこ向いて吠えてんだ」と頭をバシッと殴られます。
とんとん、殴りかかる一秒前。
このあとロミは、とんとんから通行手形が貰えず、お家に戻っていきました。
「棗ちゃんに会いたいよー」と泣きながら。。。