飛蚊症 ( ひぶんしょう ) を御存知ですか?
明るい所や、白い壁、青空などを見た時に、目の前に虫や糸くずみたいな「浮遊物」が飛んでいるように見えることがあると思います。
瞬きをすると、ふうっと動いたり感じられるけれど、目をこすっても消えません。
自然と暗い所では気にならないんですよね。
あれ、医学的には飛蚊症と言うんだそうです。
( 読めませんでした「ひぶんしょう」って )
昨日、隅田川をらんらんらんと歩いていたら、その虫みたいなのがウヨウヨと見えました。
こりゃおかしいと思って、帰りに眼医者さんに飛び込みました。
右目を強打
実は前日、右目を強打したんです。
「何をしたの?」と言われてちょっと返答しにくい状況なんですが。。。
とんとんが膝の上でジャンプしたんです。
何か物音がして驚いたとんとんが、膝の上で飛び上がった。
とんとんを見下ろしていた私は目をつぶる余裕もなく、
眼鏡越しにジャンプしたとんとんがぶつかってきたんです。
お星さまキラキラでしたよ。しばらく「いってーーー」と言っていました。
でも、その日は何にもなかったので、大丈夫かと思いました。
その翌日ですもの。
右目にウヨウヨと黒い影が見えるんですもの、慌てましたよ。
A病院に駆け込む
病院で、目のカメラを撮ってもらい、内診をした結果、「飛蚊症」であることがわかりました。
「メガネのレンズ越しであったから良かったね、目に傷はないから」とA先生に言われ、
翌々日の精密検査の予約をして帰りました。
黒い●が見えるようになった
次の日。
右目のウヨウヨだけでなく、視覚の中央下の部分に丸い影のようなものが見えるようになりました。
えっ!!! これって、網膜剥離?
慌てましたよ、ボクサーによくあるでしょう? 網膜剥離。
ジャンプしたにゃんこに目を打撃されて網膜剥離なんて、洒落にもならない。
A病院の検査は明日です。
とても不安になったので、遅くまでやっている病院を探してB病院に駆け込むことにしました。
瞳孔を開いて検査をしました
明日になればA病院で検査もしてもらえることになってますが、
網膜剥離だったりしたら緊急手術もあるって聞いていたので取り急ぎ。。。
B病院の先生は丁寧に検査をして、丁寧に説明してくださいました。
硝子体剥離でした
網膜剥離ではありませんでした。
B先生のお話では、眼球の中は硝子体と呼ばれるゼリー状の透明な物質でできていて、その中に何らかの「濁り」が生じると、それが浮遊物が飛んでいるように見え、飛蚊症として自覚されるんですって。
その「濁り」には生理的な原因と病的な原因があるんだけど、その一部の塊が私の眼球の真ん中にあるらしいんです。
恐らく、ぶつけた時にこの塊った濁りが硝子体から剥がれて、一番気になる真ん中にどんと出てきたんだろうという話。
治療は出来ない
硝子体剥離は、老化や近視になりやすいんですって。
で、治療方法はないんですって。
うっとうしいけど、慣れるしかないんですって。
次第に、真ん中から移動したり、小さくなったりするのを待つ、
もしも大きくなったり数が増えたりすると、また別の話もあるので要観察という話。
とりあえず、失明とかの最悪なケースではないのを良かったと思うしかありませんが、
にゃんこのジャンプもなぁ。
こんなことになるんですね。とほほの事件でした。
それにしても、とんとんの方は大丈夫かしら。
頭打っただろうから、、、、
今日、とんとんをお見舞いに出かけてきます。