猫の集会で会う友達の誕生会を企画しました。
めまいのこともあったので、日延べしてもらい一週間後に敢行。
闇鍋か?
いんや違う、闇マクルーバです。
じゃじゃーん。
「マクルーバ」は、お釜をひっくり返すという意味らしい。
なので、炊飯ジャーに入れたまま持ってきて、ひっくり返してみた。
ここだけフラッシュを炊きましたが、あとは闇の中。
タッパーに入れた鶏と、マクルーバした米をよそったら、熱々の汁をかける。
あとは黙って食らう。
ほんとにみんなもくもく食べてくれてます。
現地まで車で運んだ卓上コンロ(笑)
5人がおかわりしてくれて、アッという間に完食。
彼の誕生日は、東北地震の翌日でした。
誕生日の当日は何もできなかったんですが、彼に聞いてみました。
「プレゼントしたいけど、何か欲しいものある~?」と。
そしたら、ニコニコしながら言うです
「マクルーバが食べたいです」
ふふふ。
実は私もそれ、作ろうかと思っていたの。
日程が決まり、彼から言われました。
「あの~、マクルーバの話をしたら、僕も食べたい、私もと言われちゃったんです」
「何人くらい?」
「・・・マックスで、5人ほど」
笑っちゃいました
いいんだけどね。皆の口にあうかどうかはわからんのよ。
こういうスパイシーなものって好き嫌いがあるからさ。
それに、そんなに大量に作ったことないからちょっと心配だわ。
ハードル上げまくってくれて、どうしたらよいのさ。
「大丈夫です。あれ美味いですから」
当日の材料 なにせ7人前ですから
5名+MOURI と私の7人分
こうなると、もうスパイスの分量もわからない。
鶏肉を買占めても足りず、、、
違う店に走る
米だっていつもの2倍
ああ。
でもこういう食材を見ていると幸せになる。
まずは骨の髄が出るように、骨まで切れ目をいれる
玉ねぎを炒め、鶏肉は皮目を焦がすように焼く
寸胴に焼き目をつけた鶏肉と玉ねぎ・にんにくを入れ、水 ( 今回はスープストック )を入れる。
ひたひたまで入れたら、スパイスをぶっこむ
ぐつぐつと、魔法使いのおばあさんになる
スープが減ったら、水を足し更に4時間ほど煮る
フライパンに、みじん切りにした野菜 ( にんじん・なす・れんこん・じゃがいも ) を入れ、炒める。
更に米を入れ、炒める
油をまとった上のお米さんたちを炊飯ジャーに入れ、
煮込んでおいた寸胴のスープを入れて炊く。←炊飯は「ピラフ」
スープの分量は、いつもの水加減よりちょい少ないくらい。
味を整える為に、醤油も入れました。
今回は、二回に分けて炊き、我が家の分 ( 2人前 ) の米を別にし、
残りを一緒にしてもう一回、追い炊きしました。
⤴ 焦げ目をつけるためです。
そうして出来たのが、このお焦げの山
綺麗にお焦げがつきました。
皆さん、美味しい美味しいと言って食べてくれました。
でも
実はちょっと不本意なのです、ハッキリ申せば失敗でした。
鶏ももを7本入れた為、鶏の皮の油が多すぎた。
その為、いつも作るものより大層脂っぽい仕上がりになりました。
皮だけいくつか省けばよかったです。
仕方がないので、当日はレモンの皮、醤油、レモンスプレーなどを、いつもより大量に持参。
脂が強いことをお知らせし、サッパリ感じる程度に適宜レモンや醤油を使っていただくようにしました。
初めての方々に食べてもらうのは、とても心配です。
皆さん、大人ですから「美味しい」と言ってくださいますが、はたしてと思います。
でも、笑顔でご馳走様と言っていただけると、こんなうれしいことはない。
いつもと違う場所で、いつもと違う人たちに食べてもらうマクルーバ。
思い出に残る「闇マクルーバ祭り」でした。