Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

笹塚 メゾンブルトンヌ・ガレット屋

f:id:garadanikki:20171101134020j:plainひょんなところで友人と会い、

ご飯を食べることになりました。

 

場所は笹塚。

以前から気になっていたガレットのお店。

 

後から来る2人がわかるように、

店内でなくテラス席で一杯飲みながら、

待つことにします。

 

おお、これは地ビール、クラフトビールですか。

笹塚ビールですって。 

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美味しいじゃありませんか、笹塚ビール。

どこかで買えるのかな、買って帰りたい、ウチでも飲みたい。

 

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ビールのおともはガレットのカリカリと⤴

                        三点盛り⤵

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オリーブを特製のソースに漬けたものと、

カブ・しめじ・きゅうり・パプリカの冷菜と、

にんじんしりしりみたいなやつ。

 

メニュー表にちゃんとした名前が書いてありましたが、お喋りに夢中で失念。

ひとつひとつの小鉢が手が込んでいて みんな美味しい。

特ににんじんしりしりみたいなのが最高。

フランス風なんでしょうか、ナッツがまぶしてあって、

・・うん、でもフランスというか、地中海、いえ中近東のスパイスが混ぜ込んである感じ。

「美味しいですね」

「待ち合わせじゃなく ( 他の店に行くんじゃなくて )  このお店に落ち着こうか」

 

4人揃ったところで、店内の席で正式に会食スタートしました。

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今日は、ひとつひとつのメニューの名前はメモしていないので割愛します。

久しぶりの方々との会話で盛り上がってますから、NO 食べログ nanoyo

オーダーも全て先輩におまかせ。

凄いバランスのとれたラインナップに拍手。どれもみな美味しいのに感激。

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ガレットは、

チーズとハムのオーソドックスなものにしました。

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ガレットって2~3回しか食べたことがありません。

そのどこよりも美味しい。←当たり前です。

そうなんだ、ガレットってこういうものだったのか。

このお店は、お昼にガレットを中心にしたセットメニューで行列なのだそうな。

 

いちじくと生クリーム乗せのクレープ

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これは私がオーダーしたデザートなので、よく覚えてる。

いちじくにかかったソースが絶品でした。

 

メゾンブルトンヌ・ガレット屋は、

フランス人のダヴィッドさん・日本人の英子さん夫婦の経営する、フランス語が飛び交うお店。

 

主幹シェフは英子さん。

彼女は、ベルギー・ブリュッセルの王立調理師学校を卒業後、神楽坂のフレンチビストロに就職。

2001年に渡仏、ブルターニュ地方や、ドルドーニュ地方のシャトーレストランで修行をされ、

帰国後は、銀座のフレンチレストラン、表参道のガレット専門店で経験を深めてこられました。

⤴ と、お店のHPにありました。

 

モルル・ダヴィッドさんは、

フランス・ブルターニュ出身で、ガレットはダヴィッドさんが作られています。

ガレットというのはフランスのブルターニュの伝統料理なんですって。

そば粉の生地を専用の鉄板で薄く焼き、いろんな具をのせて仕上げる。

ブルターニュでは、ほとんどの家庭にガレット専用の鉄板があるんですって。

大阪のタコ焼き焼き機みたい ww

ブルターニュ地方は、日照時間が少なく冷涼な土地で、小麦がうまく育たず高価。

そのために蕎麦が植えられたそうです、蕎麦は日本だけではなかったんですな。

 

ブルターニュはこの地図でいうと、左端上の部分。

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虫眼鏡で強調されている部分です。

現在はフランスの1地方ですが、かつてはイギリスから移住してきたケルト人の独立国家でした。

壁画の人が旗をかざしてますね、これがブルターニュ公国の旗。

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モルル・ダヴィッドさんは、このブルターニュの人口 9,000人の小さな町に生まれ、15才から専門学校に学び、修行を重ねてきた。幼い頃からアジア人に魅かれ、20代の半ばに「ガレット職人求む。勤務地アジア」という新聞広告を見て応募。

見事採用された勤務地が日本だと後からわかったのだそうです。

それから10数年、日本でガレット料理を作り続けて、英子さんと出会い、結婚、二人でこのお店を作りました。

 

厨房のダヴィッドさんとはお話は出来ませんでした ( 話す機会があってもフランス語出来ないしーーー ) けれど、 ( 今日はなのか、いつもなのか ) 英子さんが接客をしてくださったので色んな話を聞けました。

英子さんは明るくウィットに富んでいて、仕事が出来る女性が持つハキハキとした口調の中に、人をつつみこむ温かさを持つ素敵な人でした。

料理の説明は勿論のこと、笹塚のこと、この壁画の話も楽しかったです。

 

壁画は笹塚在住のフランス人のお友達が描いてくれたもので、

開店当初は厨房脇の、細い通路の壁面にあったのを、勿体ないとこの場所に移動したんですって。

そうよ、ここなら皆に楽しんでもらえますもの。

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壁画の下には「Schmidt. Phil. ( シュミット・フィル ) 」とサインがありました。

 

珍しい料理に舌鼓を打ち、楽しい会話を続けていたら、3時間もいたことに気づきました。

ゴメンナサイ、すっかり長居してしまいました。

本当に何を食べても美味しいく、居心地も良く、ゆきとどいたサービスに感動。

 

「お店からのサービス」と下さったのハチミツ酒

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シュシェンというんですかね、見たことのないラベル。

デザートのクレープにとても合う、素敵な香りのお酒でした。

ごちそうさま。

美味しかったです。

また寄らせてもらいます。どうぞよろしく (^^♪

 

 

メゾンブルトンヌ・ガレット屋さん、またひとつ素敵な店と出会いました

メゾン・ブルトンヌ・ガレット屋
〒:渋谷区笹塚3-19-6-1F
TEL:03-6304-2855
定休日:水曜日
営業時間:平日 11:30〜15:00(L.O.15:00),18:00〜23:00(L.O.22:30)
土日祝 11:30~23:00(L.O.22:30)