Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

東御市 海野宿をぶらぶらしました

 

ゴールデンウィークの最終日。

上田の母の家を早めに出で、東京に向かいます。

帰り道は高速が混み合うでしょうから、下道で行けるところまでゆっくり行きます。

途中で気になるところに道草する予定。

 

早速、みちくさです。

ここは海野宿というところです。

 

まあいい天気。

空が広くて綺麗に見えるのは、あるものがないからです。

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答えは「電信柱・電線」です。

この街道は、電線を全部埋めてしまっているようで、スッキリしています。

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東京の街も、少しずつでいいから、こんな風にしたらよいのに。

海野宿というのは、上田市の隣 東御市にありまして、

「重要伝統的建造物群保存地区」になっています。

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立て看板があったので文字起こししてみます。

東御市海野宿

昭和62年4月28日

海野宿(うんのじゅく)の成立は寛永2年 (1625) と伝えられる。宿場の東端に白鳥神社があり、街道のほぼ中央には用水が流れる。宿場の東西には枡形(ますがた)が置かれ、その約6町 (650m) の長さであった。宿場時代の建物の多くは旅籠屋(はたごや)造で、出梁造(でばりづく)りや海野格子(うんのごうし)と呼ばれる二階の出格子が今もよく残されている。

 江戸時代末から明治時代以降には、(かいこ)に病気が出にくい気候環境と、矢島行康らの先駆者の指導により、養蚕業(ようさんぎょう)蚕種業(さんしゅぎょう)で栄え、その富により建築された壮大な建物は宿場時代の建物の風格を受け継ぎ、江戸期の建物と調和して、現在の町並みを形成している。

文部科学省
長野県
東御市

 

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白鳥神社 

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白鳥神社の社叢(しゃそう)

海野宿の東端に位置する白鳥神社は、中世豪族・海野氏の氏神であったが、現在は本海野区の産土神(うぶすながみ)として祀られている。

この神社の社叢は、けやき・杉・(えんじゅ)などの大木によって構成されており、立派な鎮守の森となっている。

拝殿前のケヤキの御神木は、胸高周囲約5.8m・樹高30mにもおよぶ大木である。

※ 社叢…神社において社殿や神社境内を囲うように密生している林のこと。鎮守の森のこと。

 

白鳥神社の境内から鳥居を見たところ

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突き当りの緑の下は信濃川です。

海野宿の街道は、鳥居を出て右方向にある道で旧北国街道といいます。

 

海野宿の建造物

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しゃちほこでしょうか、魔除けとして飾られている家が沢山ありました。

 

気抜き

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屋根の上にもうひとつ屋根がみえますが、あれを「気抜き」といいます。

明治時代の蚕室造りの象徴だとのこと。

 

うだつ

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黒く張り出しているのが「うだつ」

これは「本うだつ」と思われます。

 

こちらは「袖うだつ」

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違いがわかる画像をお借りしました。

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出典:

手前の黄土色のところにあるのが「本うだつ」江戸時代のもの。

奥の漆喰のところにあるのが「袖うだつ」明治時代のもの。

 

「うだつ」は日本家屋の屋根の隣家との間に取り付けられる防火壁で、

裕福な家でなければできるものではありませんでした。

このようなことから「うだつがあがらなぬ」という言葉が生れました。

 

海野格子

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「海野格子」と呼ばれる格子は江戸時代のもので、2階の出格子に見られます。

長短2本づつ交互に組み込まれ、美しい模様になっています。

 

 

 

資料館があったので、入ってみます。

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この建物もいいわねぇ。

江戸時代の寛政年間 ( 1790年頃 ) に建てられた建物だそうで、旅籠屋造りと明治以降の養蚕農家の特徴を兼ね備えている点で海野宿特有の建物なんだそうです。

展示されていた写真

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⤴ 東御市 ( 南東 ) から上田市 ( 北西 ) 方向をのぞむ丁度よい写真が展示されていました。

わかりやすいように書き込みをしました⤵

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昭和初期の写真⤵

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ガラス工房があります。

何か素敵なのあるかな? 入ってみます。

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わおー、いろんな色がある。

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ガラス工房 橙


白いのがやっぱり好き。

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MOURI は右端のピッチャーが気になるらしい。

買っちゃえば?

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グリーンがかったグラスもいいな。

大正っぽい。

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のーんびり 海野宿の街道を南 ( 南東 ) の端から北 ( 北西 ) まで歩いて戻ってきた。

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街道の植栽は綺麗に手入れされていて美しい。

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海野宿は、蕎麦屋さん、喫茶店がポツンポツンと点在しているくらいで、

観光地のワサワサ感はありません。

ゴールデンウィークなのに、ゆったりと見てまわれるなんて珍しいスポットです。

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建造物に興味のある方は、いいかもしれぬ。

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このお家も名家かな。

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ちょっと気になるもの

これは海野宿歴史民俗資料館にあったものなんですが、

雷伝為衛門が書いた?文書みたいです。

本当に本人が書いたのかしら、だったら達筆だけど、その辺のことはこの文章からはよくわかりません。

さっきの立て看板もですけれど、日本語がちょっとおかしいです。

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雷伝為衛門 をご存知ですか?

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雷伝為衛門は、江戸時代に活躍した力士で、

大相撲史上未曾有の最強力士といわれた人です。

名前は聞いたことがありましたが、

上田に来るまで東御市 ( 信濃国小県郡大石村 ) 出身とは知りませんでした。

 

東御市には「雷伝くるみの里」という有名な道の駅もあります。

 

公式|道の駅雷電くるみの里ホームページ|長野県東御市