Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

狐につままれた話 とんかつ和幸

 

新宿にテレビを買いに行きました。

あれやこれや見て回り、テレビを決め、発送手続きをして貰うと3時間も経過。

「なんか喰ってく?」というMOURI の提案に元気よくうなづきます。

「そういえば、商品券があったんだ。とんかつ和幸の。

 ビールや酒頼めば、追加料金だろうけどね ww」

大きな買い物 ( テレビ ) をしたんだもの、商品券があるならそれを使うのが得策とばかり、

スマホで「とんかつ和幸」の店舗を探して入店しました。

 

とんかつなんて、最近食べてないなぁ

和幸は初めてですが、名の知れた店なのでそこそこの味なのだろうと思いました。

ところが、、、、ご飯がちょっと保温臭いのです。

好き嫌いのあまりないMOURI の唯一の苦手が、おかゆとふかし器で温めたご飯と、

炊飯器で保温されたご飯です。

 

最近こそ、保温で黄色くなったご飯はめったに無いけれど、保温のご飯は匂いでわかるらしい。

外で白飯を食べるときは、まず私が試食して、大丈夫そうならもうひとつ注文することにしています。

 

お客の回転が悪そうなお店ではまず、白飯は注文しないのですが、

白飯が不味いとんかつ屋さんないだろうと思ったんですね。

ちょっとビックリしました。

「ちょっとこれ、あなたにはダメみたい」

「そうか、じゃ、とんかつをつまみに日本酒にしとく」

そんなことで食事を終え、会計で「とんかつ和幸」の商品券を出しました。

すると。

「申し訳けありません、この商品券は使えません」

「えっ? コチラ。とんかつ和幸さんですよ、、、ね」

「そうなんですが、この商品券が使えるのは、とんかつ和幸でも、このマークのお店だけなんです」

会計係の女性は、そういうと商品券に印字されているロゴマークを指さしました。

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とりあえず「ああ、そうですか、じゃ現金で」と会計をすませました。

 

入店するときには気づかなかったんですが、そのお店の店先にあるロゴは、

こういうものでした。⤵

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知らなかった

同じ「とんかつ和幸」という店名でも、ロゴが違う二つの店が存在すると、

私たちは初めて知りました。

なんとも狐につままれたような話でした。

私たちの手元には「とんかつ和幸」の商品券がのこったまま。

「期限はないからさ。

 今度は《このロゴマークのついてるとんかつ和幸》を見つけて商品券使おうな」

 

 

 

この記事を書くにあたって、とんかつ和幸のホームページを訪ねまたら、

こんな記載がありました。

 

とんかつ和幸の不思議|和幸倶楽部|とんかつ和幸|和幸商事株式会社

とんかつ和幸の不思議

とんかつ和幸に行ってみて何か不思議に感じた事ってありませんか?

「あれっ?メニューの内容が違う」とか「ロゴマークが違う」とか「接客の対応の仕方が違う」とか…。ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、実は別々の会社が運営をしてるんです。ここではその成り立ちの背景、現状を紹介していきます。

「とんかつ和幸」名前の由来
創業者、日比生一虎はかつて執筆活動も手掛けておりました。 当時、用いていたペンネーム「日比生和夫」から「和」を、そしてこの頃個人的にも親しくしており、数寄屋橋ショッピングセンター内の「ステーションパーラー」の 共同経営者であった、協和株式会社の「名和幸夫氏」の「幸」をとり、名和氏の許諾を得て「和幸」と名づけました。

 

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和幸商事株式会社
設立:昭和33年4月 創業:昭和33年10月 代表者:日比生 泰宏 

 

「和幸商事株式会社」のとんかつ和幸1号店

昭和33年10月和幸商事株式会社の創業者である日比生一虎が、とんかつ和幸1号店「とんかつ和幸川崎本店」を川崎駅ビル内B1に開店。

 

 

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協和株式会社
設立:昭和25年8月 創業:昭和25年8月 代表者:名和 公平

 

「協和株式会社」のとんかつ和幸1号店

昭和33年11月

数寄屋橋ショッピングセンター内「ステーションパーラー」を「キッチン喫茶和幸」に店名変更。

昭和35年

和幸商事株式会社との協議の結果、「キッチン喫茶和幸」を「とんかつ和幸」へ業態及び店名変更。

 

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和幸株式会社

設立:昭和51年5月 創業:昭和51年9月  代表者:稲葉 浩三

 

「和幸株式会社」のとんかつ和幸1号店

昭和51年5月当時協和株式会社の役員であった稲葉武氏が協和株式会社から独立、和幸株式会社を設立する。

昭和51年9月小田急百貨店町田店内レストラン街に「とんかつ和幸町田小田急店」を開店。

平成7年3月この後、新規に出店する店舗、及び既存店舗については、「いなばとんかつ和幸」と「とんかついな葉」の店名にしていく。

 

 

 

 

 

現在、和幸グループは多彩な業態で美味しさをお届けしています。

このマークがとんかつ和幸の直営店です。

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詳細は「業態のご案内」で紹介しています。
さらに親しみやすい「とんかつ和幸」をめざして

 別々の企業が同じ屋号を掲げている。私達はこの重大な問題を解決すべく協議を重ねております。 既に和幸商事株式会社と和幸株式会社の間では話し合いの場がもたれ、「お客様が見た時に判別できる屋号にする」という形で折り合いが付き、 将来的にそれぞれ別のブランドネームを掲げることになりました。 また、現在、和幸商事株式会社と協和株式会社の間でも同じように協議されています。

 お客様に納得いただける形に少しでも近づくことができるよう、日夜努力 してまいります。

 

 

上記の記載で、特に大笑いしたのはこの部分⤵

「お客様に対し混乱を招き、メニュー内容や価格などについて疑問の声や苦情を頂戴するようになりました。」

うんうん、文章も内容も大混乱ですww

※「お客様が混乱され」じゃなく「お客様に対し混乱を招き」なんだから、

混乱しているのはお店ってことよね、これじゃ( ´艸`)

 

ちなみにもうひとつ。

ネットで協和株式会社 ( 緑のロゴ ) の「とんかつ和幸」であるハズの「小田急百貨店 新宿店」をグーグルマップから選択し、そこに書かれたウェブ サイトのリンクをクリックすると、ハグなのでしょうか、和幸商事 (黒のロゴ ) のサイトに誘導されてしまいました。

これが、もうひとつの混乱材料 www