本日の宿は、広島 東急REIホテルにしました。
REIホテルにしたのは、松山のREIホテルの朝食が美味しかったからです。
松山が良かったからといって広島が同じかはわかりませんが、朝ご飯 期待してしまいます。
部屋はこんな感じ。
眺めも抜群。
東京は都心では山が見えませんから、
地方都市に来て遠くに山が見えると嬉しくなります。
なんだろう、お寺か神社か。
時間があったら寄ってみたい。
お腹が空いたので、早々に居酒屋へと急ぎます。
ホテルから居酒屋までは、笑っちゃうほどわかりやすい。
かなり距離はあるんですが、
右折し突き当ったら左、初めての角を右折し突き当ったら左を繰り返す。
広島の繁華街って、黒いスーツを着たちょっと怖いお兄さんが沢山いる。
みんな〇暴さんに見える。こわっ。
着きましたけど、ええっ、ここ?
ソープランドがあるビルの地下って、、、
知らなかったら絶対に来ないよ。
ありました。
なわない
白壁をハンマーでぶち壊したような入口です。
なわないの看板にカマだかかけてあるけれど、それで壊したっていうこと?
そうだとしたら凄い小道具。
インパクトのある入口から縄のれんをくぐり、がらり戸を開けると、
左に小上がり、右にまがって左にカウンター、その右にテーブル席があります。
メニュー
さて、何にしよか。
お通しは、ポテトサラダと茄子の煮びたし
茄子美味しい!!!
美味しいというか、家の味と同じなのでお口に合うのです。
旅に出て、我が家と同じ味付けを食べられるなんて、
豪勢な料理も嬉しいが、こういうのに飢えていた。
刺身盛り合わせ
左から、カツオ、ヒラマサ、タイ、サンマ、タコ
タコが絶品、柔らかくて甘くて最高にウマッ。
サンマの刺身というのも珍しい。
お酒は地酒の亀齢からスタート。
あらこの徳利面白い形。
入れる口と注ぐ口があって、この角度注ぎやすいです。
穴子の白焼き
白焼き、すごーーーーく美味しい。
程よい脂で甘くて、焼き加減も丁度よくて、
ほんの少々塩がふってあるので、山葵をつけるだけでお酒がすすむ。
白焼きが美味しすぎてお酒がなくなってしまいました。
次は何にしよ、天保一がいいかな。
私たちが座ったのは丁度真ん中にある4人テーブル。
テーブルがちょっと斜めに置かれているのが気になるところ。
A型だからでしょうか、壁と直角に家具が配置されていないと、不安になるのわたし(;'∀')
小イワシの天ぷら
しし唐と小イワシの天ぷらも絶品です。
頭が落としてあって、粗塩をちょっと乗せパクリと食べればまた酒がすすむ。
困ったものです。
広島菜
広島菜というのがあったので頼んでみました。
凄いです、広げたらこんなに大きい。
おにぎりをこれで包んで食べたら美味しいだろうな。
もちろんこれだけでも美味しいです。
味は野沢菜よりも濃くてワイルドな感じ。
東京でも手に入るといいんですが。。。
ウニホーレン
ウニホーレンって何だろうと思って頼んでみました。
他の料理と違って、洋風な一品です。
ほうれん草のバター焼きと、ウニのオリーブオイル焼きを合体させたような一品。
ワインが飲みたくなります。
みょうがピーマン
さっぱりしたものが食べたくなったのでお願いしてみました。
これは美味しい。
ピーマンをうすーくうすく千切りにして茗荷も千切りにして、かつおぶしをかけて、
白ごまをかけてあるだけなんですが、これがなかなか美味。
ワシワシ食べたくなります。
化粧室の脇 カウンターの端席に初老の男性。
その方は静かに本を読んでいる。
常連さんなのかな、それともお店の人?
その方が一度、料理を運んできてくださったので、
「美味しいですねぇ。穴子の白焼き最高でした」とお声をかけたんです。
そしたら、はにかむような戸惑うようなお顔をされたので、またわからなくなりました。
常連さんが手が足りずに手伝われたのかなと。
でも多分、ご店主なんだと思います。
そのくらい自然な感じで、カウンターと同化しているお店の主といった雰囲気が印象的でした。
入口のインパクトと反対に、飾り気のない落ち着いた店内で、派手な味付けではない料理ですが、
どれも大変美味しく堪能。
7日間も海のものを食べ歩いているのに、その土地その土地で別の美味しさがある。
どこも大変美味しい店ぞろいですが、二人での食事というのも寂しくなってきました。
人恋しいんです。
実は、広島にMOURI の元同僚が嫁いでいまして、我が家にも何度か来ていただいた方なんです。
私とは地女仲間。ちじょって変ですな、地図好き友達なんです。
その、YUKI ねーさんが昨年結婚して広島に住んでいるんです
土曜日だし、旦那様もいらっしゃるのでどうしようかと思いながらメールをしてみました。
「今、広島におるんじゃ。まること二人で飲んどる」
すると即返信が。
「なんですって? 混じりたいです、今どこですかー?」
「旦那さんは大丈夫なの?」
「今日は飲み会で留守なんです。行きますーーー、どこーーー?」
嬉しい。
YUKI ねーさんに会えるなんて。
早速店を飛び出し、待ち合わせの場所に移動します。
YUKI ねーさんはまだ仕事だとのことで、ゆっくり散歩しながら大通りの方に。
うわこりゃなんだ。
こんな広い横断歩道のシマシマ、初めてみた。
道じゅう全部、ゼブラ模様です。
なにもここまで、と笑ってしまう。
YUKI ねーさんと待ち合わせは、蕎麦 酒場。
店内は広島カープ一色。
テレビもカープの試合です。
おめでとう、おとといでしたか優勝決まったんですよね。
「わーーーーしばらく」と再会を祝す。
YUKI ねーさんは相変わらず美しく、雪のような白いお顔でした。
「しかし、なんでこの店?」
「いやあ、すぐに思いつかなかったんです。それでここ」
厨房の方でガラガラガッシャーンンという大きな音がします。
ガラスのコップが壊れてお盆もどわわわーんと転がっている。
「あのバイトの子。どうしようもなく出来が悪くて、
みんなで『いつ辞めるだろう』とカケをしてるんですよ。」
コップを豪快に壊したのも勿論その子でした。
「ミスは多いし、物は壊すしで。あまりにひどいので怒るより笑っちゃうんです。
でね、もっと笑えるのは、彼はいつまで経っても辞めないで、周りの子がどんどん辞めちゃうの」
花ソーセージ
広島っ子のお弁当には必ず入っていたというソーセージ。
YUKI ねーの話を聞いて、俄然興味がわきました。
ダメダメ君、見てたらほんとに凄いんです。
事実、私たちの席にも花ソーセージが来たのに、ビールがまだ来ない。
さっき壊したのも私たちのビールグラスだったらしい。
ダメダメ君は、にっこにこ笑って全然動じてません。
ところが、相方の、先輩だろうバイト君の顔がどんどんひきつっていく。
ダメダメバイト君と組んでいる相棒は、余計な仕事が増えてくたくたになっていくようです。
なるほど
ダメダメが辞めずに、同僚が辞めるのはそういうワケか
やっとビールがきました。
で。
その後に、おしぼりを持ってきた。
「お待たせしました。これで全部そろいましたかね?」とダメダメくん。
「うん。君がそう思うなら大丈夫だぞ。でかしたな」とMOURI 。
ダメダメ君は、晴れやかな笑顔で頷き、去っていきました。
「・・・・。まあいいか、お通しきてないけど。
あっちのテーブルはまだビールもお預けみたいだし」
これだけダメだとホントに笑っちゃうって、これはある意味店の名物的人材かも知れません。
YUKI ねーさん、面白いお店に連れてきてもらって良かったよ。楽しいよ。
蕎麦 酒場 荒井屋さんのお蕎麦、最高においしかったです。
〒: 広島市中区袋町3-4 KOUSEIビル 地下1階
TEL:082-249-4339
定休日:無休
営業時間:[月〜木] AM11:30〜PM23:00
[金土] AM11:30〜PM24:00
[日] AM11:30〜PM17:00
YUKI ねーさんとまだまだ話し足りないのでもう一軒。
この店は、飛び込みです。
おおー、なんかいい感じだ。
店内は満席。
私たちは低いソファーの席に案内されました。
フカフカのソファーは、物を食べるにはどっこいしょという感じだけれど、
もう随分食べたし、飲んで語らえればそれでいい。
・・・・と、いいながらこんなん頼みました。
かぼちゃのニョッキ
写真は借り物です。
このお店、大正解。
凄く美味しいです。
お店の雰囲気も素敵だし、そんなに高くはないし、お料理も美味しいし。
これはいいお店を見つけたとYUKI ねーさんも嬉しそう。
「今度、同僚を誘ってまた来ます」
よかったね、良いお店のリストが増えて。私たちも近かったらまた来たい、そんなお店だもの。
cafe restaurant bar Plaisir (プレジール)
〒:広島市中区袋町4-1 2F
TEL:082-248-8866
定休日:月曜日
営業時間:火~日、祝日、祝前日: 18:00~翌2:30