上田に行くことになり、高速に乗る前に腹ごなしと飛び込んだのが大勝軒。
人生で二度目です。
最初に入店したのは、20代の時でした。
どんぶりからブーンと香り立つ、濃いにぼしの出汁の匂いに、、、実はウプッとなりました。
食べられない
正直そう思いました。
しかし我慢して二~三口すすむ内に、辛いと思った匂いが良い匂いに変わっていきました。
いやまったく失礼な話です。
店先には、いつも人が並んでいる有名店。
にぼしの匂いがクセになった人の列なのでしょう。
あれから、んん十年。
ええっ? こんなに大盛だったんだ。
卵付きにしたのは正解。
ここのラーメンは、いつまでも冷めないそうで、
猫舌の人は卵でも入れないと熱くてとても食べられないんだって。
叉焼美味しい。
夫婦連れの旦那さんが「大盛はないんですか?」といっている。
店員は「ありません」とそっけない。
ぶっきらぼうな応対だな。
「うちは凄く大盛りなんです。たぶん普通盛でもご満足いただけるかと」くらい説明してもよさそなものだ。
旦那さんが普通盛りで満足したかは見定められませんでした。
が、多分奥さんのラーメンを手伝っただろうと思います。
ふーーーーっ、ダメだ、リタイアします。
食べ物を残すことのまずない私ですが、流石に無理でした。
大勝軒のラーメン。
初めて食べた時の、あの、煮干しくささが全然ありませんでした。
親父さんがなくなられたとか、代替わりして変わったのか、、、、
それとも私の味覚が変わったか。。
いづれにせよ、20代で食べきれた私の胃袋も、多少はかわいいものになったのは確かなようです。