Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

駒場の桜

 

今年も駒場に桜を見に行きます。

今日行かないと散ってしまいそうですもの。

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まず最初に。

いつもの前田邸から

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旧前田侯爵邸は、第16代当主前田利為さんが建てたお屋敷です。

 

毎年《花見》というと、ここに足が向いてしまう。

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洋館の前庭は、有名な花見スポット。

今日も賑わってる。

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我が家はここをスルリと抜けて、人のいない場所を探します。

 

幹からチョロんと生えている桜って、なんで心惹かれるのだろう。

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勿論、見上げる桜も綺麗だが。。

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やってきました、別の場所。

前田邸とはまた雰囲気が違います。

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ちょっと、鬱蒼とした感が好きです。

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少し葉桜になりかかってますかな。

幹の黒さが目立ってきました。

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前田邸を抜けて井の頭線・駒場東大前駅の線路を渡った所にある駒場野公園。

 

そういえば、前田邸って渋谷区だとずっと思っていましたが、目黒区だったんだな。

先ほどの旧前田侯爵邸も、今いる駒場野公園も目黒区立の施設でした。

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渋谷でも目黒でも桜の美しさに変わりはないが。

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ああ、もう桜吹雪が。

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来週はもう無理。

今年はこれで見納めでしょう。

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これは椿ですね、多分。

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椿と山茶花は似てますが、見分ける方法がいくつかあります。

 

● 一番ハッキリしているのは、散り方。

  椿は花首から丸ごとポトっと落ちる。

  山茶花は、花びらが散る。

これが一番違いがわかるけど、花が散る様子を待っているワケにはいきません。

他にも見分ける方法がいくつかあります。

 

● 花の咲いている時期の違い

  椿の開花時期は12月~4月

  山茶花の開花時期は10月~12月

● 花の形の違い

  椿はやや筒状で立体的で厚みがある

  山茶花はつばきに比べて平面的で薄い

● 葉っぱで見分ける

  椿の葉は中心の葉脈がクリア

  山茶花は中心の葉脈が黒っぽい

葉っぱのギザギザが深くてハッキリしているのでも山茶花だとわかるそうです。

以上の見分け方がありますが、品種によってはどっちなの?と思うものもある。

あまり大きな声で断定しない方がいいかも知れません。

 

 

 

さてこちら。

緑の部分は、ケンネル田圃というんですって。

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明治期にドイツ人のオスカー・ケンネルさんが駒場農学校の教師として招かれ、日本農業の特質を配慮しながら肥料などを研究して実習した田圃だそうです。

今でも筑波大学・付属駒場中・高等学校で米づくりを実施しているそうです。

 

 

さて、また場所替えです。

今度は駒場東大のグランドです。

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ここも素敵な桜スポット。

花見の時期は一般公開してくれる場所です。

でもここは学びの場所。お酒を飲んだり騒いだりはNG。行儀よくお花見を。

 

 

そういえば、シートを敷いて花見をしたのはいつが最後だろう。

ここのところ我が家は、歩き花見ばかりです。