NHK朝ドラ『おちょやん』が始まった。
前回の『エール』は、コロナで休止をキッカケに降りてしまったけれど、
新番組は、杉咲 花というから見逃せない。
今回は、昭和の名女優・浪花千栄子さんがモデルらしい。
浪花千栄子といってもピンと来なかったが、
オロナイン軟膏のホーロー看板の人と聞き、「ああ、あの人か」とわかった。
浪花千栄子さんは、とても苦労をされた方らしい。
大阪が舞台で、極貧で、というからどんなにか重苦しいかと思いきや、
底抜けに明るいので驚いた。
今週いっぱい、主役つとめるのが毎田暖乃ちゃんで、このお子が滅法お上手なのだ!
正直いうと、河内弁に『怖い』というイメージを持っていた。
「どいつたろか」「何さらしてけつかんねん」「いてまうど、オラぁ」なんて言葉は、関東人100人が束になって吠えても敵わないくらいの迫力がある。
ところが、一家の大黒柱として家事を切り回す小さな千代ちゃんが、
河内弁でまくし立てると、胸のすく想いがするから不思議だ。
「親やったら親らしいことを~、さらせっ」
と、お父ちゃんを蹴り飛ばすのを聞き「おう、よく言った」と爽快感半端ない。
お父ちゃん (トータス松本 ) は、どうしようもない親のくせにどこか憎めない。
継母・栗子を演じる宮澤エマも、意地悪のイメージではなく、自分のことしか考えられない困った女風なところが憎めない。
かつての名ドラマ『おしん』のような悲惨さでないところが救われるドラマである。
奉公に出される千代が、家を出る日が来た。
千代は、家を振り返ることなく走り出した。
気丈にふるまう千代だが、後を追って来たテルオ (父親)を見て逡巡する。
ほんの一瞬だが、テルオが自分を連れ戻しに来たと思ったのだろう。
しかし、テルオは母親の写真を手渡して、
「これはお前が持っとった方がいい。栗ちゃんも見たくないやろうから」
「うちが捨てられたんやない。うちがあんたを捨てたんや」
これにはホロッと来た。
しかししかし、そんな悲惨さを上回る明るさがドラマの根底に流れている。
駆け出した千代の背中には、明日に向かう希望が見えた。
これからも大阪で辛い思いがあるのだろうが、この作品には、底抜けの明るさを込め込んでくれるのだろうと思う。
今週の暖乃ちゃんも、来週からの杉咲花さんにも大きな期待をしている。
因みに、千代の弟・ヨシヲ役の荒田陽向くんが可愛い!
仕草もお顔も全部が可愛くて、釘付けになった。
《釘付け》の理由がもうひとつ。
里見弴さんの幼少期に瓜二つだから❤
本日の朝ごはん
久しぶりのオムライス
オムライスに添えたのは、グリーンピーススープ
グリーンピースは、オムライスの鶏肉を事前に茹でて、その出汁で作りました。
本日の夜ごはん
トマトと玉ねぎのサラダ
鯵のみりん干し
ピータン
肉じゃが
今日の肉じゃがは、肉は牛肉、イモはメークイン。
この組み合わせが一番かも (^^♪