新年を迎えるというのに、こんな話、どうしようかと迷いましたが、
皆さんにも、可愛いと言っていただいた猫なので報告させていただきます。
にゃんこの集会場の、タノシロさんが天に召されました。
昨日30日のことです。
今朝アップした記事は予約投稿だったので、
それを書いた時にはタノシロさんには極上特製鶏ガラスープを献上して飲んでもらいました。
で「来年またね」と帰ってきたんですが、翌々日急に具合が悪くなったそうです。
たまたま集会場を通りがかった方が、具合の悪そうなタノシロさんを見て、
段ボールに入れてお医者に連れていってくれようとしてくれたところに、
ずっとタノシロさんたちの写真を撮ってくれている方が来て、
もうひとりの世話人さんも合流して、3人で看取ってくれたそうです。
そのあと駆けつけたトナカさんや、早朝の世話人さんと皆で埋葬してくれたそうです。
私は夜にその話を聞いたので、最後には間に合いませんでした。
タノシロさんは死期を感じていたんだと思います。
ずっと人間不信で、人に体を触らせなかった子が、今年になって、手からご飯を食べるようになり、
今まで絶対に口にしなかった薬を混ぜたご飯も、スープにしたら飲んでくれるようになり、
先日、初めて触らせてくれました。
その時、実は哀しい予感を感じていたんです。
「最後だからいいわよ」と言われているみたいで。
予感は的中してしまいました。
私に触らせてくれた翌日、早朝の世話人さんにも触らせたらしい。
最後の最後に打ち解けてくれたんです。
そして皆にお別れを言って虹の橋を渡りました。
野良猫で最後お別れが出来ることはめったに、いえ、ほとんどありません。
大抵、人知れずいつのまにか姿が見えなくなってそれっきりです。
なのに、タノシロさんは皆に別れを言って旅立ちました。
別れは辛いけれど、頑張ってくれたし、甘えてくれたので
これ以上悲しまないようにしようと思います。
年末の、こんな最後の日に申し訳けないですが、
たまうきさんをはじめ、皆さんにコメントをいただいたばかりなので、ご報告させてもらいます。
タノシロさんは本当に幸せな人猫生でした。
それをお伝えしたくてアップさせていただきます。
下記は、タノシロさんを始め、集会場のにゃんこたちをずっと撮影していらっしゃる、
Tednakagawa さんのInstagramです。
元気な頃のタノシロさんから最近のものまで7枚アップしてくださいましたので、
紹介させていただきます。
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