新しいドラマの話をしていたら、よんばばさんから
「岡田惠和さんの『ファイトソング』は見られてないですか?」というコメントを頂戴した。
失念!
岡田さんが新ドラマを書いていられたのか。
収拾付かないほどの番組リストから件のタイトルを探したら、
何故か第二話からしか録画をされていない。
ダメじゃんと自分をののしりながら、第一話を配信で鑑賞。
あらぁ、びっくり。
第一話の2/3くらいまで、恐ろしいくらい話が弾まない。
ヒットの予感のあるドラマは、最初の10分で掴まれるくらいキャッチーなものだし、
岡田さんの脚本ともなれば、なおさらであるから、「あらら?」と思った。
ところが。。。。
残り1/3にさしかかった所から、急に物語が展開しはじめた。
「岡田さん、やっぱり、策士だな」と感心した。
最初を意識的に静かな導入にして、
白黒映画から一気にカラーになるような味付けを、岡田さんは考えていらしたのか。
面白い!
ファイトソング、というのは、
ヒロイン ( 清原果耶 ) の為の曲を、一発屋のミュージシャン ( 間宮祥太朗 ) が
作っていくということなのかしら。いやそんな単純なことではないか。
【序盤のあらすじ】
空手の日本代表を目指していた木皿花枝 ( 清原果耶 ) が、事故で全てを失いどん底になり、
無気力でグダグダの毎日を送る。
幼馴染の夏川慎吾 ( 菊池風磨 ) が経営するハウスクリーニングでバイトをすることになった。
慎吾は昔から、花枝を嫁にすると公言してはばからない。
そんなある日、かつて一曲だけヒットを出したが落ちぶれたままのミュージシャン・芦田春樹 ( 間宮祥太朗 ) の家を客先として訪れることで、春樹と花枝の奇妙な2カ月の恋人生活が始まる。
主役の三人がとてもいい
花枝役の清原、慎吾役の風磨、春樹役の間宮の三人がとてもいい。
三人が、三人三様のナイーブさを見事に醸し出しているのが素敵だ。
第一話では、彼等ひとりひとりが持つ心の奥底の、繊細な傷ついた部分を、
岡田さんは丁寧に描いていたのだと、今ごろ気づいた。
リアルタイムではもう、七話まで進んでいるらしいが、
我が家では、一話一話丁寧に大事に観ていきたいと思う。
カーリングの中継も観ないといけないし。
よんばばさん、大切な情報を教えていただいてありがとうございました。
すんでのところで見逃すところでした。
第一話、第二話で特に感動したところ
恋をしたことないの?
人との距離感や、自己表現が不得手な変人ミュージシャンを見事に演じている。
この人は凄い。
こんなにナイーブな役が出来る俳優さんだったのか、とにかく凄い!
もう一人、菊池風磨くんにも感心した。
なんて清々しい演技をする人なのだろう。惚れてしまうがな。
春樹と慎吾が最初に話をするシーン。
慎吾が、直角のおじぎをしたところで涙が出たわ。
隣のMOURI が
「なんて所作の綺麗な子なんだ」と感心していた。
こんなシーン。
初対面の花枝に「恋人になってくれないか」と言ってしまったことを悩んでいた春樹は、
二回目のクリーニングに花枝が来なかったことに動揺する。
コミュ能力の低い春樹は慎吾に、花枝が怒っているのではないかと尋ねる。
「あの」
「はい、なんでしょう」
「いや、あの、、、先日来ていただいた方」
「あっ、木皿ですか」
「なんか、怒ったりしてました?」
「え? いや、怒ったりはしてないですけど。ああ、お客様にお会いして、歌ってもらって。」
「 ⵈⵈ 」
「感動したみたいです」
「 ⵈⵈ 」
「そう言ってました」
「 ⵈⵈ そうですか」
「えっなんか、怒らせるようなこと、したんすか」
「あ、いや、あの、そういうわけでは。ならいいです」
「泣いたって言ってました。泣かないんけどね、あいつ、絶対」
「 ⵈⵈ 」
「だから、よっぽど嬉しかったっていうか、感動したんだと思います」
「あの」と、深々と頭をさげる慎吾。
「ありがとうございました。あいつ、泣かしてくれて」
「いや、ああ」
間宮祥太朗くんも魅力的だが、初回は菊池風磨くんにぐっと摑まれてしまいました。
本日の昼ごはん
先日スシローで食べた「うにまぜそば」を再現してみたくて、材料を揃えた。
粒ウニの塩漬けは、練馬IMAの魚力さんで求めたもの。
うへーっ失敗、写真を撮るまえにかき混ぜてしまった。
粒ウニに生クリームを混ぜただけでは、しょっぱかったので、
豆腐を混ぜ込んだが、これも効果なし。
やはりある程度の汁気がないと混ざらない。
結局、出汁スープを加えたが、中途半端な仕上がりになってしまった。
粒ウニはまだ半分あるので、後日再チャレンジをすることにした。
本日の夜ごはん
つまみ三品盛り、じゃがいものアンチョビ和え~ピンクペッパー添え、
ブロッコリーのツナマヨ和え、たこのガーリック炒め
今日の三品盛りは全部手のこんだものだった。全部それなりに美味。
新玉ねぎのすりごままぶし
新玉ねぎの美味しい季節。
すりごまと鰹節をたっぷり混ぜ、ごま油とポン酢で仕上げてみた。
ごま好きの私はウマいと思ったが、となりのしとは首をかしげている。
本日のメインはおすいとん
澄んだスープの美味しいおすいとんは、初日の楽しみ。