Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

森沢明夫 著『海を抱いたビー玉』

11月01日記載

 

 

森沢明夫 著『海を抱いたビー玉』を読了。

いやぁ、泣いた 泣いた  号泣した。

 

先月27日の拙記事で、愛車Rikacoと泣きながらお別れして東京に戻ってきたこと記した際、

コッチ (id:acchikocchiitiza) さんと、石畳のん♪ (id:nonishi) さんからコメントを頂戴した。

 

 

その中に書かれていた本が『海を抱いたビー玉』だった。 

 コッチ (id:acchikocchiitiza)

のりものってとくにあいちゃくのわくものですよね♬
森沢明夫さんの海を抱いたビー玉をおもいだしたことでした

 

 石畳のん♪ (id:nonishi)

お辛い悲しいお別れでしたね!(-_-)
でも、Rikacoさんとの思い出は
永遠に残りますね♪ (*^。^*)

森沢さんの その本、私も大好きです♪
初めて作家にファンレターと なぜか
日焼け止めを送った思い出もアリ!

暫くどっぷり浸かっていましたが
ブログが無くなってしまってから
殆ど読まなくなってしまいました。

森ちゃん元気で新作書いてるかな?

 

すぐに図書館から借りてきて読んだ。

もうもうもう。

今の自分の、、、というより Rikcaoの心境になってしまって悲しかった。

 

本の内容はこんな⤵

内容

運転手の親子に愛されたことで「心」を持った瀬戸内海の小さなボンネットバスと、手にした者に勇気を与える不思議な青いビー玉が、時代を超え、運命に導かれながら旅をしていくファンタジー。

少年と、バスと、少年の心を持った魅力的な大人たちが「生きることの美しさ」を優しく語りかけてくれる、事実をもとに描いた奇跡と感動の物語。

驚きのラストに、あなたもまちがいなく「幸せの溜め息」をつくことでしょう。

「幻の青春映画」と呼ばれた名作の、待望の文庫本です。

ブクログの作品紹介・あらすじから

 

本はハッピーエンドに終わる感動作なのだが、私はRikacoとの別れを思い出してしまったのだ。

主人公のボンネットバスは紆余曲折あった後、素敵な人たちに囲まれ第二の人生 ( 車生?) を送れるのだが、愛車Rikacoは廃車になってしまったから。

もしこの物語のように《愛されたモノに心が宿った》としたら、Rikacoは捨てられたと辛かっただろうなぁ、と。

 

あーもう駄目。

そう考えるだけで、今も涙があふれて止まらない。

ボンネットバスが、物語の中盤に廃棄状態になって、その時にだんだん意識が薄れていく場面を、

私は寝床の中で読んでしまったものだから嗚咽が止まらなくて困った。

 

物語は、ボンネットバスの語りと、人間側の語りとが交互に展開している。

その中で、ボンネットバスのセリフ ⤵ こんな下りが印象的だった。

ボクは思った。モノとは、自分の生き方を自分で決めることができない物体のことだ。

だったら、モノが幸福になるには、どうすればいいんだろう?

ただ、偶然を待つだけ?

自分の思うとおりに生きられる人間をうらやましく思った。やりたいことを自分で見つける自由と、それをやる自由の両方が与えられているなんて⸺。

p.177

 

素敵な大人たちが沢山でてくる話で、とても優しい文章だったし、

心が温かくなる題材を多く扱っているらしいので、

森沢明夫さんの作品、あと何冊か読んでみたいと思った。

 

 

コッチさん、のんさん、ご紹介いただきありがとうございました。

 

 

 

 

本日の昼ごはん

焼きすぎたパンと綺麗にできた目玉焼き

スープはちょっと贅沢に海老入り(⋈◍>◡<◍)。✧♡

じゃがいも、にんじん、たまねぎ、ごぼう、えのき、ピーマン、

鶏肉からとったスープに海老を入れ、ほんのりと味。

体にしみいるようなスープになりました。

 

 

本日の夜ごはん

珍しく三品盛りはなし。

ちょっと不調の日、豚足とパンを買ってきてもらって食べました。

それでもビールは飲む (;^ω^)