Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

『ビブリア古書堂の事件手帖~ 扉子と虚ろな夢』

 

ブックオフ購入の本から手始めに読んだのは『ビブリア古書堂の事件手帖』だった。

第二シリーズ・扉子編のⅢ「扉子と虚ろな夢」

 

ビブリア古書堂の事件手帖は、今までに11巻 発行されている。

※ 栞子編が7巻 扉子編が4巻

 

【概 要】

栞子は、北鎌倉にあるビブリア古書堂の店主である。

栞子編は、ビブリア古書堂に勤める五浦大輔の目線で物語が進められていく。

※ 事件手帖とは、ビブリア古書堂に持ち込まれた本に関する相談ごとを、

  栞子がどのように解決していったかを大輔が手帖に綴った日記という意味でつけられている。

 

やがて栞子と大輔は結婚し、女の子が生まれる。

娘の名前は扉子。扉子は、母に似て本の虫である。ある日、扉子は父・大輔の「手帖」を見つけ、そこに書かれたビブリア古書堂のもう一つの仕事に惹かれ始める。

 

扉子編では、扉子が父の真似をして「事件手帖のようなもの」を書いていくという形になっていくが、

第1巻はその体裁は整っていない。

扉子がまだ子供なので日記 ( 手帖 ) を書くという形ではなく、各章の主人公の目線で語られていく話を、章と章の合間に栞子が扉子に話して聞かすという形をとっている。

 

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第1巻を読んだのは5年半も前のことで、栞子から扉子への変動期だったため、感動が薄かった。

それ以来、遠ざかっていたけれど、今年3月に最新刊 第4巻が発行されたらしい。

ブックオフで買ったのは3巻なので、まだ読んでいない2巻と4巻もどこかで探して読んでみようかな、歯抜けも気になりますし💦

 

 

【第3巻 扉子と虚ろな夢】

古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。

依頼人は樋口佳穂といって、別れた夫との間にできた息子・恭一郎を育てている。

元夫の康明は、虚貝堂という古書店の三代目になるはずだったが先ごろ癌で死んだ。

依頼内容は、彼の蔵書約千冊が、義父 ( 二代目当主・杉尾正臣 ) の手により処分されようとしているのを阻止して欲しいというものだった。

佳穂は、蔵書は息子が相続すべきものだと言い張る。

 

この相談に栞子は一抹の不安を感じる。

二代目当主の正臣は栞子も良く知る人物で、古書組合支部の理事を長く務め同業者の信頼 厚い人だった。

佳穂曰く、正臣は藤沢の古書即売会で売りに出すの一点張りとの由。

この即売会にはビブリアも参加予定なので、そこで説得するという話になった。

 

・・・と、この流れであれば、従来なら即売会に栞子がいないわけがない。

だが、栞子はあとを大輔の託してイギリスの買い付けがあると出国してしまう。

即売会では本筋の事件以外にも、映画パンフレット『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』・樋口一葉『通俗書簡文』・夢野久作『ドグラ・マグラ』などに絡んだ騒動が起こる。

それを解決する人物は、扉子だったり、恭一郎だったり、栞子の母・智恵子だったりする。

 

ミステリー小説なので、詳しいことは書けないが、

本のテーマは、恭一郎と扉子が仲良くなり、本への興味を深め成長していくことにあるようだ。

恭一郎は、読書家の父から離れて育った為、本に親しむ環境になかった。

そんな青年が、ひとつ年上の扉子に触発され、本の面白さに目覚めていく。

いわば栞子編における大輔の立ち位置だ。

 

正直なところ、初期の栞子編のワクワク感は得られていないが、今後の展開で気になることがある。

篠川智恵子の独白だ。

 

栞子の母・篠川智恵子は、古書に関して娘を凌ぐ知識を持つが、強引な取引を行う強かな面がある。

栞子は、そんな母に脅威を覚え、距離を置く。

智恵子は、自分を反目し続ける栞子の代わりに、孫娘の扉子に目をつける。

欲しいものは決して逃さない智恵子が、今後どのような行動に出るのか、、、

それを匂わせるところで今回の本は終わるのだから、やはり次巻も読むしかない。

 

因みに賛否両論だったドラマ版『ビブリア古書堂の事件手帖』で、

私が忘れられないのが智恵子役を演じた彼女だった。

「自分が狙った獲物は決して逃さない」

笑っているようでいて 獰猛に見えませんか? 彼女の目つき。

らんらんと輝く彼女にひとにらみされたら、怖いだろうなあと思ったものです。

 

 

 

本日の昼ごはん

野菜マシマシのサッポロ一番 生姜ラーメン