吉田修一さんの『台湾迷路』という作品を読んで、
単行本化されていないその作品が掲載された「エソラ」という雑誌で再読したくなり入手。
不思議なんです、
全集や単行本で読むのと初出のものは感動や味わいが違うんです。
洋服や宝石など身に着けるものに一切頓着ない私が、唯一欲しくなるのが書籍類。
古い雑誌の第一巻や、明治大正昭和の作家本に目がない。
勿論何十万もする人気本はないが、チマチマと買い集めていたら本棚がとんでもないことになった。
夫と私は本の趣味が違い本棚が別。
彼は大切な本以外はこまめにブックオフしているので本の増殖がない。
しかし私はたまる一方。
私が死んだら、迷惑なことだな・・・
そろそろ終活も考えなければならないお年頃、少しずつ整理して手放さなければならない。
でもなあ。
ビブリア古書堂の栞子さんのような、色々な本に精通している古書店に知り合いがいればいいのだが、
私の蔵書は渋すぎて普通の古本屋さんにかかれば<屑>同然。
言葉と、絵と、空想力と。ピュアな「物語雑誌」⤵
表紙のそでの部分を開くとイラストが続いている、凝った装丁。
裏返すとそのまま目次になっている。
本日の昼ごはん
鶏つくね蕎麦
つくねを丸めていないところに作者の雑さがにじみ出ている。
本日の夜ごはん
ひとり飯なので冷凍のご飯とカレーをチン