Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

珍道中 有楽町から日比谷まで

 

役所広司 主演映画『PERFECT DAYS』を観るために有楽町に来た。

場所は、先日『ハロルドフライ~まさかの旅立ち』を観た映画館だ。

(・・・と思った) 

朝一番 一日一回の上映。

 

映画館に着いたのが9時05分、まだ映画館のシャッターは閉まっている。

開場を待つ人は3組、私は最後尾に並び、シャッターが開くのを待つ。

 

9時15分。

シャッターが開き、チケット購入が開始された。

「アンパンマン 大人2枚」 ( 前の人は、アンパンマンを観るのね ) 

私の番がきたので、元気よく「パーフェクトデイズ 1枚」と言うと、

窓口の女性が、えっ?という顔をしている。

「初回上演は、アンパンマンですけれど・・・」

 

???

 

「あれっ? パーフェクトデイズではなくて?」

「・・はい」

「東宝、、、」

「ここは東宝系ではないんです」

「じゃ、パーフェクトデイズは・・・」

 

窓口のお嬢さん、パソコンでさささっと調べ始めた。

「あっ『パーフェクトデイズ』なら、TOHOシネマズで 9時40分ですね。

 まだ間に合いますよ、場所おわかりですか? 

 日比谷シャンテの横のビルです。目印はキングコングです」

ありがとう、お嬢さん。走るよ 私。

 

やっちまいました、また、いつもの、思い込み

「君はさ、思い込むよね。もう少し自分を疑った方がいいぜ」

MOURI に、いつも言われているのに・・・・💦

 

走りましたよ 有楽町から日比谷シャンテ前まで。

・・・嘘をつきました、走れません 私は。

小走りに、、、いえいえ、心は小走り、体は早歩き。

 

15分あったので、なんとか間に合ったが、なんだかなあ。

前にも、こんなことあったなあと思い出した。

 

打ち合わせ場所に指定されたのが、東京會舘のティールームだったので、有楽町の東京會舘に着いたら工事中で、日比谷シャンテの地下にある東京會舘のティールームだった。

それで今回と同じコース ( 有楽町から日比谷まで ) を走ったことがあったっけ。

私は有楽町と日比谷を走るのが好きなのかも知れません。

 

さて、映画の話は後日することにして、

適度な運動と、静かな感動を味わい、お腹が空いた。

昔この近くに美味しい中華料理屋さんがあったのだが、閉店してしまった。

garadanikki.hatenablog.com

 

仕方がないので新規開拓

ここはどう?

失敗しても安いからいい

 

店内は、二人掛けの小テーブルが五つと、四人掛けのテーブルが一つ、

カウンターには椅子が四つ。

接客のおばあちゃまと、厨房にも年配の女性が二人。

調理はおじいちゃまがされている様子。

 

エビフライ定食 4尾   950円を注文

おーなるほど、確かに4尾だが、細くて小さいカリカリのやつ。

そりゃあそうだわ

 

でも、ご飯・味噌汁・小鉢 ( キュウリの漬物とピリ辛こんにゃく ) がついて950円はスゴイ!

ご飯の量は、おばあちゃまがどんぶりによそったのを見せてくれて「このくらい?」と聞くのを、お客さんが「もう少し大盛で」とか「その半分くらい」と、めいめいにこたえている。

私は、このくらいにした。

 

アジフライとサバの味噌煮が人気の有名店

日比谷のど真ん中で、昭和にタイムスリップしたような店で、なんだかとても落ち着いた。

昼どきにはなかなか入れない人気店のようなので、12時ちょい前にすべり込むのがよさそうだ、また来たいと思う。

だって、こんな張り紙があるんだもの

「いわしフライ ¥850 」

 美味だぜ そこの所よろしく にわろた。

 

いわさきさん、創業は大正9年だって、そりゃスゴイ歴史だわ。

流石に厨房のおじいさんは、二代目なんだろうなあ。

 

追記 ) 

note.com

有楽町ひとさんぽという番組で、店主のインタビュー肉声が聞けました。

店主・岩崎博茂さんは三代目。初代のお祖父さまはガード下でおでん屋を開業、それが大正時代のことで、二代目・父君がこの場所で定食屋さんをやられ、博茂さんは17歳の時に追い回しからはじめて店を継がれたらしい。それからかれこれ60余年。

とにかく界隈では有名な店だった。

 

 

さて、本日は曇天いくぶん気温が低いので、有楽町の界隈を散策しよう。

 

新有楽町ビル

ここは先日来たときに見つけた閉館になったビル。

隣の有楽町ビルも閉館になっていて、ふたつ合わせて建て替えするようだ。

 

新有楽町ビルは、窓枠も建物の角も、エッジを切ったオシャレな施工

こんな凝った造りのビルを壊してしまうなんて勿体ない。

 

正玄関に灯りが点いている。

 

館内の写真を借用

民芸調の陶板タイルが美しい。

これを壊してしまうなんて、かえすがえす勿体ない。

 

ぶらぶら歩いていたら、ビルの谷間に迷い込んだ。

ビルの壁に豆灯を渡してある、点灯させると祭気分。

有楽町「SLIT PARK」という屋外路地裏スペースを作ったのは三菱地所

wick-slitpark.studio.site

 

キッチンカーが各処に乗り入れられていて、

 

日替わりランチをこんな所で食べられる。

 

丸の内のOLさん、羨ましい

 

有楽町 西口から交通会館を望む

 

朝いちばんで間違って来たのがイトシアというあのビル💦

イトシアの右手には、先日来店した中国料理店「中園亭」がみえる

 

交通会館の最上階展望レストランも健在。

だがいつ壊されてもおかしくない。

 

イトシアの地下で見つけた韓国の総菜屋さん

キンパと、サムゲタンをお土産にしました。

 

 

パンも買って帰ろう

おやおや?

嬉しー! ずっと探していたミートパイがあった。

そうそう。これです!私がずっと探していたミートパイ

ミートパイが食べたくなったら、ここに来ることにします!

 

 

 

 

本日の朝ごはん

ざるそば

 

本日の昼ごはん

いわさきでエビフライ定食

 

 

本日の夜ごはん

點の冷やし担々麺

 

夜食に

キンパ、サムゲタン、ミートパイ