Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

大河ドラマ『真田丸』をやっと鑑賞

 

今日はMOURI が仕事の飲み会とのこと。

昼から夜までの時間を使って、NHK大河『真田丸』を一気見した。

真田丸はリアルタイムで見ていなかったが、その後少しずつオンデマンドで視聴していた。



真田家といえば信州・上田。

母が晩年住んだのが長野県上田市内だったので『真田丸』が放送された当時は大河の話題で賑わっていた。

リアルタイムでは母のことでバタバタしていたため、心身ともにドラマをゆっくり見る余裕がなくスルーしていたが、ここにきてやっと鑑賞しはじめ、、、、

本日、最後まで見終わった。

面白かったーー

草刈正雄さん演ずる昌幸と息子たち ( 長男・大泉洋と次男・堺雅人 ) の掛け合いに笑い、

戦にかけて天才的な能力を持つ父の発想についていけず「父上の考えることはわからん」という大泉洋の表情が愉快だった。

戦乱の世の中だから男たちのドラマだけれど、それを支える女たちの描かれ方もいい。

 

人質として色々な武将の元に送られながら毅然とした態度で暮らすおばば様・草笛光子と、

緊急事態が起きても着物や扇子を手放せない公家出の薫・高畑淳子の対比が面白い。

真田薫 ( 高畑淳子 ) ……信繁 ( 堺雅人 )・信之 ( 大泉洋 ) ・松 ( 木村佳乃 )の母で、昌幸の正室。

公家出身の女性で、着物が好きで緊急事態が起きてもつづらに詰め込んで手放さない。

「捨てていけ」と言われても「できません!」と抵抗して家族を困らせる。

 

真田家長女・松 ( 木村佳乃 ) ……夫の小山田茂誠とはラブラブで、天真爛漫な性格。深刻な状況でも場違いなほどあっけらかんと的外れなことを言って家族をあきれさせる。

 

こう ( 長野里美 ) ……信幸の先妻。

物語の前半は病弱で頻繁にせき込んだり体調不良で信之を心配させるキャラクター。

後半、信之が政略結婚で本田忠勝の娘・稲 ( 吉田羊 ) を迎えなければならなくなると離縁させられるが、薫の計らいで侍女として引き続き信幸に仕えるようになってからは病弱な身体から一転し丈夫になり、稲と信幸とを支える。

 

これ以外にも、家康の側室を演じた斉藤由貴の魔女ぶりや、北政所・鈴木京香と茶々・竹内結子の対比も面白かったが、最も光るキャラクターは《きり》という人物だった。

ドラマのヒロイン きりの八面六臂

きり ( 長澤まさみ ) ……高梨内記の娘で信繁や梅とは幼馴染。

史実では諸説あり、信繁の側室だったという話もあるが真偽はわからない。

脚本の三谷さんはこの人物を《きり》という名前にして自由に活躍させた。

三谷さんは彼女は信繁の側室にせず、終生 寄り添い続けた相棒にしたてている。

 

例えば

きりは信繁に思いを寄せながらも、信繁とお梅 ( 黒木華 ) の恋を応援したり

信繁の大阪行に同行すると、秀吉の正室・寧 ( 鈴木京香 ) に気に入られ侍女になったり

秀吉の弟・秀次 ( 新納慎也 ) に好意を寄せられ側室になりそうになったり

細川屋敷に仕えることになりとガラシャ ( 橋本マナミ ) に感化されキリシタンになりたとい願い、ガラシャの最後を看取ったり、

佐助 ( 藤井隆 ) といい感じになり佐助にもい家康暗殺に成功したら「夫婦に・・・」と言われると秒速で「ごめんなさい」と振ったり

茶々 ( 竹内結子 ) の侍女として仕えさせられたり、

最後は秀頼の妻・千姫 ( 永野芽郁 ) を徳川家康に送り届けることに同行したりと大活躍

 

これが出来るのも きり という存在が史実に明るくない人物だったからで、

信繁とは 終生腐れ縁だという描き方が、可笑しくも悲しくもある。

 

この きり の最後のシーンに私はうなった。

千姫を徳川方に送り届け、

千姫を父・秀忠 ( 星野源 ) に引き渡したとたん

クルリ身をひるがえしたところで終わる。

これが きりの最後の映像だが、

これだけで信繁の元に走ったと感じさせる演出が、私は好きだった。

そんなわけで今頃ですが、わたくしひとり《真田丸ロス》です。

 

 

 

2019年04月24日の思い出

上田・大輪寺

ここは真田昌幸夫人-寒松院 ( 高畑淳子さんが演 ) のお墓がある場所


2016年04月15日の思い出

上田を訪れた時、ろくもん列車の動画をYouTubeにアップしたところ、BGMに真田丸の音楽を使ったと誤解され、著作権違反の注意勧告をされたことがありました。

下はテロップにいきさつを書いたものを再度アップしたもの⤵

地域によっては見られないとのことです(´Д⊂グスン

私の動画に流れていた音楽は私がつけたものではなく、

大河人気にあやかった上田駅がホームに大音量で流したものだった。

YouTubeには「私はろくもん線が撮影したかっただけだ、音源は上田駅のスピーカーから流れていたもので、故意に私がつけたBGMではない」と抗議して、著作権勧告は撤回してもらったけれど、やはり見られないようにされました。

 

そのくらい当時の上田では「真田丸フィーバー」だったというお話。

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2025年10月15日 昼ごはん

鴨そば

 

2025年10月15日 夜ごはん

コンビニめし (;^_^A