昨日の散策の続きです
天満宮から四つ辻までは、上下左右にうねった道が続いている。
道がうねっているというのは古道や川であることが多いから、
やはりこの道、嘉陵さんが歩いた道だろう。

少し下りやけば、四五丁にして四辻に制札ある所の前を〔此処即代々木村、この四辻を北に行けば井伊掃部頭殿やしき前より、千駄ヶ谷へ行く道なり〕南に行、
現代語訳版ではこう訳されている
少し下って行くと、四、五丁で四つ辻に制札が立っている所に出る。ここが代々木村である。
この四つ辻を北に行くと井伊掃部頭殿の屋敷前を通って、千駄ヶ谷に通じる道である。

キョロキョロしながら歩いていたら、気になる表札が点在している。
代々木八幡宮の「訣別の碑」の寄贈者と同じ名前である。
ここは、代々木陸軍練兵場跡地のすぐ隣だから、
陸軍練兵場の為に強制移転させられたという寄贈者が移り住んだとしても不思議はない。
寄贈者のひとりがちょっ珍しい名前だったこともありウロチョロとしていたら、
建物から出て来た男性に「何か御用ですか?」と声をかけられた。
行ったり来たりしながら道沿いの写真を撮っていたから不審に思われたのだろう。
「すみません。実は『江戸近郊道しるべ』という古書をたよりに著者の村尾嘉陵がたどった道を歩きまわっていたもので。そしたらこの先の四つ辻にある石標に〇〇さんというお名前を見つけて。そしたらまた同じお名前の家が沢山あったので、これはもしかして代々木八幡宮の灯篭を寄贈された御宅と関係があるのかなと思って眺めていました」
いきなりそんなことを言われ、相手も余計戸惑われた様子。
とにかく不審者ではない旨 説明しようと、持っていた『江戸近郊道しるべ』の文庫本を見せる。
「この本を書いた村尾嘉陵さんが江戸時代、代々木八幡宮に行くのにここを通られたらしいんですね。それで私もそれをたどって散策してたんです。」
「そうしたらもうひとつ気づきがありまして。実は代々木八幡宮に『訣別の碑』というのがあって、その寄贈者の一人にコチラ様と同じ名前の方があって。その寄贈者の方たちというのが、代々木練兵場が出来た時に強制移転させられたというんです。それで練兵場跡地から目と鼻の先のこの場所に同性のお宅を見つけたもので、もしかしたら関係があるのかなと思って眺めていました」
そう説明したら、やっとわかっていただけた様子で、表情を崩されたその方は、
「そうだったんですか、古書を片手に散策。それは面白そうですね」
「この道が江戸時代からあった有名な道だとは知らなかったです」
「うちは同性といっても分家の分家でして、それ ( 寄贈者 ) は本家じゃないかと思います。
この辺りにはまあ 親戚沢山住んでますしね。」
と。
打ち解けてお話ししてくださり、最後にこんなことを言われた。
「その本、もう一度見せてもらえませんか? 僕も買って読んでみたいです」
本にも興味を持っていただけで、不審者ではないともわかっていただけてホッとした次第。
さて、四つ辻の所は様変わりしていて勿論 嘉陵さんの書かれて制札などはもうない。

昔は正面にも道があり四つ辻だったと思われるが、今は突き当り。
正面上には首都高が走っていて、陸橋になっている下は小田急線の線路だ。
四つ辻 ( 陸橋 ) の手前右に古い石標があった。

嘉陵さんの「四つ辻の制札」はないけれど、
石標を見てもこの道が要所だったことがわかる。
天狗が描かれた石標

天狗の面、今は欠損しているが昔は鼻があったらしい。

大山道 道しるべ
渋谷が農村地域であった江戸時代、神奈川県の大山 ( 雨降山 ) への参拝は雨ごいの行事として欠くことのできない大切なものでした。また俗に大山石尊大権現といわれる阿夫利神社は商売繁盛の神でもあり、講 ( グループ ) の参拝がさかんに行われていたのです。
この道しるべは大山参りの目じるしとして江戸時代の弘化三年 ( 1846 ) に建てられましたが、道しるべに天狗の面が彫られた珍しいものです。
甲州街道から天神橋を渡ってやって来た人々は、ここから代々木八幡宮方面に向かい、現在は国道二四六号線と呼ばれる厚木大山街道 ( 青山通り ) に出て相模国 ( 神奈川県 ) に行きました。
渋谷区教育委員会

石標 正面 大天狗/大山石尊大権現/小天狗
右面 右 相州大山/北沢淡島 道 弘化三丙午年正月建立/願主 小糸弥兵衛
やっぱり小糸さんは、この辺りの名士だったようだ。
※ 石標の建立は、弘化三丙午年 ( 1846 ) で、嘉陵さんがこの道を通ったのが天保二年 ( 1831 ) だから、嘉陵さんは石標を知らない計算になる。
左上赤丸「天神社」から四つ辻を通り、井伊掃部頭下屋敷までの位置関係がわかる古地図⤵

大江戸今昔めぐりのアプリケーション
2025年11月07日 昼ごはん
MOURI が作ってくれた味噌煮込みうどん

赤・黄・緑のプチトマトを使ったな (;^_^A
これサラダのトッピング用の特別のやつやん


2025年11月07日 夜ごはん
鶏のレバーがあったのでイソイソ買ってイソイソ生姜煮にした

今日のメインは海老フライ

冷凍しそこねた海老だったのでワンパック使い切ったらこんなになった。
まあ食べちゃうと思うけど( ^ω^)・・・

水色の小鉢は、千切り大根の下に、、、

なめ茸が入っています。
MOURI は大根おろしになめ茸、私は千切り大根になめ茸

レバー、たまに食べたくなる。
本当は鶏レバーより豚レバーの方が好きだけれど、
近所のスーパーにはなかなか置いてない。

三品盛 左 じゃがいもと干し海老のソース炒め

三品盛 中 鶏スープを作る際に茹でておいた鶏肉を棒棒鶏風に

三品盛 右 姫ごぼうの漬物を細く切り、きゅうり・みょうが・大葉と和えたもの
味付けは姫ごぼうの漬物のタレのみ
