砧をぶらぶら歩き回り成城学園駅にたどり着き、
お気に入りの店「HANSEL & GRETEL(ヘンゼル&グレーテル)」に寄りまして。。。
ずっと探していたペンをゲットしました。
鉛筆のようなデザインなのです。
真ん中がシャーペン、上下がボールペンなんですが、これが書きやすいんです。
今まで使ってきたサインペンの中で一番好きな書き心地。
細くてなめらかな線が書けます。
シャーペンは、ほんとの鉛筆みたいに見えませんか?
これなら世田谷美術館でも使えるかも(笑)
いえ、使えません(笑)
あはは。
先日、世田谷美術館で係のお姉さんと「これは鉛筆か否か」という議論をしました。
美術館には色々な決めごとがありますよね。
写真不可はもちろんですが、筆記用具にも規制があります。
万年筆はもちろんボールペンもダメですが、世田谷美術館はシャーペンもダメとのこと。
シャーペンの芯は細いから、折れて飛ぶと美術品を汚したり傷つけたりする恐れがあるから。
じゃあ、これはどうなの?
展示会などで私が使うのは下のものです。
この芯は鉛筆よりはるかに太い。
0.5㎜と比べてもこの太さ。
世田谷美術館は、これもダメでした。
鉛筆を持っていない人には、貸してくれるそうです。
ゴルフ場や、演劇のアンケートを書いたりするのに使う、あの使い捨ての鉛筆みたいなのを。
これです、コレコレ ⤵
「ピツエン」っていうんですね、初めて知りました。
確かに鉛筆の芯です、これならそう折れることはないでしょう。
・・でも。
芯の太さでいったら私のも太いし、折れない気がする。
係員に見せましたが「これはやはりシャーペンですから」とやっぱりNG。
そうかなぁ。条件はクリアしてると思うけど、お堅いなあ(笑)
いつものように話飛びました。m(__)m
で。
シャーペンは鉛筆の形をしているけど、書き心地も鉛筆みたいです。
シャーペンの方は、芯が交換できるからいいけど、
ボールペンはそうもいかないから、ずっと探していた。
小さいのもあったので買いました。
会計の時、店員さんに、
「書きやすいですよね、コレ。ずっと探していたの」と言ったら、
「私もお気に入りでずっと愛用してます」とのこと。
「コレ、こちらの定番商品なのかしら? 書けなくなったらまた買いにきたいので」
そしたら「替え芯もありますよ」と言われました。
「ええええっそうなのーーー?」
話はしてみるものです。
そんな会話がなかったら、一生わからずじまい。
替え芯もゲットできました。
帰宅してMOURI に話したら、
「そんなに感動する話かな。ペンの商品名ネットで調べりゃ買えるんじゃない?」
・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・それもそうだ。
こんなことにも気づかず、何年も探していた自分が恥ずかしい。
そうよ、ありましたよ。
・・・・・・でも。
店員さんとの話は無駄じゃないんだから。
店員さんと話をしてもうひとつ、素敵な画家を知りました。
お店の壁に何点かその人のリトグラフが飾られていて、、、
それが、とても明るく元気になる絵なんです。
こんなタッチの絵です ⤵
お店の雰囲気にもとても合っていました。
店員さんに聞いたらば、Christophe Jehan さんという方だそうです。
買い付けに行った先でオーナーが見つけたらしい。
「会計の際、質問されるお客様も多くなったので、ここにこうしてメモして
すぐご案内できるようにしてるんですよ♡」
沢山の人が目をひかれているんですね。
Galerie Pascale Froessel Exposition Christophe Jehan
MOURI くんよ、
ネットは便利だが、こういう無駄話の中に、おもいがけない発見があるのじゃ。
・・・・苦し紛れにしか聞こえないって、自分でもわかる。
お気に入りの店「HANSEL & GRETEL(ヘンゼル&グレーテル)」
〒:〒157-0066 東京都世田谷区成城6-5-34 成城コルティ2F
TEL:03-5429-2525
定休日:無休
営業時間:10:00~21:00