ディズニー映画の「美女と野獣」を初めて観ました。
大広間でのダンスシーンは有名ですが、ベルが野獣の城に来た
いきさつも、本の虫だったということも知りませんでした。
村一番の狩人でマッチョなガストンに言い寄られても、
「あんな乱暴者は嫌っ」って相手にもせず、本ばかり読んでいる。
綺麗な娘なのに、村では「変わり者」と言われています。
仕方がないさ。
ベルの父親は発明家で、これまた「変わり者」なんだもの。
父親は自らの発明品を大会に出品しようと出かけますが、
道に迷ってオオカミに襲われて野獣の城に迷い込んでしまう。
そうなんだ、それがキッカケだったんだ。
蝋燭のルミエール、置き時計のコグスワース、ポットのポット夫人ら、家財道具に変えられた城の召使たちは、久方ぶりの客に喜んでもてなしますが、ご主人の 野獣 の怒りをかった父親は牢屋に放り込まれてしまいます。
父親が帰らないのを心配したベルが野獣の城にやってきて
「お父さんを開放して、代わりに私が人質になるから」
ということで、野獣の城に住むようになる。
そこから先はお馴染みの話で、怒りん坊の野獣が、召使たちにおだてられたり𠮟られたりしながら、ベルに優しくしようと頑張る。やがて人間らしい心を取り戻した野獣は、のろいがとけて、めでたしめでたしというお話。
それでですね。
野獣は、ベルが一番喜ぶことは何だろうと、お城にある図書室に案内します。
「この本、全部あんたにやる」みたいな話。
この本棚が凄いんだな。
ディズニーのアニメって転写に厳しいって聞いたけど、
こんなイメージ画でも、叱られちゃうのかなあ。
追記 )
本当にあった、こんな素晴らしい本棚が。
東洋文庫のモリソン書庫です!