Marcoが歩けるようになったのは一歳半だった。 ところが2歳になっても歩行器を手離そうとしない。 部屋から部屋へ敷居をまたぐのに、歩行器を「ヒョイッ」と持ち上げて「つつつ」と歩く。 Marcoにとって歩行器は《動く椅子》のようである。 なんて無精な子だ…
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