久し振りに上田に行き、母と義理父の顔を見てきました。
義父の容体 ( ※ 癌の闘病中 ) は一進一退。
入院はしているんですけど、頑張ってくれています。
昨日は強い痛み止めの麻薬のせいで、意識がもうろうとしていたんだそうですが、
今日、私が訪ねたらしっかりした口調になりました。
「ああ、まるちゃん。
また会えてうれしい。もう会えないかと思ったから」
涙が止まりませんでした。
「そんなこと言わないで、いつでもそばにいるからさ」
義父は静かに笑っていました。
義父が入院している間、母は文鳥のぴーと2人暮らし。
生れてからずっと いつも大家族の中にいて、1人で寝起きしたことがない母にとって、
寂しい日が続きます。
その母を慰めているのが、ぴー。可愛いやつです。
しかしこれが、、、母にいわせると「小悪魔」と化すことがあると言います。
寂しがるから一日一回籠から出してやる。
ところが出たら最後、籠に入れようと捕まえるのに1時間はかかるんですって。
私がやればものの30秒。
文鳥をだまくらかすくらい朝飯前さ。そんなのチョイチョイなのにな。
母は完全に馬鹿にされているようです。
とにかく人の手が好きです。
カメラで撮影しようとしてもこの始末。
仕方がないので母がカメラを持ち気をひこうとするけれど、、、ふんっという顔。
まじ、ガン見してる。
LeicaとOlympusと2台持っていったので、何とか撮れ、、、ま、、、あれ~?
やっとこさ一枚、撮れた。
鳥って面白いなあ。
しっかり見ようとする時、頭がかしげるんだ。
毛づくろい、、、いや、羽根づくろいというのか? これは。
凄く綺麗好き。
そして、新しもの好き。
チーズは食わんでしょう、君は。。。
写真には撮れませんでしたが、私が食べていた焼き鳥に興味深々で、
ちぎって見せたら食べちゃいました。
「おい、ダメだろう、それだけは」
これは母が作ってくれた朝ごはん
フレンチトーストにトマトを乗せてあります。
おー、こういう食べかたもあったかと感心しました。
関心したというか、呆れたのは母が作る数々の作品。
手芸好きの母は、また新しいものを生み出していました。
ティッシュペーパーのカバーなんだそうです。
左の黒っぽいのが編んだばかりのもの。
裏はゴムが通した穴になってて、そこからティッシュの箱を入れる、そうすると右のようになる。
我流です。
角っことか、よくキチンと納まるもんだと感心しました。
編み物って、結構三次元的想像力がないと出来んのだなあと知りました。
母の家には、手作りのものが沢山飾ってあります。
ぴーのバックに見える木みたいなのにも、自分で作ったぬいぐるみが沢山飾ってある。
たまに行くと、どんどん増えているので笑います。
ほーんと手芸が好きなんだなあ。