garadanikki

日々のことつれづれ 駄目駄目さんのガラクタ日記

玉川上水第二緑道

せたがや i-map - 地図 -

笹塚から井の頭通りに向かう緑道が目を美しすぎます。

タチアオイの見事なこと!

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赤や白はよく見るけれど、薄いクリームやピンクもある。

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緑道の下は暗渠。

玉川上水第二緑道といいます。

こんな緑道の脇に家があったらいいなぁ。見事な借景だもの。 

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誰が手入れをしてるのかしら。

地元の人か、区の人か、水道局の関係者?

やっぱりご近所の有志の方でしょう。

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ナデシコとか、インズチェンスとか、札まで立ててある。

 

向こうに散歩のワンちゃんがいます。

さっき目があってから、ずっと振り返って私を見続けています。

なんなんだろう、犬にガン見されるの、私。

飼い主さんが引っ張っても、ずっと動かない子もいる。

私の前世は犬? いや、栗鼠のはずなんだが ⵈⵈ 。

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ワンちゃん、やっと諦めて歩き始めました。

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もう少し近所なら日参するのだが。

この時期の緑道はどこも個性的で素敵です。 

あじの南蛮漬け

※ これは、2014年04月19日 21:00付のコンテンツです。
旧ブログ (JUGEM) から はてなへの移行に伴い、
一日だけ先頭にアップし、後日 作成日へ移します。

 

あじ。。。16尾

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初台マーケットの親父さんが丁寧に下処理してくれてるのを買ってきました。

私は、ぜいご取るだけ。

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2度揚げをしたあじはカリカリ。

揚げたてを甘酢漬けの野菜が入ったボウルにジュっと入れて、冷ますだけ。

この「ジュッ」が、作る人のご馳走。

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でかした! 今日の酢加減は最高です!!

今回は、黒酢と米酢と白ワインビネガーの混合酢にしてみました。

複雑な味わいで、柔らかい酸っぱさになりました。

f:id:garadanikki:20140914094311j:plain  本日の食卓 

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左から時計回りに

あじの南蛮漬け、しじみのスープ、新たまねぎのスープ、バンバンささ身

アハハ またやっちまっただ。スープがふたつ。

 

これはスープとカウントしないでおこう⤵

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新玉ねぎのスープ

南蛮漬けに使った玉ねぎの、丸い部分をこっちに回しました。

友だちが作っていたのを真似してから、我が家の《欠かせない一品》になりました。

 

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シジミのスープ

シジミを買ってしまったあと、土日は味噌汁作らなかったと気がついて、

渋谷の台湾料理店「麗郷」風に使ってみる。

麗郷はニンニク炒めだったね、全然違うか。

 

春雨とかぶの葉とシジミ。

なかなか美味しくできました。

今日は寒いからシジミのエキスで温ったまりましょう。

 

 

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バンバンささ身

冷蔵庫に、ささ身が沢山残っていたので、棒々鶏をささ身で作ってみました。

なんだ、鶏もも肉にひけはとらないわ。

おそるべし しっとりささ身。

⤴ 先日、ささ身がパサパサにならない方法で茹でたささ身です。

「BILL EVANS time rememberd」を観て、チゲ食べて・・・

BILL EVANS の映画を観に行きました。

タイム・リメンバードというやつ。 

小雨から本降りになった雨の中を結構歩いて、、、

渋谷のアップリンクに着いた時には、体が冷え切っていました。

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写真にも雨あしが写ってます。

かなりのドシャ降り。

 

ジャズ好きのMOURI と、あまりよくわからん私の共通項は、

ビル・バンスと、オスカー・ピーターソンと、ハンク・ジョーンズです。

最近は専ら、ビル・エバンスのピアノをBGMにして家事をしています。

 

MOURI は、ビル・エバンスの本も読んでいたから、よくわかったらしいが、

私は、登場人物 ( ビル・エヴァンスを知るアーティストや関係者たち ) ひとりひとりを全く知らない上、

早口の彼らの話を字幕で追うのに忙しくて大変でした。

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これぞビルって写真です。

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かなりのヘビースモーカーなんだな。

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ピアノに猫背になってかぶさるのも、かなりの弱視なのだろう。

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ビル・エバンスの曲の中で一番好きなのが Waltz for Debby

 

溺愛していた姪のデビイ・エヴァンスが2歳の時に書かれたと知りました。

本編にもその姪っ子さんが登場して、ビル叔父さんのことを語っていました。

 

小さい姪がヨチヨチという後ろ姿映像ならまだしも、

「ああ、あの人のために書かれたのかこの曲」と、妙にイメージが固定されてしまいました (-_-;)

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上演終了後 「どうだった?」と聞かれ、

「字幕を追うのに疲れたのと、寒かった」と言いました。

彼の方も、知っていた情報を超えるものや感動はなかったらしい。

 

映画館で観るよりも、DVDになったものを観た方がいいかも知れません。

家でなら、巻き戻したりしながら何回も観れますから。

素晴らしいスタッフやアーティストが彼のために集結したことだけでも、

貴重なものなんでしょうか、何回も観られたら感動も倍々なんだと思います。

 

いや、まったく

  猫に小判で申し訳ないです

 

体が冷え切ってしまったので、温かいものを食べて帰ろう。

韓国の定食屋さんに飛び込みました。

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さて、どんなものが食べられるのかな?

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純豆腐チゲにします、私。

鍋の先に配膳されたのがこちら。

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やっぱり韓国のお店は、金属のお箸だ ←ツルツルすべって苦手ですの w

 

おお~っ、いいぞ

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辛みが嬉しい。

ここにご飯を投入して混ぜ混ぜして食べます。

そうそう、この辛さと温かさ。

冷えた体の芯から温まりました。

 

帰りは、バスに乗ることに

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渋谷区には、ハチ公バスというのがコミュニティーバスが4路線あります。

最初のバスで乗り継ぎ危険を貰っておけば、路線が重なり合っているところで乗り継いだ二つ目のバス代はかからない。100円で乗れるのです。

普通のバスより背が低くてコンパクトで、乗り心地が良いし、安いしで、結構気に入っています。

 

 

バス乗り場にいたら、ベトナムかシンガポールか、そちら系のお国のお嬢さんが2人やってきました。

どうやら道に迷っている様子。

ホテルに行くのにハチ公バスに乗るように指示されたようで、私たちにスマホの画面を見せて

「ここに行きたいの、ハチ公バスに乗ればいいらしいんだけど、このバス停でいいの?

みたいなことを言ってます。

「そうそう。ここでOKよ」というと安心したみたいで笑顔がこぼれました。

 

大雨の中、2人とも傘を持っていません。

1人はウィンドブレーカーのフードで何とかしのいでいますが、もう1人はずぶ濡れです。

彼女らに私の傘を貸してあげ、私とMORUI は相合傘。

初めての経験です、相合傘だなんて、私たち。

なんたって、手をつないだり、腕を組んだりしたこともない夫婦なんですから。

 

バスに乗り込むと、二駅ほどで彼女らが降りるバス停です。

東急本店の所、丁度私たちが入ったチゲ鍋屋さんの近くに、目指すホテルがあるようです。

普通だったら歩く距離だけど、お国の観光ガイドにはハチ公バスも楽しめるようにと

組まれたものかも知れません。

彼女たちに「次が降りる駅だよ」とジェスチャーで伝え、降車ボタンを押してあげました。

⤴ 降車ボタンを押すことも教えてあげれば良かったけど。。。

傘は、降りてすぐのところがホテルみたいなので、返してもらいました。

彼女たちは何度も何度もお礼を言って下車していきました。

 

ホテルに着いたら、まずお風呂に入るんだよ。

良い旅を! 日本を楽しんでね!

 

 

帰宅して、夕食の第二弾です。

さっきのチゲ鍋はなんだって? あれはおやつです。

簡単に、手羽先を焼いて、一杯やってもらっている間に、

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こんなのを作ってみました。

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アスパラとチーズの春巻き焼き

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作り方は簡単。

春巻きの皮に、チーズを敷いて下茹でしたアスパラをおいて巻きます。

それを少量の油を敷いたフライパンで転がすように焼くだけ。

全部火が通ったものなので、春巻きに焦げ目がつけばOK

半分にカットしたものを皿に盛って、食べます。

 

これっ最高に美味しい! 良いつまみです。

春巻きとスライスチーズとアスパラを常備しておけばすぐできます。

是非おススメします。

 

今日は色々あったなぁ。

映画を観たりすると、大抵はどこかにひっかかって飲んで帰るというパターンですが、

早々に家に帰り、ビル・エヴァンスのCDを聞きながら飲むお酒もいいものです。

 

彼のエレガントのピアノタッチが、温まった体のすみまで潜り込んで、心までほぐしてくれました。

 

嗚呼、今日も楽しい一日でした。 

映画『金子文子と朴烈』を観る

下高井戸シネマで『金子文子と朴烈』を観てきました。

今回のお話は、いつにも増して長文です。ネタバレも含まれています。

これから映画を観ようとしている方、ご興味のない方は、スルーしてください。

 

『金子文子と朴烈』観ました。

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素晴らしかった。心 震えました。

チェ・ヒソ 演ずる文子の強い瞳に「いいのか、お前は」と胸をドンと押された気分でした。

日本人として史実を知らずにいた自分を恥ずかしく思いました。

 

 

私は、特定の政治思想も宗教も持っていません。

人がどんな思想を持っていてもそれを否定はしません。

しかしどんな立派な理念や理屈であっても、それを通すための争いを私は憎みます。

人を差別し、高じてそれが殺害に至ってしまった関東大震災の朝鮮人大虐殺に強い憤りを感じます。

 

 ⵈⵈと、いきなり重いに口調になりますが、映画を観てその思いが一層強くなりました。

そして集団心理が本当に《怖い》と感じました。

 

集団ヒステリーのなんと恐ろしいことか と。

この映画は、金子文子と朴烈の半生と関東大震災の悪夢を描いています。

混乱の最中、デマを信じる人々の手で多くの朝鮮人が虐殺されたことに警察が関与し、

軍の一部は自ら虐殺に手を染めたと、描いています。

さらに日本政府の官憲が国際社会からの非難を避けるため、事件の隠蔽を試み、

朴烈をスケープゴートにしたと、言及しています。

金子文子の獄死が、自殺だったのかどうか今もって謎ですが、

彼女の仲間達に「獄中で千頁も自伝を書いたんだ。遺書一枚もないのに自殺ではない」と言わせています。

 

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決して『反日映画』ではない

この映画は、関東大震災における朝鮮人虐殺の正当化のため「テロを企てた朝鮮人」として起訴された朴烈と文子の裁判を中心に描いた作品です。

 

制作したのは韓国の監督、キャストもスタッフも韓国人です。

しかし反日映画ではありません。

反日映画に作ろうとすれば、いくらでも出来る材料を持ちながら、

イ・ジュンク監督は日本人への批判で終わらせていません。

「そこに生き、そこで死んでいった人たちのことを、消して忘れないでほしい」

という強いメッセージを打ち出しています。

映画に込められた怒りと悲しみと強い想いに対して、私は深い敬意を表します。

加害者の系譜を持つ身 ( 日本人の1人として ) であると自覚しなければならないと思います。

 

大震災から96年が経ち、ようやく日本人の多くも「事実であろう」と認識し始めている中、

日本政府は、あくまでも虐殺に「政府が関与した」とは認めずにいることがとても残念です。

イ・ジュンク監督は、20年に及ぶ準備期間を経て、ようやく本作を世に出しましたが、

本当は、日本人の手で作られなければいけなかったものだと思いました。

 

映画には、史実と異なることも幾つかあります。

〇 関東大震災当時はまだラジオがなかったこと。

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〇 内務大臣の水野錬太郎を一連の事件の張本人としたこと。

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〇 挿入歌「伊太利の庭」は、昭和に発売された 唄:崔承喜(チェ・スンヒ)のものだった


水野錬太郎を史実と異なり、徹底した悪役としたことについては、

作品パンフレットに加藤直樹氏が以下のように触れています。

どこが史実と異なるのか。

 ~中略~

最も映画的、というより演劇的な演出が施されているのが、日本政府の官僚たちの登場場面である。

そのやりとりは、まるでコミカルな舞台のようだ。

 

とくに震災当時の内務大臣であった水野錬太郎がラストに至るまで一身に悪役を担っているが、あれはもちろん史実と異なる。というのは、水野が治安の責任者である内務大臣の座にあったのは震災翌日までで、朴烈らが検束された9月3日にはすでに大臣の座を降りているからだ。

 

翌年1月には再び内務大臣に就くが、水野が朴烈・金子文子の大逆罪による起訴までを主導したとは言えないだろう。水野が悪役となったのは、彼が内務大臣在任中だった震災の翌日に戒厳令が公布され、そのことが朝鮮人虐殺を煽る結果になったという経緯があるからだ。

 

震災直後、「朝鮮人が暴動を起こしている」という流言が広がるなかでの戒厳令公布は、流言を裏付けるものと人々に受け止められ、朝鮮人虐殺が拡大する一因になった。警察が流言を拡散し、出動した軍部隊も流言を信じて各地で朝鮮人を殺害した。

 

~中略~

 

水野に話を戻す。

彼を映画全体の悪役として描きだした監督の意図は、それによって、この物語が「日本人」対「朝鮮人」という民族的な構図に切り縮められないようにするところにあるだろう。

 

日本政府の狡猾さを水野が一身に背負う分、体制内の良心を体現する立花検事 ( これも実像とは異なる ) や、2人の支援する弁護士の布施辰治、作家の中西伊之助といった多様な日本人キャラクターを描き出し、物語に深みを与えることができた。

 

それによってある意味、朝鮮人たちの物語であると同時に日本人たちの物語になっているのかも知れない。」

 

 

加藤氏が書かれているように、私も2人の日本人のシーンが心に残りました。

1人は看守です。

彼は職務柄、バリバリの国粋主義者でしょう。

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が。

文子と朴烈の独房を行き来し、2人の往復書簡を検閲する内に、彼の何かが変わり始めます。

文子の手記を持ち出して読み、彼女の辛い生い立ちを知り、彼女への態度も変わっていきます。

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独房の机から手記が無くなったことに怒る文子。看守が手記を持って訪れます。

「読んだのか」という文子に、看守は手記を優しく手渡します。

「 ⵈⵈ ああ。誤字を直しておいた」と。

 

判事も2人に翻弄されながらも変わっていく人物です。

出世街道をすすむ立花判事は、水野内務大臣の命を受け、簡単にことをすませばいいものを、

文子や朴烈の調書をとる内に、彼らへの心の持ちようが変わっていきます。

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立花判事は、文子に転向を勧めますが彼女の信念が変わらないとみると、

精神鑑定をすすめます。←精神異常となれば、死刑はまぬがれるからか?

 

また、積極的に2人の往復書簡を許可。

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結婚の手続きも許可。

死刑が決定すると2人の写真撮影も許可します。

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これが有名な写真。

朴烈が故郷の母親に、妻の写真を見せたいという願いにより、

獄中で特別に撮影された写真です。

 

どうして二人は獄中結婚したか

朴と文子が同居を始めた頃、彼らはこんな誓約書を交わしていました。

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その一、同士として同棲すること。

その二、私が女性であるという観念を取り除くこと。

その三、一方が思想的に堕落して権力者と手を結んだ場合には、直ちに共同生活を解消すること。

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そんな2人がどうして獄中結婚をしたのか。それは朴の文子への想いからでした。

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死刑になれば、文子の骨を拾う者はいない。

籍さえ入っていれば、文子を故郷の朴家の墓に入れられる。

そう思った朴からのプロポーズでした。

 

イ・ジェフンの朴烈 チェ・ヒソの金子文子

朴烈を演じたイ・ジェフンも、金子文子を演じたチェ・ヒソもとても魅力的でした。

彼らの表情の豊かさは、日本人の俳優にはないものかも知れません。

主演の2人のキャラクターにより、重い題材の話が時に可笑しいシーンになりました。

抗議の断食の結果、主張が通りどんぶり飯をウマそうに頬張る2人のカット。

特にあぐらをかいて飯をかっ込む文子の姿が痛快でした。

 

不逞な輩を追っ払うため、おでんの汁をぶちまける文子⤵

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いたずらっぽく鼻をクシャっとさせるあの印象的な表情は、2人で考えたのだそうです。

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来日のインタビューで、チェ・ヒソがこんなエピソードを語ってくれてました。

「獄中で闘った2人の特殊な状況を考えて、何か2人だけのシグナルみたいな合図があったらいいなと思い、一緒にアイデアを作りました。それが(顔を)クシャッとする表情です。その表情が『アイラブユー』であり、『信じてるよ』でもある。監督に見せたら、いいねと言ってくださった」とのこと。

 

なるほど、そういう想いがあったのか。

 

いくら日本語が上手な俳優でも、やはり微妙な発音で気になることもありました。

文子が初めて登場するシーンで、朴烈の「犬ころ」という詩を朗読するところがあります。

「犬ころ」朴烈 1922年 ( 大正11年 ) 

私は犬ころである

空を見てほえる

月を見てほえる

しがない私は犬ころである

位の高い両班の股から

熱いものがこぼれ落ちて

私の体を濡らせば

私は彼の足に

勢いよく熱い小便を垂れる

 

私は犬ころである

  

その、犬ころの「ろ」の発音に、少々私は違和感を感じました。

チェ・ヒソさんの「ろ」が日本人のそれよりも若干 Rに近かったからです。

 

それは皮肉にも、私に十五円五十銭を思いださせてしまいました。

 

十五円五十銭

関東大震災で、自警団が朝鮮人か日本人かを見極めるために使った有名な言葉です。

「十円五十銭を言ってみろ」

この言葉によって多くの惨劇が生まれました。

 

 

忘れてはならないこと

物語のクライマックスで、水野は朴烈にこう言います。

「なぜ無期懲役にしたと思う?生きたまま世間に忘れさせるためだ。

 せいぜい長く生きたものとして世間に名を残せ」

 

水野は、こんな事件は一ヶ月もすれば世間は忘れてしまうだろうとたかをくくりました。

しかし現実は違います。

いえ、違わなければいけないのです。

あの凄惨な出来事は、96年経った今でも私たちは心にハッキリ刻み、

朴烈と金子文子の名も語り継がなくてはいけないことだから。

 

 

 

 

 

おまけのけ

映画上演前に館内に流れていた曲が、どこか懐かしい調べで。。。

映画の中でも使われていた『イタリアの庭』というタンゴだったのですが、

映画の歌声と、館内に流れていた歌声とははちょっと違うようでもあり、、、

ネットで探してみました。

 

YouTubeでヒットしたのは、淡谷のり子さんの「イタリアの庭」バージョンと

 

オリヱ・津坂さんの「伊太利の庭 ( 愛の歌 ) 」でした。

 

参考にさせていただいたサイト⤵ 

 

最後にひとりごと

この金子文子は日本人には描けない、と誰かが書いていました。

そうかも知れないと思います。

でも、あの人なら出来るかも・・・・

私のキャスティングは、

朴烈…椎名桔平 金子文子…尾野真千子

ビリヤニの作り方

美味しいもの、珍しいものを食べると自分でも作ってみたくなります。

そういっても絶対に手を出せないのが寿司と天ぷらだけど…ハハハ。

今、作りたい発作が起きているのが『ビリヤニ』です。

こんなやつ⤵

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先日食べたビリヤニのことを調べてみました。

ビックリしたのは、日本で本当の作り方をして提供しているレストランは少ないとか。

とても手間がかかる料理だからみたいです。

ですから、チャーハンみたいにしてビリヤニとする所とか、ビリヤニらしく見せるため、

白米を炒めたカレーチャーハンにまぶしてごまかす方法も横行したりするらしい。

とほほ。

 

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先日、デリバリーで食べたビリヤニが本物か、なんちゃってビリヤニかはわかりませんが、

それを知るためにも色々と食べ比べてみたい

そして究極は、自分で作ってみたい

 

〔どうやって作るか〕

ざっくり言うと、米を炒めて具材 ( カレー ) と混ぜるのではなく、

米は煮ておいて、カレーは別に作り、ひとつの窯にカレー、米と層にして蒸すのです。

出来上がりに、米の白い部分と、カレー色の部分があるのはそういうことらしい。

 

 

 

自分で作るのは、まだまだ先のことになりそうですが、

YouTubeで本格的の作り方を撮影している興味深い動画がありましたので、

貼り付けておきます。

 

長いので、多分ボーッと見てニタニタするのは私ぐらいかも知れんけれど。

話は変わりますが、私、洗濯機がグルグル回るのをみているのが好きです。

去年買い替えた洗濯機は、始動すると蓋が開かずにこの愉しみが出来ません。

洗濯機買う時に、蓋が開くかどうかも条件にすれば良かったな。。。

 

なんて話がぶっ飛びましたがYouTubeこちらです。

高級料理店ではなくて、町の、水も外に汲みに行くようなお店のものなので、

これを見たら ( 汚く感じて ) 食べたくないという人もいるのかも。

そういう人は、外食は出来ないかもよ、特にインドなんかでは。

私はぜんぜっん平気です。

 

 

 

参考サイト

「ビリヤニ」の本場の作り方をインド人シェフが解説!本物の味を楽しむ4つの条件 | 三越伊勢丹の食メディア | FOODIE(フーディー)

 

因みにクックパットでは、こちらの作り方が一番、気になりました。

cookpad.com

 

『ジジ』と『マイフェアレディ』

先日、コレット著『ジジ』をアップした折、

たまうきさんから、こんなコメントをいただきました。


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 映画Gigiの副題にA new fair lady とありますが、My fair lady もヘップバーンだったような、、。 

 

そうなんです。

『ジジ』と『マイフェアレディ』は、主役 ( ヘップバーン ) と脚本 ( アンジェイ・ラーナー ) が同じということもあり、共通点がかなりあります。『ジジ』が『マイフェアレディ』のパリ版と言われたりすることもあったようです。

 

「お転婆娘が教育され、エレガントなレディになり、男を射止める」という大筋も同じです。

しかしこの二つは違います。

『ジジ』は小説、『マイフェアレディ』は「ピグマリオン」という戯曲として世に出ました。

発表されたのも、フランスとイギリスです。

ジジを教育するのは、叔母であり社交界デビューが目的だったみたいですが、 

イライザを教育するのは、言語学者の研究が目的でした。

それを同一視させたのは、アメリカの映画界なのだと私は思っています。

 

因縁はあります

全く別の形で生まれた作品ですが、因縁は沢山あります。

それをご説明したいので、まず時系列にまとめた下表をご覧ください。

 

ジ ジ マイフェアレディ
原作者 ガブリエル・コレット 原作者 バーナード・ショー
  初演1913年 戯曲『ピグマリオン』ロンドン
初版1933年 小品『Gigi』フランス  

初演1951年 舞台『Gigi』ブロードウェー 

主演:オードリー・ヘップバーン

 
 

初演1956年 『マイフェアレディ』ブロードウェー

主演:ジュリー・アンドリュース

公開1958年 映画『恋の手ほどき』

主演:レスリー・キャロン

 
 

公開1964年 映画『マイフェアレディ』

主演:オードリー・へップバーン

 

注目すべきは主役のオードリー・ヘップバーンです。

ヘップバーンは『Gigi』の舞台で主役を射止めていますが、

映画化では、レスリー・キャロンに主役を譲っています。

一説には映画の主役を取られ、ヘプバーンはとても悔しがったといいます。

 

ところがそのヘップバーン、

『マイフェアレディ』の映画化の時、主役をジュリー・アンドリュースから奪い取っています。

当時、ブロードウェーで3年ロングランを続けてきた『マイフェアレディー』の主役交代はちょっとした騒動になりました。

 

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ジュリー・アンドリュースのイライザは抜群で人気を博していたからです。 

落胆したジュリー・アンドリュースに舞い込んだ仕事が、

ディズニー映画『メリー・ポピンズ』でした。

 

皮肉なことに、

翌年のアカデミー賞でオスカーを受賞したのはジュリー・アンドリュース ( メリーポピンズ ) で、

ヘップバーン ( マイフェアレディ ) はノミネートもされませんでした。

 

 

「ワーナーの横暴な主役交代と歌の吹き替えがマイナスだったのか」

とも思いましたが、それは違いました。

何故なら当時、ミュージカル映画の歌の吹替えはよくあることでしたが、

トップシークレットとされていたため、世の中の人は知らなかったんです。

 

マーニ・ニクソン

『マイフェアレディ』のオードリー・ヘップバーンの吹き替えをしたのは、

マーニ・ニクソンという女性です。

彼女は、他にも1956年『王様と私』のデボラ・カーの吹き替え、1961年『ウエスト・サイド物語』のナタリー・ウッドの吹き替えをしていました。

しかし、先ほども言ったように《吹き替えは業界のトップシークレット》

彼女の存在は、長年にわたり知らされませんでした。

 

ところが。

デボラ・カーが、インタビューで自分の吹き替えを彼女がしていることを暴露。

1965年の『サウンド・オブ・ミュージック』では、ファンの声がスタジオを動かし、

ニクソンは初めて修道女役の1人にキャスティングされ、晴れて銀幕にその歌声を本人の姿とともに披露することになりました。

 

『サウンド・オブ・ミュージック』のマリアというナンバー 

シスター・ソフィア役で、一番透き通った声で歌っているのが、マーニ・ニクソン。

声を聞けば「家庭教師アンナの声だ」「マリアの声だ」「イライザの声だ」とすぐわかります、今なら。

 

以上、私が知る限りのことを書き散らしましたが、

私なんかより、わかりやすくまとめているサイトさんがありました。

ご興味のある方は是非 ⤵


こちらはオードリー・ヘップバーンさんの貴重な写真をアップしているサイトさんです。 

 

おまけのけ

ジュリーアンドリュースが歌う『マイフェアレディ』の"loverly"を聞いていたら、

映画『マイフェアレディ』の吹き替え版 ( マーニ・ニクソン ) と、

ヘップバーンが歌うデモ版を聞き比べてみたくなりました。

 

まず、吹き替え版

そしてこちらが、ヘプバーン本人の声です。

 

個人的には、ヘップバーン本人の方が好きです。

レディーになる前のイライザの感じは、ヘップバーンの方が出ていると思うから。

本人も、吹き替えにされることをずっと抵抗していたとのこと。

考えてみれば、ヘップバーンも可哀そうだな。