アパホテルのチェックイン前に、昨夜気になった「金沢市老舗記念館」を訪ねまして、
もう少し時間があるので、そのまま歩いてみました。
金沢の町には至るところに用水路が流れていて、気持ちがいい。
ここは、長町というんですね。
ちょっと入ってみる
「村上」という有名な和菓子屋さんだったんだけど、買ったは「根付」
向いに何やら。。。
野村家 武家屋敷
入ってみますか
玄関で出迎えてくだすったのは、当主「野村伝兵衛信貞」さんの鎧
こちらのふすまは、全部ガラス張りなのね
このお庭、随分と木が多い。
あったあった、あれが見たかったの。
赤い矢印のとこ。
表に用水路が流れていましたでしょう?
最初は川とか言っちゃってましたけど_(._.)_
「大野庄用水」というのだそうです。
用水路沿いの家は、堀の所に水の取り込み口があったんです。水は屋内に入って何に使われているのか、とても気になっていたんです。どこだったかしら、やはり城下町で、用水路の水を屋内に引き込んでスイカやビールを冷やしたりしてたのを見たことがあって、ここもそうなのかなと思っていたんですが。。。そうか、野村家では庭の池に使っているんですね。
外の水の勢いが強いから、庭の水もゴウゴウしてる。
お庭を観るための席 ww
資料を読むと、ここは野村家の屋敷跡だけど、
建物は北前船で豪商となった久保彦兵衛さんの豪邸を移築したものらしい。
「上段の間」というのは、彦兵衛さんが、藩主を招いた時に、
こちらにお座りいただき、自分は一段低い間で拝謁するという場所みたい。
そうか、武家屋敷じゃなくて、武家屋敷跡なんですね。
ここに野村伝兵衛貞家が座って、庭を見ていたということじゃないんですね。
入り組んだ建物なので間取りを。。。
切れ縁を通ると、裏庭を通って、離れの茶室へ行けるようです。
栗が活けてあるw
「裸足のままお進みください」ですと(笑)
岩がテカテカになってますね。
振り向いて下を見てみると、こんな感じ。
中二階の高さから観る庭は、また趣きが違う
雪の時も綺麗でしょうね。きっと。
お茶室では、お茶も点ててくださるようですが、混んでるのでパス。
茶室の天井
桐板天井に神代杉の一枚板をおき、四国特産の数少ない「みどり松」でおさえた珍しい茶室なんですと。
茶室から切り縁に戻り、
つくばいなめの眺め
加賀藩千二百石 野村家の跡地に建つ、北前船船主、久保彦兵衛の移築宅でした。