garadanikki

日々のことつれづれ 駄目駄目さんのガラクタ日記

BOOKふるほん

澁澤榮一傳 難解ですけど面白い

むかーしむかし、しぶさわえいいちという偉い人がいました。 その人のことを、これまた偉い文豪が本にしました。 澁澤榮一傳 幸田露伴 タイトルの旧字でもわかっていただけるでしょうが、難解な書物です。 1ページ進むのに、何回辞書を引かなきゃいけないか…

志賀直哉とその周辺

先日は『志賀直哉の手紙』から、 『或る旅行記 青木と志賀と、及び其周囲』という未完の原稿の話になり、 その決定稿の『廿代一面』の話に転じましたが、この全集で読みました。 流石に有名な文豪だ、全集も分厚い ('◇')ゞ 図書館から借りてきた第一巻ですが…

志賀直哉「友への手紙」から

昨日、武田麟太郎と島木健作の作風について話をしましたが、 これに関連して志賀直哉が興味深いことを書いています。 百花文庫「友への手紙」 この本は、志賀直哉の書簡集で、昭和22年に発行されたものです。 通常、作家の書簡集は亡くなったあとに出るのが…

武田麟太郎と島木健作

武田麟太郎への興味から書棚をあさっていたら、この本を見つけました。 筑摩書房 日本文学全集 44 早稲田の古書店に一冊ぽつんとあったのを購入したもの。 買ってすぐ島木さんだけ読み、そのまま書棚にしまい込んでいた。 なんだ、島木さんと武田さんがひと…

好きな本のシリーズ

気に入った本 ( シリーズ ) があると揃えたくなるのも、本好きには多いでしょう。 私が収集したくなるシリーズの条件は、手触り、読みやすさです。 読みやすさは、好みの字体、好きな行間、天・地・のど・小口の余白具合、本のしなり具合などが必要。 手触り…

百年文庫

百年文庫というシリーズをご存知でしょうか。 2011年にシリーズが完結したポプラ社の商品です。100冊あります。 www.poplar.co.jp 一冊に一字、漢字が表され、その字にちなんだ短篇が三作収録されています。 100冊を読んだら300人の作家を知ることが出来ると…

読書の状況

昨日修理した本の、ページ落ち、治りました。 ちょっとばかり、ツレましたが、初めてなのでこのくらいは良しでしょう。 のどの部分もキチっと固まっています。 これで「歯車」と「ある阿呆の一生」が読める。 「歯車」は、筑摩現代文学大系の全集で読んでい…

本の修理をしました

Amazonから届いたもの ハケのセットと糊です。 古書の中には、読もうと思ったらぐずぐずになってしまうものもあります。 そんなのの修理を自分でしようと思い立ちました。 本の修理をしてくださる店はあるけれど、このくらいのことなら自分で出来るかもと。 …

トーマス・ハーディ 著『見知らぬ三人の男』の翻訳について

トーマス・ハーディ 著『見知らぬ三人の男』を読了。 ハーディ短篇集「月下の惨劇」より 前回のハーディ短篇集は、河野一郎さんの訳で読みました。 この本の翻訳は森村 豊さんという方で、河野さんより20年以上古い翻訳です。 ※ 1994年刊行 ( 初版は1935年S1…

北村 薫 著『秋の花』

北村 薫 著『秋の花』を読了。 いやぁ、傑作。 本当に面白かったです。 今日は一日暇だったので、温いお風呂に浸りながら ( 3時間 ) 読んで読んで読みまくり、 お風呂からあがってから更に読んで読んで、一日で読み終えてしまいました。 「円紫さんと私」シ…

北村 薫 著『夜の蝉』

北村 薫 著『夜の蝉』を読了。 ※ 写真はメルカリで安く手に入れた本で、4冊中、この本だけがしわしわでした。 「円紫さんと私」シリーズに第2弾。 大学生の「私」の話が3編、収録されています。 まず本のお話をする前に、気になっていたこの案件から⤵ 【円紫…

「植村家の庭園」という本

ずっと探していた『植村家の庭園』が手に入りました。 世田谷の「桜丘すみれば庭園」の敷地の所有者だったご家族が出した本です。 自費出版の本なので、なかなか手に入らなかった。 中身は かつて植村家の所有だった頃の庭園の写真が主で、 造園当時の写真や…

植村傳助さんから

桜丘すみれば自然公園に関連して、植村傳助さんのことを調べてみました。 植村傳助さんは、世田谷区桜丘にある「桜丘すみれば自然公園」の敷地の所有者だった人。 お父さんの家督を相続し「傳」を襲名、大正時代に羅紗商として成功された方です。 シュウウエ…

ハーディ著『テス』の上巻を読んで・・・

トーマス・ハーディの『テス』を、岩波文庫版 ( 井上宗次・石田英二 共訳 ) で読んでいます。 この版は、今最も手に入りやすいといえるもので、1960年発行です。 今 、上巻を読み終えたところですが、 下巻を待たずして感想文を書きたくなったのは、沸き上が…

東洋文庫ミュージアム

東洋文庫ミュージアムというのがあるのを知り、行ってみたくなりました。 招待券をゲット! 最寄駅は駒込。 駒込といえば六義園も気になりますケド。。 両方はムリなので、今日は東洋文庫ミュージアムだけにしよう。 六義園のあるブロックを通り越して、、、…

古書の軽さ

出先で本を読んでいて、ふと感じことがあります。 古書って軽くて持ちやすいと。 どうしてだろう・・・ 長い間に紙の水分が抜けたとか。。。ははっ、そんなことはないか。。。。 感覚的なものかどうか、計ってみました。 現在の本。333gもある。 昭和28年刊…

ビブリア古書堂の事件手帖 第6話

毎週、楽しみにしていたビブリアですが、正直言うと3、4話はダレた感じがしてました。 1、2話に比べてテンポが違うって言ったらいいかしら。鎌倉ロケも少なかったし。 ところが6話で盛り返したようです。 「こんな役で、この人 何かありそう ⵈⵈ 」と睨んでい…

ビブリア古書堂の事件手帖 第2話

ビブリア古書堂の事件手帖の第2話を見ていて遭遇した偶然に驚いた。たまたま読んでいた2冊の本が、ドラマに関連していたからだった。 一冊は『三浦一族と相模武士』で、88頁にドラマの舞台になった妙本寺が出てきたから。もう一冊は、ドラマの重要アイテム、…

ビブリア古書堂の事件手帖

フジテレビが、またまた鎌倉を舞台にしたドラマを作りました。 題材が #ミステリー #古本 #鎌倉 とくれば、超ドストライクゾーン! 見るしかないでしょう。 この世界、好きです。 古本がどーんと続く本棚がある、あんな家に住みたぁ~~い! 初見は内容を楽…

図書館について

荒崎で見た『荒崎の奇勝と歴史』という看板が気になっていて図書館通いをしています。 ところが、またしても住んでする地域の図書館に、探している本がありません。 読みたい本がない時は近くの区に借りに行ったり、取寄せて貰ってますが、 そうしなければな…

里見弴 著『桐畑』

この本は、1947年 ( 昭和22 ) 8月20日、桃季書院から発行されたものです。 題簽(だいせん) は、白樺派の同人で同い年の 長與善郎 の手によるもの。 見事です。 今年10月、早稲田の古本市で手に取り たちまち魅了された装丁で、 クタクタの和紙の手触りが心地…

森拓治 舞台出演作『白い夜の宴』

ウクレレ演奏家の森拓治先生が、その昔、民藝の舞台に出演したというお話を聞きました。 どのくらい昔の話かというと、1967年ですって。 45年も前の話です。 先生が懐かしそうに、その頃の話をされていた…と、MOURIから聞きました。 出演のきっかけは、民藝…

面影橋~穴八幡宮 戦利品も

( ※ 10月06日16:40のお話です ) 担々麺を食べてしまったので、いつもより沢山歩かなくっちゃ。 千登世橋の陸橋を降りてみます。 下は、明治通り。 千登世橋、綺麗な橋脚だな。 明治通りは都電と並行しています。 線路を渡って路地を歩こう。 何だか素敵なカ…