コロナの影響で、こんなに長いこと外食をしないことも初めてです。
自分で作って食べることは、嫌いでないが、
食の好みが偏りがちで、献立はマンネリ化の一途をたどります。
ああー刺激が欲しい! プロの料理が食べたい!
食べ盛りのお子さんがいらして、3食の食育を考えていらっしゃるお母さま方のご苦労はいかばかりか。。。
聞き分けのない子ではない夫の、第一の好物はすいとんです。
何か食べたいものがあるかと聞けば、おすいとんという。
夜食べて、翌朝食べて、二食が違う風味になるのも嬉しいしラクチンです。
暑いのか寒いのかハッキリしない天気です。
昨日は寒かったから、すいとんが有難かった。
今日は一気に暑くなり、口当たりの良いものが食べたくなりました。
最近のトマトは、甘くて食べやすい。
未だに、酸っぱいトマトは食べられませんのわたし。
失敗作ですわ、この色。
唐揚げを米粉で作りました。
見た目ほど、焦げ味はしません。
米粉で作る唐揚げは、小麦粉よりサクサクして好きなんですが、
すぐに焦げてしまうのが難。
能登の干物の、カマスが残っていたので冷や汁を作りました。
冷や汁は出汁と味噌で味を付けた冷たい汁物料理です。
大きく分けて、山形の冷や汁、埼玉の冷や汁、宮崎の冷や汁と三つあるようです。
私の母が埼玉なので、実家の冷や汁といえば、簡単なものをうどんや素麺にかけるものでした。
材料は、炒りごま、味噌、キュウリ、紫蘇、ミョウガなど。
すりこぎで炒りごまを擂り、味噌も擂り、野菜まで突くように擂って混ぜわせるのが特徴。
野菜 ( きゅうり ) を叩きつぶすことで、野菜の水分が抜けてしんなりして、
味噌に溶け込む、これがうどんに合うようです。
ところ変わって、宮崎の冷や汁はいいですねぇ。
いりこや焼きほぐした鯵などの魚が入るのだから豪勢だ。
炒ったごまに、ほぐした焼き鯵となれば、香ばしくてうま味も増し、埼玉の上をいくことでしょう。
そうそう豆腐も入るそうで、これならうご飯に合うご馳走です。
そんなワケで、今日の気分は宮崎風。
カマスもあるので、深い味わいになりました。
それでは一口、最後の〆に、いただきます。