年末特番ドラマ「志村けんとドリフの大爆笑物語」に感動 感心し、
( タイトル通り ) 大爆笑をさせてもらった。
主演の山田裕貴と 勝地 涼、遠藤憲一の演技に度肝を抜かれた。
このドラマは、誰もが知っているコメディアンたちの実話である。
左が本物、右がドラマ
演者たちは《本人に似せる》が大前提で、自由に役を広げることは叶わなかっただろうし、どんなに寄せたところで面白くなるかは別問題、プレッシャーだけは半端ない作業だったと思う。
それなのに、皆のコントは肩の力が抜けていて、楽しそうに画面に映っていた。
全員が、ドリフターズに熱いオマージュを捧げた現れだと思った。
もちろん演出家-福田さんの力もあるが、ひとりひとりが自分がやる人物に愛情をもって挑んだ証だ。
弟や私は、ドリフターズの全盛期「8時だよ全員集合」を見て育った世代だ。
荒井注がドリフを脱退し、志村けんがメンバー入りした頃、
「荒井注の方がいいよね」と嘆き、志村けんに馴染めなかった一人だ。
そんなシムラが頭角を現し、ドリフだけでなく、テレビ界に無くてはならない存在になっていくまでを、リアルタイムで見てきた一人である。
ドラマには、実際に本人たちがやったコントが何本も出てきたが、まるで本物そのものだった。
特に、山田裕貴と勝地 涼がやった時代劇コントは圧巻だった。
二人とも本物のコメディアンのような間と動きだった。
コントの完成度の高さに驚愕し、腹を抱えて笑った。
そこにいたのは俳優の山田と勝地ではなく、コメディアンの志村と加藤だった。
茶とけんのおおさわぎスタント映画
このコントは、リアルタイムで見たことがあり、大笑いしたっけ。
ドラマでは、これを10分間の長尺で再現した。
階段落ちをするスタントマン-加藤茶扮する勝地 涼。
映画監督-志村けん扮する山田裕貴。
「あちし?」という加藤茶の声が聞こえてきそう。
勝地くんの声は喜劇役者の声だ!
声も、間も、動きも加藤茶そのものだった。
志村けんは、台本を丸めて加藤茶をなぐる。
山田くん ( 志村 ) のスナップを効かせた撲り方もいいが、勝地くん ( 茶 ) の撲られ方がいい。
殴られる瞬間に目はつぶらずに額を突き出す、加藤茶やダウンタウンの松本がよくやる技だ。
途中で「同じところばかりを叩かれますと、鼻血がつーーっと」というセリフがあり、笑った笑った!
ドラマの中に、8時だよ全員集合の頃の、父兄のクレームのエピソードも書かれていた。
先日その話を、よんばばさんにしたばかりだったが、
微妙に間違えてお伝えしたので、ここで訂正させていただきます。
意識下にあったのは、昔 何かで読んだ、いかりやさんの逸話だったけれど、
ドラマでは、いかりやさんと加藤茶と志村けんのセリフになっていた。
プロデューサーがクレームの葉書をもって会議室に入ってくる。
P「また子供に見せたくないワースト番組一位です。
全部クレームですよ、下品、食べ物を粗末にするな、怪我したら危ない、
子供が真似する、教育上よくない、、、
いかりや長介「文句いってんのどのくらいいんのよ」
P「毎週200件かそこらですかね」
いかりや「先週の視聴率ナンパー?」
P「41です」
いかりや「人数にするとどれくらい?」
P「4500万人くらいですね」
いかりや「俺たちの番組たのしみにしている4500人とアンチの人の200人、
どっちの声に耳傾ける? 志村」
志村「決まってるじゃないですか、笑いたがってる4500万人わらわせましょうよ。
文句言ってるっていうことは、そいつらも観てるんですよね」
加藤「ワースト一位、上等じゃないの。なんだって一位ってのは凄いことだよ、な」
いかりや「そういうわけだ、下品上等! 俺たちはこれからも下品で体張ったコント一本でいく。
異論ないな?」
本日の昼ごはん
金ちゃんラーメン、、、、餅入り (;^_^A
美味しいけれど、こんなことをしていたらリバウンドしてしまう。