義父のお見舞いで、長野にやって来ました。
上田で母をピックして、義父の入院している松本に行くつもりだけど、まずは腹ごしらえ。
「どっかに美味しい店ある?」
外食をあまりしない母なので、不案内の様子。
豚の絵の描いた店があるというので、ある予感が…
母が言う店は、昨年11月に来た時に偶然見たお店だった。
(撮影:2013/11/15)
やっぱりそうでした。こぶたや さん。
虹色看板のひときわ目を引くお店だもん、しっかり印象に残ってる。
入口に編み笠かぶった豚さんがお出迎え。
伊丹十三さんのエッセーに
「コック帽をかぶった豚が看板になってるトンカツ屋のセンスを疑う」
みたいなことが書いてあって、アハハと共感したことがあったっけ。
これも、ちと びみょう(笑)
日曜日の店内は、お昼時ともあっての満席。大繁盛。
ラッキーなことに一席空いたばかりで待たずに座れました。
さて、何食べよう。
ここの豚肉は、高座豚というのと、信州産の豚肉があるらしい。
MOURI は高座豚のポークソテー、私は信州産のフィレカツで食べ比べ。
フィレカツは大・中・小とあるらしいが、隣のテーブルを見たら凄い量。
食べ盛りの少年たちのお皿はすごいことになっています。私は小でいいみたい。
パン好きの母は、フィレカツサンドを注文。
うわ~、大きいね。切って食べないと口に入らない。
MOURI のポークソテーは、野菜が一杯乗っててボリューム満点ですが、
彼にはちょっと味が濃かったようです。
私のフィレカツはちょっとパサっと食が…。
肉の柔らかさと甘さ、旨み、弾力は断然高座豚っていうのに軍配が上がるみたいに思いました。
まあ部位の問題もあるでしょうが。
中高年3人組にはボリューミーだけれど「とんかつの向こうに幸せが見える」
これから病院に行くんだもん、体力つけとかないと。