Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

『みそっかす』 著:ちば・てつや

 

子どもの頃、大好きだった漫画本が手に入りました。
ちば・てつや先生の『みそっかす』です。

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ちば先生の代表作といえば、『あしたのジョー』ですかね。

他にも『ハリスの旋風』とか『のたり松太郎』とか少年コミックの方で有名だけれど、

少女向けの作品も数多く輩出していらっしゃる。

『テレビ天使』『島っ子』も好きだったなあ。

 

f:id:garadanikki:20151106094352j:plain中でも思い出深いのが、『みそっかす』。
『茜ちゃん』というタイトルでテレビ漫画にもなりました。
『みそっかす』は、裕福な家庭に生まれた主人公-上条茜が、病弱のため紀伊の叔父さんの所に預けられたれ、6年ぶりに実家に戻ってくるところから始まります。

大自然で伸び伸び育った少女が、窮屈で上品な生活に馴染めずに孤軍奮闘する話です。
物語の中盤から北小路秀麿というキャラクターが登場するんだけど、いいんだな、これが。

 

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いつも鼻がつまっているので、上条茜のことを「かびじょ~あかれ」とか言うの。

父親は、大金持ちでPTA会長もやっているものだから、秀麿は周りの大人はチヤホヤされ、胡麻するような奴ばかりだし、同級生からも同じように扱われます。

そんな中に転校してきた上条茜が、歯に衣着せずに、普通に接するので、たちまち上条茜が気に入ってしまうのね。

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一見おバカ風の秀麿くんの千里眼と直観力が、子ども心にカッコよく感じて好きでした。

物語の後半で、大人の政治的事情で、秀麿くんと上条茜は、全国から秀才が集まるなんちゃらっていう試験に出なけりゃならないはめになるんだけど、何気に猛勉強して、、、凄いんですよ秀麿くんは。。。 

 

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45年ぶりに『みそっかす』読んで気が付いたことがあります。

照れ隠しに「〇〇らー」という口癖のルーツは、秀麿くんだったんだ (^_^;)