笑いに来たのだから、嫌な気分にならないように。
これはお客さんの総意だったでしょう。
でも。。。。
めぐろパーシモンホールの音に対するデリカシーの無さに苦言を呈します。
あんなに綺麗なホールなのになぁ
「柳の家の三人会」2016年4月12日は酷過ぎました。
前回お話した通りの、上演中に突然轟く異音だけではなかったんです。
劇場の出入扉がね、劇場にあるまじき大騒音を発するのです。
私たちが座った席は、最後列の左の方で後に扉がありまして。。
上演がせまると、出入口をその一ヵ所に制限しているようで。。。
客を案内する係りの人がひっきりなしに出入りするのですが、その音たるやもう~。
ブワッカタンガガっ
ホールの扉って、2重になっていますよね。
建てつけが悪いのか、蝶番が壊れているのか、開ける時には ブワッガガガ。
閉まる時には、桟にドアがぶつかって、ダダーンダンダン。
それはそれは凄いのです。
劇場の、管理はどうなっているんでしょう
クラッシックのコンサートだったら、音楽家は怒って帰っちゃいますよん。
お芝居だって同じことです。
今回は落語ですから、みんな 楽しい気持ちでいたい、気をそがれたくないという気分だったでしょう。
でもとうとう隣の男の人が、怒りだしてしまいました。
その方はスリッパまで持参して、落語が始まる前に履き替えたりして、
さあリラックスして楽しむぞという心意気の人でした。
もう噺が始まっているというのに、30分以上経過していても一向に人の出入りが絶えず、
あまりに酷い建てつけの扉に、それを無神経に開けたてする案内係りに、その方がぶち切れた。
「うるさいよ。いい加減にしてくれ」
文句をいいたくなる気持ち・・・わかります。
ひどすぎだもの。
これほどまで音に無神経なホールはあり得ない。
絶対に改善をしていただきたい !!!
柳家花緑師匠の噺の時に、轟いた爆音 ( スピーカーの不具合 ) も、
日ごろのチェックを怠っていたのではないのかしら。
コードが古くなると、接触が悪いところでスパークするような、
そんなことではないのかしら。
素晴らしい施設を作ったはいいけれど、点検とか修理とか、そういうことにお金をかけていないのかな。
アプローチも環境も素晴らしく、とても綺麗なホールなだけに、悲しすぎる出来事でした。