Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

アンジェリーナ・ジョーダン

喫茶去、思遠さんのブログで度肝を抜く歌姫に出会いました。


アンジェリーナ・ジョーダンというノルウェーの少女でした。

彼女の歌う「What a wonderfil wprld!」は、体の隅々にまで染みわたりました。

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「こんな少女が世の中にいるのか」

彼女が一躍有名になったのは、2014年。4年前のこと。

「今頃 ナニ?」と言われてしまうでしょうが仕方がない。

今頃ですが、琴線に触れてしまったのだから許していただくとして、、、

今宵は彼女の8才の時の歌声に酔いしれたいと思います。

 

これは私の保存版にします⤵ 

現在、彼女は12才。

2014年にノルウェーの「Got Talent!」というオーディション番組に出演したのは7才の時。

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白いドレスで裸足の彼女は話し方もあどけなく、ただの小さい女の子だった。

ところが彼女が歌いだすと審査員は勿論、客席からもどよめきがあがった。

彼女が歌ったのは「暗い日曜日」。

麻薬と薬におぼれ壮絶な人生をおくったビリー・ホリデーが歌ったことでも有名な楽曲。

( もともとはハンガリーで発表された曲 ) 

「暗い日曜日」は、恋人を失った男が自殺を決意するといった内容なのだが、

その曲を聞いて自殺する人が相次いだため「自殺の聖歌」という異名をとったという。

そんな歌を7才の少女が歌うのだからそれだけで驚くが、

彼女のハスキーな歌声と歌唱力は、人生に疲れた女が持つ荒廃した響きだった。

 

やがて番組がキッカケで様々な番組や動画サイトでも取り上げられ、

彼女の歌声は全世界に広がっていった。

 

ジャズナンバーは両親から

彼女が歌う曲は、かなり渋いラインナップ。

ジャズは両親からの影響で、物心ついた頃からジャズ・ヴォーカルを聞き込んでいたという。

オリジナルを真似して歌ううちに自然と表現力に研きがかかったとのこと。

真似から始まり、「まだオリジナリティーはない」といっても良いかも知れないが、

8才の少女が持つハスキーボイスは正に奇跡であり、魅力的なのだから仕方ない。

 

「枯れた天使の歌声」と呼ぶ人もいるようで、

眼をとじてそのナンバーを聞けば、ビリー・ホリデーや、ドリス・デイや、

エイミー・ワインハウスが現れてくるから不思議だ。

 

アンジェリーナ・ジョーダンの当時の歌声。