Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

季節はずれのタラ鍋

 

暑いのか、寒いのか分からない日が続きます。

夏掛けで寝たら明け方寒くなり、ゴソゴソともう一枚厚手の上掛けを出してきたりと忙しい夜でした。

起床して体が冷えてしまったようなので、夕飯は芯から温まるように、鍋にしたいと思います。

 

練馬の魚市場~旬に、タラの切り身・白子・肝がパックになっていました。

季節はずれですが、タラ鍋を作ることにしよう。

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切り身は少ししかありません。

でも今日は、タラを食べるというよりタラの出汁でネギと豆腐を美味しく食べる。

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いい感じ。

ポン酢をかけて食べました。ぽかぽかと凄く温まりました。

 

ヒラメのお刺身

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指を入れてるのは、たぶん大きさを測りたいと思ったから。なのかな?

真ん中の大葉の上は、縁側です。

甘くてとても美味でした。

 

〆にお寿司

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これで1.5人前。

私が3切れ、残りはMOURI 。

 

少な目でやめておいたのは、デザートがあるからです。

久しぶりで、下高井戸の三笠家さんで涼しげな夏の和菓子を買いました。

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三笠家さんといえば「山帰来」

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四国地方などの近畿圏以西では柏の木が自生しないので、

端午の節句には柏の葉の代わりに、この山帰来 ( さんきらい ) の葉を代用するのだそうです。

 

山帰来って面白い名前。

山帰来はサルトリイバラ ( 猿捕茨 ) と言い、実は毒消しの効果があるそうです。

つる性の植物で他の植物に絡みついて成長するものなのだそうです。

山野に多く自生しているので栽培することはせず、

「毒消しの必要があるときに山に入り実を食べて帰る」というところから、

山帰来と呼ばれるようになったんですって。

山帰来も面白いが、猿捕茨という名称も愉快。こっちも面白い由来がありそう。。。

 

柏餅といっても、三笠家さんの山帰来は、ちょっと違います。

普通の柏餅は餅で餡子を包んでますが、こちらのは餡子とお餅を練っているんです。

それを平べったくして、二枚の山帰来の葉で蒸しあげている。

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味は、甘さ控えめです。

餡子と餅が一体化しているから、どこを食べても同じ控えめの甘さが口に広がります。

とても上品で、くどくない甘さで、珍しいこともあり、

芸事などの楽屋見舞いに沢山差し入れするといった用命もあるのだそうです。

 

わかるような気がします。

歌舞伎とか、お芝居とかの楽屋に似合いそうです。

腹持ちがよくてちょっと甘いものが欲しいなんていうことあるんでしょうから、バッチリなんでしょう。

 

我が家では大抵、お酒を飲んだ後に食べますが、それもぴったり。

個性を主張しすぎないの控えめなところがお酒の味を消さないのだと思います。

 

参考文献

サンキライ(山帰来) - 植物図鑑 - 暮らし - 緑のgoo