浜松くれたけインは、浜松駅の南口にありました。
昨夜は暗くて見えなかったけれど、右奥が駅。
浜松の南口は少し寂しいです。
ボーッと外を見ているわけじゃないの、ご飯を食べるテーブルなんですの。
くれたけインの朝食は、これまたメニューが豊富。
最近のビジネスホテルはいいですねぇ。
今日はとうとう家に着きます。
食事の作り方、すっかり忘れちまったです。
こんなに沢山の品数を毎日のように堪能して、明日の朝食はなんとしよう。。。
キャベツ、コーン、大根、ニンジン、ポテト、ゴボウ、いんげん、サバ、卵、ニラ、セロリ、鶏肉、ほうれん草、ごま、サツマイモ
卵、きゅうり、赤ピーマン、切干大根、こんにゃく、オクラ、ミートボール、枝豆。。。
凄すぎる。
くれたけインは出来たばかりのホテルでした。
館内はピッカピカで気持ちいい。
一階の左側の横長の窓が、朝食を食べた処です。
雨雲をひきつれて東に向かおう。
どんよりとした雲がのしかかる。
浜松から東京までは、昨日までの長い道中を考えたらなんでもない。
家に帰るのは夜でいいから、真鶴に寄って干物を買うことにしました。
東名高速を走り、ナビに「真鶴」と入れたらば、
Ricakoのナビは東名を《沼津》で降りろという。
てっきり私は《御殿場》くらいまで行ってそこから海に出るのだと思っていたけれど、手前で降りれば高速代が安くなるということなのね。
「偉い、偉い」とナビを褒めます。
いい景色です。ここはどの辺?
そういえば、行きも帰りも富士山見られなかった。
今日もこのどんよりした雲の中に富士山は隠れているのでしょう。
どんどん道が険しくなる。
ん? 修善寺?
キリが出てきた。
なんでこんなに山を登るの? えっ、天城越え?
どうやら道を間違えたようです。
道を間違えるとウチのナビは、、、、黙るのです。
えーーーーーーっ
2時間ちょっとで着くはずが、3時間以上もかかったところを見ると、
やりやがったな? ナビ介
仕方あるまい。昔はナビなんかなくて、地図を頼りにドライブしたんじゃ。
それを考えればこのくらい仕方あるまい。
期せずして伊豆半島も横断できたし、濃霧の峠越えも楽しめたし。
で、やっと海が見えてきました。
真鶴、やっと着きました。
ちょうど昼食時なので、久しぶりに「岩忠」でご飯を食べることにしました。
岩忠は真鶴の隠れた名店。
昔はよく来たものです。
美味しい刺身が食べたくなると来たのですが、東京にいても美味しい店が増え、
何回か来ている内に、実は少し味が落ちた気がして、、、、
それで足が遠のいていたんです。
何年振りかしら。
岩忠は、食事も出来るし、3階が宿になっています。
ここは2階のテーブル席。今日は空いています。
なににしよう。
奮発も奮発、お気軽海席にします。
まずは、イカの塩辛。
おおこれは正しく、青貫水産の塩辛じゃないか。
真鶴に寄ったのは、この青貫水産でアジの干物を買って帰りたかったからです。
もずく
こちらのもずくも大好きな酢加減です。
刺し盛
鯛とアジの活け造りに、かつお、イカ、ワラサにサザエ。
窓から見る景色も懐かしい。
ちょっと小降りになったようです。
鯵はタタキになっています。
ブリの照り焼き
ブリの隣は美味しく上品に炊けた大根。
鯵のフライ
写真、ボケちまいまいた。
茶碗蒸し
これ、美味しい~ 上にかかっているのは海苔です。
サザエも入ってるんです。なんと豪華な茶碗蒸しだろうか。
これが全体像。
これだけの品数に、ご飯とお味噌汁、お香がついています。
ああ、食べた。
あれだけ四国・中国で美味しい魚を食べつくしたのに、なんと懲りないことか。
でも伊豆は伊豆です。
鯵の美味しさは絶品です。
そして、岩忠を見直しました。
味が落ちてるどころか、美味しくなっている。
昔そう⤴思ったのは、何かの間違いだったのでしょう。
なんということか。
これだけ美味しいものを食べさせてくれるお店はそうはありません。
〒:神奈川県足柄下郡真鶴町i岩455
TEL:0465-68-1101
定休日:木曜日
営業時間:11時から19時閉店
(ご予約のない時は6時 に閉店になりますので 5時以降ご来店のお客様は ご予約をお待ちしております)
1時間ばかりかけてゆっくり料理を堪能していたら、また雨に煙ってきた。
そろそろ会計をして帰ろうではないか。
玄関ホールにある生け簀
会計の時に「久しぶりで伺いました。8年ぶりくらいなんですよ。」と告げると女将さんに
「思い出しておいでいただき、ありがとうございました。
またどうぞよろしくお願いいたします」と言われました。
思い出していただき、、なんて素敵な言葉なんでしょう。
創業52年、老舗の風格ここにあり。
おいしかったです、本当に。また寄らせていただきますごちそうさま。
青貫水産を教えてもらったのも岩忠でした。
初めて岩忠に来たときに、イカの塩辛がとても美味しかったので教えてもらったのが
青貫水産でした。
それ以来、伊豆方面に来たときには必ず立ち寄るお店となりました。
ここの鯵の干物を食べたら、なかなか他のは食べられない。
鯵の干物とかますの干物、味醂干しに塩辛を買って帰ります。
明日の朝ごはんもこれで万全。
長い旅行でした。
どの土地も楽しかったです。