親戚の法要で 新座の大穀という店で会食したんですが、あまりの美味しさに悶絶しました。
「ぜーーったいにまた行きたい!」と備忘録。
なかなかいらっしゃる機会がない場所かも知れませんが、
もしも、もしも、近くに行かれる際には、是非いらしてみて下さい。
絶対におススメです。
秋の懐石 花コース を食べました。
これが全体像。 ※ 一品一品配されます。
前菜
フォアグラと零余子の飯蒸し、合鴨朴葉包み、
吹き寄せ ( 松葉銀杏・いが栗・柿玉子・銀杏丸十・菊花蕪 ) 、なめこ菊花みぞれ和え
なめこ菊花みぞれ和え
食用菊と数種のきのこを大根おろしで和えています。
とろんとした食感は、なめこをたたいて混ぜ合わせているようです。
食用菊は黄色がメインですが、紫菊もチラリとのぞかせています。
とんぶりもアクセント。←これは家でも出来るかも。
フォアグラと零余子の飯蒸し
秋らしく、
手前にあるのは鶏の照り焼き。
ご飯の底には、なんとフォアグラが!
驚愕の美味しさの一品でした。
松葉銀杏・いが栗・柿玉子・銀杏丸十・菊花蕪
銀杏丸十とは、銀杏型にくり抜いたさつま芋です。
真ん中の黄色いののこと。←たくあんではありません。
さつま芋を
・・・ということは、
我が家の「さつま芋のレモン煮」は「丸十檸檬煮」または「丸十蜜煮」(;^ω^)
いが栗の中身は里芋でした。
いがは素麺を抹茶色に彩色したものと思われます。
柿玉子、これがまた凄い!
ウズラの卵を柿色に彩色してあって、
中の黄身の部分も出汁のきいた味に仕事がされています。
柿のヘタは、極上の真昆布でした。
合鴨朴葉包み
朴葉を開くと、、、
柔らかい合鴨。
合鴨の下の味噌だれがまた絶品。
甘味噌仕立てたれに蕎麦の実がトッピングされていました。
お造り
本まぐろ中とろ・愛媛産縞鯵・愛媛産真鯛の湯引き・妻一式 大穀特製土佐醤油で
シマアジも真鯛も美味でしたが、本まぐろの中とろのウマさに悶絶しました。
醤油がまた好きな系統の味だと思ったら土佐醤油でした。
※ 我が家では広島の醤油を愛用していますが、四国・中国地方の醤油が口に合うようです。
預鉢
月見うさぎの南瓜胡麻豆富
椀に月に見立てた南瓜胡麻豆腐があって、
月の両端には雲に見立てた綿あめが配されています。
うさぎは何で作られていたか不明。うさぎの下はゴボウを素揚げしたものです。
驚いたのがこのあと。
片口の小椀に入っている汁餡を、お椀に注ぐ。
すると、、、綿あめが溶けてなくなるではないですか!
お月さんにかかった薄雲がなくなるという趣向。
こういうのって和食がほこる工夫でしょう? すごいものを体験し感動しました。
揚げ物
吹き寄せ・北海道産帆立真丈のいが栗見立て・柿の衣揚げ
手前に飾られているのは稲穂ですが、これも素揚げされていて、米粒が香ばしくて美味しいです。
煮物
長崎産甘鯛の吉野煮と蕪の炊き合わせ
優しい味でした。柚子の香りもほんのり。
酢の物
季節の果物白酢和え・柿ソースを添えて
「酢の物」と言われて配されたのがこれでした。
「デザートじゃん❤」という微笑みに満ちたコメントが飛ぶ。
いちじく、ぶどう、オレンジ、梨、洋ナシ、クコの実などが豆乳の白酢で和えてある。
確かにほんのり酸っぱいのです。
器の隙間からは白い煙がモクモク♬
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食事
国産活きうなぎのうな重(新潟産こしひかり使用)、香の物、味噌汁
実はこのお店、うなぎ屋さんなんです。
で、懐石の最後はこぶりなうな重が配されました。
ところが、うまぎに目がない私は写真も撮らずに完食。
肝吸いではなくて、味噌汁だったのが笑えた。
下はネットでお借りしました⤵
甘味
北海道あずきアイス
最中にほんのり焼き目がつけられています。
中のあずきアイスをギューと平らして、最中でサンドしてガブリ!
甘さがほんのり、体がほんわり。
これが大穀さんの秋の懐石 花コースメニュー。
圧巻は「月見うさぎの南瓜胡麻豆富 」の趣向。
特に美味しかったのは「フォアグラと零余子の飯蒸し」でした。
でも、他の料理も全部美味しい。
久しぶりに、というか今までで一番美味しかったといっても過言ではない料理の数々。
大穀さん、都内にあったら通ってしまうな。
ほんとにほんとに美味しくて、ど感動した一日でした。
尚、これらのメニューは 埼玉県内10店舗共通のものみたいです。
全てが同じ味かはわかりませんが、そんなに大差はないのではないかと思います。
因みに、私たちが行ったのは 新座店 でした。
TEL:048-479-5888
定休日:無休
営業時間:11:00~22:00(21:00ラストオーダー. ランチは15:30まで)