着いた!!!
寿町からここまで50分ほど歩きました。
もちろんこれは私の歩き方の問題。
あっちにフラリこっちにフラリの結果ですけど。。ね
さあ、桜もち食べよう。。。。。
さっくらっもち~ さっくらっもちーーーーっと
・・・・。
がーん
営業日だっていうことは調べてきたんだけど、店内で食べられないとは知らなんだ。
・・・明日お雛様だから? 忙しいから?
仕方ありませんな。じゃあ。お土産だけでも。
店内は入れ替わりお客様が、注文をしたり商品を受け取ったり。
私も注文をすませ、出来上がりの順番を待つ。
お店に入った途端、ぷーんと桜の葉っぱの香りがしました。
いい香りじゃ。
桜餅、こんな感じなんですね。
壁に目がいく。
寄せ書き
ん? 小島政次郎さんだ。
さっすが、食いしん坊の小島さん。
なぬぬぬ? その二つ左は、川端康成さんか?
達筆すぎて読めない。。。
店内の緋毛繊の長椅子に座って食べる桜もち、こういう額を眺めながらお煎茶飲んで・・・。
いいだろうなぁ。
今度こそ是非にと心に決めてお店をあとにすることにします。
じゃ、河津桜を探して歩きましょうかな。
まるさんぽはまだまだ続きますが、長くなりそうですし、
このあとは帰宅後の様子です。
うれぴー折箱。
こういう折箱の紐見ると、加藤茶の酔っ払いオジサンを思い出す。
こんな感じ紐のついた鮨折をブラブラさせてよたっているコント、ありませんでした?
あけてみましょ
おお、桜もちが見えない。でも、少し透けて見える。
桜もち1個に3枚の葉っぱを使ってます。
葉っぱをとってみた。。。
薄い。
ピンクじゃないんです。
餡子、美味しい。
皮はしっとりというよりも、どちらかというと堅めな感じ。
小麦粉に上新粉や白玉粉を混ぜて、モチモチさせた桜もちが多い中、
ここ長命寺の桜もちの皮は、凄く素朴な食感です。
だからこそ、しとっとした餡子が主役になるんですかね。
私の父方の祖父母は、祖父が神田、祖母が浅草生まれの江戸っ子で、
何かというと、「桜もちは長命寺」と言っていました。
桜もちに薄皮のイメージを重ねるのは、実家で好んで食べていたからかも知れません。
祖父はよく「桜もちの葉っぱなんぞ食べるもんじゃぁ、ありません」と皮をむいていました。
確かに長命寺のは三枚も葉っぱを使っているし、十分塩気と香りが餅に移っているので、祖父の言うように食べた方が美味しいのかな?
最近の桜もちは、皮も甘目でモチモチしているから、葉っぱも一緒に食べる方が美味しいですけどね。
実はこの折箱、6個入りなんです。
固くなること承知で、明日のひな祭りに残しておこうかと思ってたんですが、
「固くならない内に食べるのがいいんじゃない?」と言われ、MOURI が4個、私が2個食べきりました。
いや~懐かしい味を思い出しました。美味しかった。
今日も幸せ、ごちそうさまでした。