Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

おせちの備忘録 ~ 伊達巻

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いきあたりばったりの性格だから、毎年同じようにおせちを作ることが出来ないでいます。

「あと何回、おせちを食べるんだろう」

考えてみたら、人生の折り返し地点はとうに過ぎてるもの。。

じゃあ、失敗も成功も、書き留めておこうかなぁ。。。。

 

ということで、おせちの備忘録 しとこうか。

 

 

 はじめての伊達巻

f:id:garadanikki:20150103122328j:plainわっ。形 ひどっ!!


伊達巻って出来合いは甘いでしょう? 

酒飲み夫婦の正月には不要のものでした。

でも謂われを聞いたら、巻物 ( 書物 ) に由来してるっていうじゃないの。

「本を良く読んで学問にはげむ一年でありますように」

っていうことらしい。

じゃ必要だ。伊達巻食べて賢くなろう。

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今回は、NHKのきょうの料理(2014年12月8日OA) 放送手作りするならこの1品!「達人10人の特選正月料理」で紹介していた野口日出子先生が作っていた豆腐を使った伊達巻。



f:id:garadanikki:20140914094311j:plain  作りやすい分量 (14cm長さ2本分)

木綿豆腐…1丁(400g)、砂糖…100g、卵…6個、酒…大1、うす口しょうゆ…小1/2、塩…小1/3

14×20cmの卵焼き器 ※表面加工のしてあるものでもよい

鬼すだれ ※なければ普通の巻きすでもよい

 

f:id:garadanikki:20140914094300j:plain  作り方

1.豆腐は4等分にし、鍋で湯をわかし、グラグラと沸騰したところに豆腐を入れる。

  ( 豆腐の余分なお水を搾り出す為 )

  ボウルにのせた盆ざるに布巾を敷き、その上に豆腐を取り出す。

  布巾の四隅を持って外側から木ベラで押し、350g程度になるまで水気を絞る。

  ( 絞った水分に乳白色の水が出てきたら、それは豆乳なので絞るのをやめる ) 

 

2.すり鉢に1の豆腐を入れてなめらかになるまですりつぶす。

  ( よく混ぜないと、焼いた時になめらかにならない )

  豆腐がなめらかになってきたら、砂糖100gを加えて、さらにすり混ぜる。

  よく溶いた卵( 6個 )を少しずつ加えてすり混ぜ、なめらかになったら酒・うす口しょうゆ・塩を加える。


3.卵焼き器にフッ素樹脂加工したオーブン用の紙を敷き、2の卵液の半量を流し入れる。

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  中まで火が通るようにアルミ箔で覆い、ごく弱火で20~25分間焼く。

  ( 途中で卵がふくらんできたら、竹串で穴を開けて空気を逃がしたり、
   火が当たる位置をずらしたりして焼きむらを防ぐ )


4.表面が乾いてきたら、アルミ箔をかぶせたまま、まな板に卵焼き器を裏返して取り出す。

  オーブン用の紙をはがして再度卵焼き器に敷き、アルミ箔を持って卵焼きをすべらせるように卵を戻し入れ、

  アルミ箔で覆い、裏側も焼く。

  ( よく焦げ目を付けるのがポイント。巻いた時、内側に綺麗な焦げ目が出る )

 

5.裏面も弱火で8~10分間焼く。

  焼き色がついたら、濃い焼き色がついた方を上にして鬼すだれの上に取り出す。

  卵焼きの表面に2~3cm間隔で、横に切り目を入れる。

  ( ひび割れを防ぎ、内側にきれいな巻きじわを作るため )

 

6.巻き始めに菜箸を1本はさんで芯にして形よく巻く。

  ( 巻いたときに水分が出るくらいが目安 )

 

7.鬼すだれごと輪ゴムで上下をとめる。

  菜箸を抜いて、途中上下をかえながら、1時間ほど立てて冷ます。

f:id:garadanikki:20150101165703j:plain鬼すだれがないから、普通のまきすで。。。


立てると下から水が出てくる。

こんな風に水が出るくらいが丁度よい。

出ない場合は焼き過ぎ。


 

8.2の残りの卵液も3~7と同様に焼いて巻いたら完成。

  完全に冷まして形が落ち着いてから切る。