いきあたりばったりの性格だから、毎年同じようにおせちを作ることが出来ないでいます。
「あと何回、おせちを食べるんだろう」
考えてみたら、人生の折り返し地点はとうに過ぎてるもの。。
じゃあ、失敗も成功も、書き留めておこうかなぁ。。。。
ということで、おせちの備忘録 しとこうか。
はじめての伊達巻 |
わっ。形 ひどっ!!
伊達巻って出来合いは甘いでしょう?
酒飲み夫婦の正月には不要のものでした。
でも謂われを聞いたら、巻物 ( 書物 ) に由来してるっていうじゃないの。
「本を良く読んで学問にはげむ一年でありますように」
っていうことらしい。
じゃ必要だ。伊達巻食べて賢くなろう。
今回は、NHKのきょうの料理(2014年12月8日OA) 放送手作りするならこの1品!「達人10人の特選正月料理」で紹介していた野口日出子先生が作っていた豆腐を使った伊達巻。
作りやすい分量 (14cm長さ2本分) |
木綿豆腐…1丁(400g)、砂糖…100g、卵…6個、酒…大1、うす口しょうゆ…小1/2、塩…小1/3
14×20cmの卵焼き器 ※表面加工のしてあるものでもよい
鬼すだれ ※なければ普通の巻きすでもよい
作り方 |
1.豆腐は4等分にし、鍋で湯をわかし、グラグラと沸騰したところに豆腐を入れる。
( 豆腐の余分なお水を搾り出す為 )
ボウルにのせた盆ざるに布巾を敷き、その上に豆腐を取り出す。
布巾の四隅を持って外側から木ベラで押し、350g程度になるまで水気を絞る。
( 絞った水分に乳白色の水が出てきたら、それは豆乳なので絞るのをやめる )
2.すり鉢に1の豆腐を入れてなめらかになるまですりつぶす。
( よく混ぜないと、焼いた時になめらかにならない )
豆腐がなめらかになってきたら、砂糖100gを加えて、さらにすり混ぜる。
よく溶いた卵( 6個 )を少しずつ加えてすり混ぜ、なめらかになったら酒・うす口しょうゆ・塩を加える。
3.卵焼き器にフッ素樹脂加工したオーブン用の紙を敷き、2の卵液の半量を流し入れる。
中まで火が通るようにアルミ箔で覆い、ごく弱火で20~25分間焼く。
( 途中で卵がふくらんできたら、竹串で穴を開けて空気を逃がしたり、
火が当たる位置をずらしたりして焼きむらを防ぐ )
4.表面が乾いてきたら、アルミ箔をかぶせたまま、まな板に卵焼き器を裏返して取り出す。
オーブン用の紙をはがして再度卵焼き器に敷き、アルミ箔を持って卵焼きをすべらせるように卵を戻し入れ、
アルミ箔で覆い、裏側も焼く。
( よく焦げ目を付けるのがポイント。巻いた時、内側に綺麗な焦げ目が出る )
5.裏面も弱火で8~10分間焼く。
焼き色がついたら、濃い焼き色がついた方を上にして鬼すだれの上に取り出す。
卵焼きの表面に2~3cm間隔で、横に切り目を入れる。
( ひび割れを防ぎ、内側にきれいな巻きじわを作るため )
6.巻き始めに菜箸を1本はさんで芯にして形よく巻く。
( 巻いたときに水分が出るくらいが目安 )
7.鬼すだれごと輪ゴムで上下をとめる。
菜箸を抜いて、途中上下をかえながら、1時間ほど立てて冷ます。
鬼すだれがないから、普通のまきすで。。。
立てると下から水が出てくる。
こんな風に水が出るくらいが丁度よい。
出ない場合は焼き過ぎ。
8.2の残りの卵液も3~7と同様に焼いて巻いたら完成。
完全に冷まして形が落ち着いてから切る。