立派な米びつが届きました。
先日フタ付のプラバケツに入れていたもち米に虫がわきまして、ノシメマダラメイガという羽のある奴なんだけど、虫嫌いの私ですからそりゃ大きな悲鳴を上げました。
何が起こったのかと飛んできたMOURIでしたが、悲鳴というより「何 雄叫びあげているんだ」と思ったそうな。
虫がいたってお米を捨てるわけにはいかないというから、泣きながら もち米を洗いました。
数日後、届いた米びつ
これは、桐ダンス職人さんが作ったものだそうです。
朝から雄叫びをあげられちゃたまらんということで、色々調べた結果、虫害だけじゃなく、お米の味の劣化を防ぐためにも、桐製品の米びつが一番良いというので選んだそうです。
ホーローとかプラスチックの方が清潔なようにも思うけど、お米が呼吸できないんですって。
それから気密性の面からも凄い出来なんです。
ほら桐の箪笥って、引き出しを勢いよく閉めると、ハフっと違う引き出しが開くでしょう?
そんな感じでフタを閉める時に、ハフっという音がします。
美しいものは、いいねぇ。
焼印が押してある
米びつと一緒に『桐製品ご使用方法』という紙と、『米びつの開け方』なる紙も付いてきたので、
備忘録としてここに書いておこう。
【桐製品ご使用方法】
清拭しておりますが、ご使用になる前に乾いた布で拭いてからご使用ください。
パンを入れるときは必ずビニール製の袋に入れてからパン入れに入れてください。
■使用中に内側が汚れた場合
固く絞った布でしっかり拭き、半日程度十分に乾かして、触ってみて湿っていないようでしたらお米を入れてください。
(湿気が十分に取れていないと、お米の味が劣化したり、ふたが開かなくなる、開きにくくなる原因になります)
■外側が汚れた場合
乾いた布で優しく拭き取ってください。それでも取れない場合は、多少の汚れでしたら同梱のサンドペーパーで、ざらざらする側でまずこすり、次に反対側でこすってください。
■ぶつけてへこんでしまった場合
多少のへこみでしたら直ります。数滴水を落とし、木が膨らんでくるのを待ってから水を優しく拭き取ってください。
職人魂の米びつは、非常に気密性が高く外部からの湿気や虫の進入を防ぎます。
しかし、お米と一緒に虫や虫の卵が入ってしまった場合、米びつの中で発生することがあります。
この場合は、一度中のお米を全部出して天日干しにし、米びつ内部も隅々までよく掃除してからしっかり乾かし、お米を入れてください。
※ お米を継ぎ足す前に、ぬか汚れを落としてからお使いいただくと、
より安心して長くきれいにお使いいただけます。
使い込むうちに自然に変わってくる色合いもお楽しみください。
【米びつの開け方】