宮崎最終日。
早く起きて、ホテルのビュッフェでひとり朝食。
むひひ。昨日とはまた違うものを攻めよう
五穀米のおかゆにしようかしら。
あとで知りましたが「一木一草」のオニオンスープは絶品なんだそうな。
これ何だかわかります?
箸置き。
素材は、、、珊瑚かな?
昨日と比べて日差しが優しい
で。私のチョイスはこんな
お粥にパスタ、春雨にうどんとは。。。炭水化物祭りだ
「パーティー」のサンドイッチも美味しかったけど、「宮崎観光ホテル」のパンも人気だそうです。
タクシーの運転手さんが「ホテルには泊まれないけど、パンはよく買いに来る」と言ってました。
たまごパンが最高に美味しかったです。
外に出てみよう。
日差しが優しいから初日より綺麗に撮れた。
何だか、外国みたいだ。
土手に上ってみる。
、、とその前に、石碑がありました。
「たまゆら」と書いてあります。
えっ? ここが「たまゆら」NHK朝ドラの舞台だったなんて、知りませんでした。
石碑の裏にはこんな文面が
二人は川べりに立って、夕映えのなかにつつまれて夕映えをながめた。
夕映えは大川の水面にもひろがって来ていた。
静かな水の色が夕映えのなかへふくらんで、あたたかく溶け合っているようだった。
高くない山波は川上へゆるやかに低くなってゆく、その低まりの果てに、日が沈みかけていた。
橘橋の影が美しく水にうつっていた。
川端康成さんは昭和39年に宮崎に滞在してNHKの朝ドラのために「たまゆら」を執筆したんだそうです。52年も前の話。
当時の写真を見ると、、、
フェニックスが、今と較べてこんなに低い。
50年でこんなに大きくなっちゃったんですね。
ちなみに、天皇 ( 昭和天皇 ) 皇后両陛下がいらした時は、この位。
1970年(昭和45年)
出典 : 宮崎観光ホテル「ホテルの歴史と歩み」より
宮崎観光ホテルのアニバーサリーの写真を拝見したら変遷がわかりました。
(以下3枚も出典は宮崎観光ホテル)
1958年(昭和33年)
1962年(昭和37年) 上の写真から4年後
1972年 ( 昭和47年 ) 最初の写真から14年後
2016年 ( 平成28年 ) 最初の写真から58年後
そういえば、着いたその日にも写真のように車が停まっていて、
芝生の手入れや樹木の養生をしていました。
そうやって60年もの間、橘公園のフェニックスは大切に手入れをしてもらってるんですね。
ここから見えるのが、小説「たまゆら」の夕映えの景色
さて。
そろそろホテルの部屋の戻ろうか
西館の出入口は、、と
・・・・ん?
鳩の、、羽根
にゃんこの周にも、、、羽根
「あんた、やりおったね」と言ったら、ぷいと横を向きしらをきる。
誤魔化してもダメさ、口についてるのは何よ。
そうそう、お口に羽根がついとるぞ
しょうがないねぇ。
でも、これが野生の姿です。
暖かく、楽しく過ごした宮崎をあとにします。
大淀川を渡ってさようなら。
宮崎。
また来たいです。今度はプライベートでね。