待ちかねた食材が届きました。
Kataifi と書いてある。( ギリシャ風の呼び名です )
この食材を知ったのは、鎌倉の土鍋ごはんのKaedenaさん。
三種の小鉢の内の一品に、カルパッチョがあって、その上にカダイフがトッピングされていたのです。
ポキポキと楽しい食感と、ほんのり香ばしい香りが、
カルパッチョのいいアクセントになっいて、サラダとの相性も抜群だから、
家でも食べてみたくなったのです。
呼び名が違うのはお国によってみたいです。
トルコでは、カダイフ。イスラエルはクナフェ、ギリシャではカタイフィというらしい。
そんなカダイフ ( クナフェ? カタイフィ ) が、中東からフランス・イタリアに伝わって、
何かをくるんで揚げるのに使われたりもするようになった。
原材料は、とうもろこし・小麦粉・塩でこれらを練って糸状にしてあるんですが。
糸状にしたことで、とうもろこしの髭のようで笑えます。
フランス人はオシャレよねぇ「天使の髭」と言うんだってから。
Kaedenaさんではカダイフと表記してましたし、
私もそれで覚えてしまったので以後はカダイフと呼ぼうと思います。
で、そのカダイフ。
冷凍のカダイフを触ると、ホロホロと糸がほどけるようになる。
これを一塊、油でジャッと揚げて、カルパッチョにトッピングした。
あーら、綺麗ざんす、オシャレざんす。
今回の材料は、わさび菜、素揚げしたナス、鯛の切り身。
ドレッシングは、ポン酢にちょこっとごま油、そしてレモンのスプレー。
トッピングには今回の主役カダイフと、ピンクペッパーを添えてみました。
「うまいなぁ。これ」と言われました。
可哀想なMOURI、平日は仕事だから鎌倉へは行かれません。
土日ともなればKaedenaさんの混みようは尋常ではないと聞きます。
「鎌倉のKaedenaに連れて行ってあげたい」と言うと、
「もう少し ( 定年になれば ) すれば、いつでも行かれるようになるさ」とのこと。
じゃそれまでは家で「こんな感じなのだよ」と、食べさせてあげる。
定年になって、ゆっくり平日の鎌倉を二人で楽しめるようになり、
“ いざKaedenaに ” となったら、
「全然違うじゃん、うちで食べさせられたのと」と言われるかもしんない けど。
でもそれは、また別のお話。