本日のホテルは、ツーリストイン高知。
ツーリストってカジュアル感満載の響きですが、
値段の割に安っぽさは全くなし。
ホテルは高知駅からも、はりまや橋を中心として繁華街からも便利な場所にある。
荷ほどきをしたら、さっそく ご飯を食べに 飲みにでかけます。
江の口川の橋を渡ったところに、あれまあ、凄く高いヤシ。
7階建てのマンションとほぼ同じくらいの高さまで伸びている。
これだけ伸びるのにどけだけ時間がかかったことだろう。
目指す居酒屋さんまで、寄り道したくなるような繁華街を通ります。
今度はソテツ
やはり「南国、土佐」だなぁ。
宮崎もソテツやヤシが似合う町だったけれど、高知もしかり。
東京に住んでいると、路面電車が懐かしくてワクワクします。
夕日にひかる路面電車
帰宅を急いでいる人たち乗せて、早く早くと急いでるように見える。
目指す店が見えてきた。
葉牡丹
葉牡丹は、太田和彦さんだけでなく、吉田類さんの番組でも取り上げられていました。
高知で知らない人はない名物店だそうです。
「広い店だけど予約はした方がいい」と聞き、電話しておきました。
店を入るとすぐ右手にカウンター席がありました。
お店のHPより拝借⤵
ここかな? と思ったら「どうぞどうぞ」と、奥に案内されます。
階段を2~3段あがり、また進む。
右手に掘りごたつ風のテーブルがあります。
お店のHPより拝借⤵
ここかな? と思ったら「どうぞどうぞ」と更に奥へ案内される。
四人掛けのここもいい感じ。
お店のHPより拝借⤵
ここかと思ったら、もっと奥だそうです(爆)
やっと着いた。
カラフルなガラスで隔てられた一番奥の部屋の、
4人掛けを取ってくださってたらしい。
メニューは、びっくりするほど豊富
うっほほー、全部で8ページもある。⤵
小さく表示したのは、8ページのボリュームを見て欲しかったから。
参考までに。クリックで大きくなります。
凄い!!! オムライスやハヤシライスまである。
これなら家族連れの食事にもいい。
お酒を飲まない人でも十分に楽しめそうです。
その他にも、壁に色々、
本日のおススメは、仲居さんの手書き。
いや~何から食べよう。どう組み立てようか。
本場のかつををいただいてみる
これは「かつをの刺身」に「かつをのたたき」
かつをを2種類注文したのは、本場のかつをを食べてみたかったからです。
実は。
正直言って我が家は《かつをが大好き》ではないんです。
東京で食べるかつをは、どこか鉄臭い感じがして、、、、
にんにくや生姜や分葱やいろいろなものを足されていたり、ごま油をかけて食べさす店もある。
色んなものを足して食べるというのでは食材そのものの美味しさがわからないと抵抗を感じたり、
「それだけでは不味いのか?」と思ってしまったこともある。
で、本場のかつをを堪能しようと決めてきたのです。
結論
やはり本場でもにんにくや色々なものがトッピングされていました。
初めに何もつけないで食べてみたけれど、東京とあまり変わらないように思いました。
やっぱり私は、白身魚の方が好きなんだとわかりました。
好みの問題でした。
うつぼの唐揚げ
これは美味しい。
適度に弾力があり、甘くて香ばしくカラッと揚がっていて、最高。
美丈夫は、キリリとした味でした。
これを飲んだ後は、司牡丹、土佐鶴といつもの酒に。
煮込み豆腐
これも旨い。
豆腐が固くて、それがしっかり煮込まれている。
ヤワヤワの豆腐だったら絶対に出来ない煮込み具合でした。
ホルモン煮込み
ホルモン好きとしては、はずせない一品です。
臭みなんてまったくなくて、歯ざわりも最高。
焼酎が飲みたくなる味です。
チャンバラ貝
チャンバラ貝というのは初めてです。
こういう巻貝は、楊枝を差し込んで、貝の殻の方をくるくると回すと、
綺麗に中身が取れます ⤵
楽しくて美味しい♡ これサイコー
鶏モモ焼き
鶏もしっかりと弾力があります。
色々と食べてみて、宮崎と共通する味や食感だと感じました。
「南国」つながりか? (;'∀')
豚ナンコツ串焼き
豚ナンコツという文字にひかれて注文してみました。
辛子が合います。
鶏のナンコツに比べて、ガツンとくる奴です。
万葉寿司ハーフ
「ええっ、まだ食うか」と呆れられたけど、頼んでしもた。
きゅうりとイカとかつを巻いて、海苔が中、シャリが外。
一口目、ご飯がネチッと感じましたが、きのせいでした。
ある程度米に弾力がないと外巻きできないようです。
初めての外巻き寿司。
これはこれで、美味しいものだなぁ。
いや~食べました。飲みました。
卓上にブザーがあって、押すとすぐに仲居さんが飛んできてくれる。
料理が配膳されるのも早い。
そして美味しい。
種類も豊富だし、色んな客層にモテるお店だと実感。
でも。だからこそ。
カウンターが良かったなぁ。
予約だからと気を利かせて落ち着く席を取って下さったんだと思いますが、逆に残念でした。
地方の居酒屋に来たら、お店の人の顔 常連さんの顔を見ながらワイワイやる。
その方が好きだから。
入店時は、まだどこも空席でしたから、ダメ元で「カウンターはダメですか?
そちらの方が好きなんですが・・・」と言ってみるのも良かったかも知れません。
初めてだから、わからなかった。
しかし様子がわかったので、次回はカウンターで飲むぞと。
って、来るんかい
葉牡丹は、座る席によっても色々な印象や楽しさがあるし、
老若男女どんなシチュエーションにも対応できる素敵なお店です。
広い店だけあって、出口も別にありました。
帰りは裏口から。
ここは出口専用なのかな? 暖簾の字が内側から見るようにかかっていましたから。
ぐるり廻って、ここが正門
葉牡丹さん、また来ます!! と挨拶して店をあとにしました。
このお店が広いのは、外から見てよくわかりました。
見事に4棟が建て増しになっていました。
さて、ブラブラ歩いて帰ろうか。
《はりまやばし》も見て帰ろう
ここは中学の時にも来ましたが、流石に日中でした。
ライトアップされた夜の赤い橋に、緑のやなぎ、いいものです。
江戸期はりまや橋の由来
藩政時代、堀で隔てられていた豪商 播磨屋と、富豪
櫃 屋が互いの往来のために架けた私橋が、後に「はりまや橋」と呼ばれるようになります。当時は簡素な木造りの橋でした。
橋は、時代とともに幾度か架けかえられ、昭和三十三年には南国博覧会のため、朱色の欄干が登場します。
翌年、歌謡曲「南国土佐を後にして」がヒットしたことで、同名の映画が創られ、スクリーンに映しだされた朱色の欄干が「はりまや橋」として、全国に知られるようになりました。
ここに架かる木造りの橋は、平成五年、全国から寄せられた680件の「はりまや橋に対する整備のイメージ」を基に、江戸期のはりまや橋として再現したものです。
そうでしたか。
「中学生の時に見た」と言いましたが、この橋じゃなかったんだ。
そして、この橋はイメージの橋で、
本当のはりまや橋は、交差点に架かる大きな橋のことなんだそうです。
Wikipediaよりお借りしました⤵
赤い橋は、はりまや公園の「播磨屋橋」。その下は、人造の川
ふーん、そういうことなのか。。。
土佐といったら、土佐鶴でしょう。
デデーンと立派です。
それを見たら土佐鶴飲みたくなった。
ホテルの部屋、今日はツインでゆったりです。
有難いのは、椅子も二つあること。
「えっ、まだ飲むの?」
そうです、まだ飲みます。美味しいですやっぱり土佐鶴は。
あいにく、ガラスのコップ無かったんですが、
プラスチックのコーヒーカップが、意外にも飲みやすくて。
このカーブが飲みやすい理由。
アーモンドぽりかりつまみながら、くいっくい飲めてしまいました。
「土佐のおきゃく」
部屋飲みの私たちのためにあるような素敵なネーミングです。