AmazonPrimeTVで、ちょっと昔のドラマを観始めました。
2016年秋のOAされた「グ・ラ・メ! ~総理の料理番~」
主人公の女性料理人 ( 剛力彩芽 ) が、官邸料理人に抜擢され 会食料理を作っていく。
官邸に招かれた相手はみな、国の存亡を揺るがす ( ちと大げさ w ) ほどの要人で、
雲行きの悪い話の流れの中に供された “ 彼女の一皿 ” が功をなし、
座が和んで会談が成功していく、といったお話です。
⤴ まだ3話までしか見ていません、今後は色々なことが起こってくるんでしょうか、
とりあえずそんな流れで始まりました。
美味しいものは人の心を和ませる
官邸料理人を最初においたのは吉田茂で、あとにもさきにもそれが一回だけ、なんだそうです。
ドラマは、そんな官邸料理人の美味しい一皿で、国を救っていこうってぇ話のようで、
問題を解決するのは、食 なのかと思いました。
しかし。
問題を解決するのは料理人じゃなく、総理大臣でした!
あくまで《食》は相手の心を開かせるキッカケであり、ツールでした。
阿藤 内閣総理大臣 ( 小日向文世 ) は、第一話で《冷めたスープ》と揶揄され、
やる気のみえない総理として登場します。
しかしっ!
要人との会談で、局面を打開していくのは、
料理人 ( 剛力 ) の一皿ではなく、阿藤総理の真心のこもった言葉なのです。
この男 ただものではないと思わせる大物ぶり。
総理大臣に大物というのもおかしいが、飄々としてのらりくらりとしているように見せて、
一本キチンと筋が通っているからこそ、会談相手はみんな心を捉われていきます。
お友だちで周りを固め、自分と女房とお友だちの利益でしかモノが見られず、
どんなに批判をされても負けずに、自分たちの為だけに政治を動かす。
失脚したお友だちや自分の為だったら、どこまででも筋を曲げ、
忖度させ、文書を改ざんさせてでも、つきすすむ。
そんな現実に嫌悪しか持てない今、ドラマの総理に魅了されまくる。
阿藤総理の政治信条は「正直者が馬鹿を見るような世の中を変えること」
どうして、そういう真摯な信条を持って政治にあたれないのか。
弊ブログでは宗教・政治の話はよしにしよう とやってきましたが、
「グ・ラ・メ!」の 小日向さんを見て、
こんな政治家がいないもんかと、歯ぎしりをした次第。
本日の朝ごはん
奇跡的にフワトロの卵に感動!
夜ごはん
MOURI が大枚はたいて買ってきた牛肉。
美味しければ良しにしようが、その不味いこと!
酷いにもほどがあると思った肉の味でした。