昨年亡くなった叔父の納骨式に参加するために新座に来ました。
コロナ禍なのに、20人もの人が集まりました。
賑やかなことの好きな叔父だったし、人気ものだったからなぁ。
会食もしめやかになごやかに行われました。
配膳された料理の脇にはこんなものが、、、抗菌マスクケース
食事をしている間にマスクを入れておき、お喋りする時にはこまめにマスクをして欲しいとのこと。
こういうものがあるんですね。
散会後、新座観音に寄ってみました。
白衣観音
観音様の衣の裾がなびいているのは、
救いを求める人の元に《早く駆けつける》という様子を表わしているらしい。
そういえば鎌倉の英勝寺でも、そんな話を聞きました。
英勝寺の阿弥陀さまの台座は蓮の花がふたつに分かれている《踏割り蓮華》と呼ばれる形で、
これは阿弥陀如来が人びとを救うために歩き出しているお姿を表しているのだそうです。
観音様の裾も、同じ想いを表わした造形なのでしょう。
新座観音略縁起
新座観音は大日山神護院と号し、昭和57年に開山された観音霊場であります。
昭和45年、院主・山路晴峰法尼は霊告を得て栃木市の出流山 ( 坂東第17番札所 ) に参籠。
きびしい滝修行に精進したしました。
そして昭和49年には出流山ご本尊千手観音菩薩の分身を拝受し、当山開創を発願したのであります。新座観音は真言宗の寺院であり、その宗祖は弘法大師 空海であります。
二階本堂においてはご本尊の智慧の火をもって煩悩を焼き尽くすお護摩が奉秋され、厄除け、災難除け、交通安全、開運成就等、幸せを祈る人々の参拝は連日絶えることがありません。
折角埼玉に来たので、八百幸を探して買物して帰ろう。
ここから一番近い八百幸は、、、新座店かな?
車を走らせていると、鬱蒼とした敷地の森があります。
延々と続くこの敷地は何だろう。
平林寺とあります
平林寺? とにかく凄く広い。
中に入ってみたかったけど、既に門は閉じられています。
※ 上下の写真は借り物です。
帰宅して調べたら、とてもとても由緒あるお寺でした。
そして。
鎌倉の建長寺と同じ半僧坊が祀られているようです。
平林寺さんのサイトを見てみたら、以下の説明がありました。
年中行事|平林寺について|野火止 平林寺 公式サイト | 臨済宗 妙心寺派
半僧坊 とは天狗の姿に似た山の守り神。
方広寺(ほうこうじ、浜松)の奥山半僧坊大権現が起源です。
半僧坊は現生の諸願を叶えると言われ、鎌倉建長寺にも祀られます。
方広寺、建長寺、平林寺は三大半僧坊とされ、各寺院では年に1度、大祭を催します。
そうなのか、建長寺の山の上にある半僧坊もこれと同じだったのか。
なんか勝手にご縁を感じる。

平林寺の公式ホームページによると、境内の広さは13万坪あって、
敷地の雑木林は、国指定天然記念物になっているのだそうです。
境内の散策は可能ですが、ここは観光のための寺院施設ではなく、あくまでも禅修行の道場。
雑木林も修行の場なので、その辺をわきまえてお邪魔しないといけません。
気になります、平林寺さん。
境内には地名の由来になっている「野火止用水」もあり、それも気になる。
※ 野火止というのは、玉川上水が分水されたものだそうです。
MOURI が法要で「野火止」という地酒を飲んでいましたが、それも気になってるし (;'∀')
今回は行かれませんでしたが、野火止にはぜひ再訪したいと思います。
本日の夜ごはん
大福、ひじきの煮付け、カプレーゼ、枝豆、たこの酢の物、サバの味噌煮
八百幸~新座店で買った品いろいろで作る夕餉。
煮魚が食べたいというリクエストで魚を探しましたが、目当ての銀鱈がなかったので方向転換。
鯖の味噌煮にしました。うへえ、ひどい写真だ
八百幸のトマトは甘くて美味しい
ひじきはいつものクレソンサラダにしたかったんだけれど、
クレソン売り切れにつき、普通の煮付け。
この大福は、昨日本家で餅つきをしてこしらえたそうです。
MOURI の家では昔から、冠婚葬祭に餅をついて振舞っていたそうで、
豪農だった秋間の本家には、兄弟姉妹 ( 6人 ) を中心に親類が集結し餅つきをしたらしい。
今回の法要にも、「兄貴が喜ぶだろう」と亡くなった叔父の姉妹の発案で、
手製の大福が振舞われました。
兄弟姉妹が大勢いると、そういうことにも気がついて素敵だねと皆 感心してました。
ご相伴にあずかり、ぱくり。
いやぁこの大福、凄く美味しい!
お餅もさることながら、餡子が絶品です。
おばちゃんに餡子の作り方教えてもらおうっと!