テレビをぼーっと見ていたら、2人の飲食店オーナーの話が心に残りました。
一軒目は老舗の和食屋さんで、三代目オーナーは60代くらいの人でした。
もう一軒は観光地のもんじゃ焼き屋さんで、オーナーは某タレントさんでした。
一軒目 老舗和食店の三代目オーナー
その店は、料理屋といってもいいくらいの料理を供する大店で、
社長は、板前さん仲居さんと、従業員を沢山かかえています。
コロナで時短でお客様が減ってしまったので、お昼のお弁当を作ることにしました。
社長は、お得意さんの挨拶周りを始め、近所にもちらしを配り、出前弁当の注文を取ります。
もちろん、そんなに安くはないだろう弁当です。
注文が入ると、社長みずから車で配達します。 ( 秘書みたいな従業員も同行 )
5食分くらいのお弁当を届けた先の奥さんに、社長が言いました。
「お口に合えばいいんですけど。またよろしくお願いします。
いえあの、おひとつでも伺いますから、よろしくどうぞ」
二軒目 もんじゃ屋のタレントオーナー
また別の日にテレビに映ったのは、観光地でもんじゃ焼き屋を経営するタレントさんでした。
まず、雇われ店主がインタビューから。
「もうねぇ、誰も歩いていないんですわ。仕方ないからお昼のお弁当を始めました。
でも500円ぱかして10食売れたってねぇ、なんにもなりません」
そのあとスタジオで、どうしたらいいかみたいな話になって、女性タレントちゃんが言いました。
「ひとりもんじゃって駄目ですかね。大人数での会食が出来ない今だもん。
私だったら食べたいな、ひとりもんじゃ」
そしたら、件のタレントオーナーが言いました。
「4人席を1人で占領なんかされたら商売になりませんよ」
ちょっと引きました。
そりゃそうかも知れない。けど。
なんかそのタレントさんにも雇われ店長にも違和感を感じました。
テレビでぼーっと見ているだけの私に、飲食店の苦労がわかるかと言われれば、
ごめんなさいとしか言えないけれど、それでも正直「商売人じゃないな」と感じたのが事実です。
500円ぱかしとか、1人で占領とかっていう発想をするお店を、私は応援する気になれないもの。
コロナで苦しい思いをされている多くの飲食店に、客の私達か出来ることには限りがあります。
勿論お金を落としに行くのが一番ですが、今はお店の存続を祈るしかないのが現状だったりする。
じゃあコロナが終息したら行きたいのはどっちと問われたら、やっぱり和食屋さんの方です。
配達してもらった奥さんだって、気持ちの良い挨拶に感じ入ったハズ。
次回 頼むにも一つだけってことはしないだろうし。
感じが良かったら心に残ります。応援したくなります。きっと周りの人にも宣伝します。
お店にとって5食の出前弁当では、何の足しにもならないかも知れません。
が、お店の素晴らしさは伝わりました。
こういうところに商売の真価が現われるものなのだと感動した次第です。
本日の朝ごはん
サッポロ一番 塩ラーメン
野菜ましましすぎ
キャベツ、にんじん、玉ねぎ、もやし、きくらげ
本日の夜ごはん
本日は、バージョンアップが3つあります。
バージョンアップといえば聞こえはいいが、残り物の総菜にひと手間かけて目新しくしたものです。
なんちゃってタンドリーチキンにアボカド
昨日のなんちゃってタンドリーに、アボカドを足して炒め直しました。
今日の方が美味しい!
普通のひじきにクレソン
ひじきを買ってきた時には、これをやりたかった。
クレソンを買い忘れたので、普通のヒジキ煮にしておいたものをバージョンアップ。
やっぱりこっちの方が美味しい!
塩辛をじゃがいもに
これは残り物と言うワケじゃないけれど、間違いなく合うやつです。
今日は、品数が普通でしたが、
何となく足りない感じがしたので言いました。
「じゃがいもで、何か作る?」
MOURI に言われました。
「じゃがいも限定なのね、何か作ってくれるにしても(笑)」
いや、そういうワケじゃないんだが。。。。あはは