久しぶりの鎌倉です。
今回は、鎌倉から三浦まで足をのばす予定ですの。
何故、三浦かというと河津桜を見るためですの。(*´▽`*)
鎌倉に来るとまず、歩くのが西口にある御成通り。
初めて来る人、観光の人は大抵、東口の大きな出口に出るでしょうが、
私の場合、かなりの確率で西口に出ます。
地元の人は昔、親しみを込めて「裏駅」と言ったようです。
しばらく来ないと、御成通りにも新しい店が出来たり、街並みも少し変わってみえます。
あら、可愛い。
まず訪れたのは、大好きなパン屋さん
ラフォレ・エ・ラ・ターブル
先日、こちらのミセスと田園調布のPATE屋さんとつながりを知り、驚いたばかり。
PATE屋さんに行った時の話をすると、
「ええっ~PATE屋いらしたんですか。わーーっ。
PATE屋のオーナーにはとてもよくしていただいて、
うちの開店祝いには、この銅板いただいたんですよ。」
ミセスはそういうと、カウンター下の銅板のレリーフを指さした。
「とても重いくて宅配では運べないというので、主人とかついで持ち帰りました。
オーナーのお家にあった古い物らしいんですけど、
店のオープンの時に来てくださった ( PATE屋の ) オーナーが
『絶対にここに似合う』と思われたんだそうです。」
本当だ。
この店のために生まれたような、ぴったりの素敵なレリーフです。
ラフォレタのミセスは可愛らしい人だから、
PATE屋さんのオーナーにも可愛がられていたんですね。
素敵な人と素敵な人が、つながっていると知るのは、とても嬉しいものです。
さあ、お客さんもいらしたところなので、長話もこの辺にして失礼しよう。
店を出たところにある辻には、有名な建物があります。
昔、銀行だったというこのレトロな建物。
「最後から二番目の恋」でも使われたビルです。
和平さん ( 中井貴一 ) が「ちょっと飲んで帰ろう」と立ち寄ったショットバーに、
妹の旦那である広行 (浅野和之 ) がいて、「いざキャバクラへ行こう~」絡まれる。
そんなシーンで使われたお店。
実際にも ( 今も多分 ) ショットバーなのだと思いますが、まだご縁がなく入ったことはありませぬ。
鎌倉を歩いていて「いいなぁ、入ってみたい」と思う店はいくつもありますが、
このショットバーもそのひとつ。
でも今日はもうひとつ、いつも気になっていた店に入ってみようと思うの。
花ごころ
大好物の、サザエの炊き込みご飯を食べさせてくれるお店なんですが、
一人で昼からというのも敷居が高く、、、、まだ入ったことはない。
いつかいつかと思いながら、通り過ぎていたのです。
炊き込みとなると時間もかかりそうだし。。。。
でも今日は、ひとつお土産に買って帰ろうと思いますの。
重いガラス戸を開けて店内に入ると、同年代と思われるご夫婦が配膳を待っていました。
こういう落ち着いたたたずまいの店に、とても似合うカップル。
良い雰囲気の方々です。
お店と素敵なご夫婦、相乗効果でいいなあ。
お弁当をお願いすると7~8分かかるということで、
テーブルに座って待たせてもらいます。
こちらは「サザエの炊き込み」一品でお商売をしているお店。
サザエの殻も、どんどん出るんでしょうな。
そういう殻を使ったものが沢山並んでる。
サザエだけも売っている(笑)
さくら貝ですって。
春色
そういえば。
「最後から二番目の恋」で、和平さんの亡妻が、さくら貝を集めていたというエピソードがあったなぁ。
妻の生前、和平さんはどうしてさくら貝を集めていたのか聞きませんでした。
妻が事故で亡くなってしまい、ボトルに残されたさくら貝を見て、
思いをひき継ぐようにさくら貝拾いを始めた和平さん。
「続・最後から~」では、どうして亡妻がさくら貝を集めていたか、
その理由があきらかになります。
次回のタイトルロールの映像が変わったのをオシャレでした。
・・・そうか、鎌倉の海岸ではさくら貝採れるのか。
今度、探してみようかしら。
そんなことを思いながらまったりしていると、出来ましたお弁当。
次に向かうは、土鍋ご飯のお店。
あら、何の花だろう、綺麗。
そう思って立ち止まったのは私だけではない。
このピンク、春を呼んでくれる色だ。
何人もの人が、この春色を見て嬉しい気持ちになったでしょう。
今日の鎌倉は、春待ちのこの色が似あいます。
つづきは明日、土鍋ご飯の店「かえでや」に行きます (@^^)/~~~
〒:神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-10-7
TEL:0467-25-3626
定休日:毎月第1火曜日 毎月第3火曜日 毎週月曜日
営業時間:[火~金・土・日] 12:00〜15:00 17:30〜23:00