Garadanikki

日々のことつれづれ Marcoのがらくた日記

国立国会図書館に行ってきました

 

 

秋日和

散歩に丁度良い気候になったので、さあ出かけよう

 

行先は、、、あちらにニョキっと見える建造物じゃなくて、

 

通りを隔てたこっち側にある施設、国立国会図書館です

 

ずっと来たいと思っていた所に、やっと来れた。

 

利用者玄関 

奥に見える屋根が新館らしい、すごい広い、すごい遠い

 

入館には登録利用者証が必要らしい。

 

国会図書館はオンライン利用しているので、すでにIDは持っている。

ここではIDが記録されたIDカードを作らなくてはいけない。

カードは一度作れば3年間放置しない限り有効。

インターネットでログインしさえすれば更新していける。

 

新館でカードを作ってもらい ( すぐ出来る )  ロッカーで荷物を預ける。

 

国公立の図書館は持ち込み荷物の規制が厳しい。

B5判以上の大きさの不透明な袋 ( バック・封筒 ) を館内に持ち込むことは出来ない。

持ち込みたいものは、透明なビニールのトートバックに移す。

 

コレ優れものです。

袋の横にもうひとつ袋がくっついていて、

ペットボトルを入れられるようになっている。

飲み物容器の水滴が、書類につかないようにという工夫。

 

館内は撮影禁止なので、食堂のカレーの写真のみ

「官庁や公立の食堂に来たら、やっぱりカレーでしょう」

って、何しに来たの? いきなり三元豚カレー食べて。

 



腹ごなしが済んだら、4階の地図室にGO!

国会図書館に何をしに来たかというと、特にコレといった目的はない。

とりあえず好物の地図がどのくらい所蔵されているかを見てみよう。

本館4階の地図室には、全国の住宅地図 ( 新刊 ) 架式で自由に閲覧できる。

しかし古い地図は架式なので、閲覧申込み→カウンターで受け取り→閲覧となる。

 

架式と架式

架式とは、自由に出入りできる所に書棚があり、自分で本を手に取って選べる方法。

架式とは、書庫に入ることが出来ず、閲覧したいものをリクエストしてカウンターで受け取る方法。

学校などの図書館は架式だが、

国立図書館など古くて貴重な資料を所蔵している図書館は架式が多い。

 

国立図書館の架式の閲覧方法

全て館内に設置されているパソコンで操作する

  • パソコン ( 凄く沢山ある ) の脇にあるIDスキャナーの上にIDカードを置く。
  • パソコン画面に自分のIDが表示されたら、自分のパスワードを打ち込みログインする。
  • 表示された約束事項に《同意》する。
  • 資料を検索し、見たいものが決まったらそれをクリックし《閲覧申し込み》する。
  • カウンターに資料が用意できたらパソコンの右下に合図が来るので、パソコンを閉じ、カウンターへ。
  • カウンターにあるIDスキャナーにIDカードを置き、資料を受け取る。

資料を返す時にもIDが必要

  • 資料を返す時も、カウンターのIDスキャナーにIDカードを置き、資料を返却。これをしないで資料を持ち出すと叱られると思う。

 

 

館内に設置されるパソコンデスクは、諸手続きに使うだけでなく、デジタル資料の閲覧にも使われる。

要するにパソコンデスクひとつひとつが、利用者のパーソナルデスクにもなる。

なのでデスクの数は、利用者全員が使っても余りあるほどの設置されている。

もちろん椅子にこしかけて作業する形です。

 

館内には、各自のパソコンが使えるような電源付きの閲覧室Aや、静かな環境で本を読みたい人の為の閲覧室Bもあるけれど、館内中央にあるこのパソコンデスクスペースを使っている人の方が多いみたいだ。←複写カウンターや、閲覧カウンターも近いから。

隣のパソコンデスクまでの距離は、たっぷりとられているので、デスクには大量の本や荷物も置けるし、学生さんは自分のパソコンを置いたり、ノートをとったりして勉強していました。

 

 

ちなみに

広尾の東京都立図書館は開架式のスペースが充実しているので、私はここより広尾の方が好きです。

本って、自分が読むと決めているもの以外のものも、ウィンドショッピングみたい書棚から手にとってみたくないですか? そうやって思いがけず手にとった本との《出会い》があるからいい、それもひとつの醍醐味かと。

 

その点、国立図書館は、前もって読みたい本を決めていなければ読めないというのが辛い。

それ以外にも、国立図書館ではいろいろな決まり事があり、煩雑なので慣れないうちは苦労は多いです。←わからないことは司書さんに聞けば丁寧に教えてくれます。

 

閲覧件数 の決まり

一度に閲覧できる書類は5冊と決まっている。

それ以外のものを閲覧したい場合は、もう読まない資料をカウンターに返し、

手持ちを常に5冊以内に留めなければならない。

 

複写ページ数 の決まり

一度に複写できる枚数にも決まりがあり、著作権の問題で複写できないものもある。

普通は一度に150ページで、地図室では3回まで。

但し、古くて貴重な地図は、特殊なコピー機でしか複写が出来ないらしく30枚まで。

 

 

地図室は、宝箱のようだった。

出身地・世田谷の昭和40年代の地図が閲覧できてウハウハしてしまった。

ゼンリンの住宅地図が発売される以前の、住宅地図的なもののといったら火災保険図だが、国立図書館には火災保険図の所蔵はなく、代わりに昭和40年の全住宅案内地図帳や、商工住宅名鑑などがあった。

 

そんなこんなで閲覧件数と複写件数を考えながら、とっかえひっかえ色々な地図を見て。

1階の複写室と4階の地図室を往復すること5回、外に出た時にはどっぷり暮れていました。

 

複写した地図の紙は重いし、駅までは国会議事堂を半周しなければいけないしで、

楽しいけれどクタクタの一日でした。

 

霞が関の夜空 月が綺麗だわ



 

本日の昼ごはん

味噌煮込みうどん

 

 

本日の軽食

国会図書館のカレー

 

 

本日の夜ごはん

スーパーで手に入れたカモ肉、なかなか美味しい

 

大根とみつばとミョウガのサラダ

 

ほうれん草とホタテのバター炒め

 

私が用意したおにぎりと、MOURI が買ったパンとがバッティング

 

そこに、お土産のドーナツ

とても食べきれませんですわ