色々なフェーブを見て、ある程度自分の好みがつかめてきた。
フランスの蚤の市の。メインの棚にあるのではなく、奥の方にころがっているような一点ものが好きだと。
今回、フランスにお住いの方から譲っていただいたのが、この人たち。
5人組だったハズが、届いてみると1人多く、お手紙に、こんなことが書いてありました。
「黄色い女の人は、胴のところで割れたような跡がありますが、仲間に入れてあげてください。」
あっ、この子だね。
確かに、胴のところに修復したような痕跡があるけれど、
持主だった人の「仲間に入れてあげて」という言葉が素敵だね。
この子、水瓶を持ち上げて「どうだっ」と威張っているみたいで可愛い。
後姿も、なかなか威張り加減がほら、いいでしょう?
今回の6人組は、並べてみるのもいいけれど、ひとりひとりアップにすると表情が面白い。
お祈りをしているようなこの人は、横向きもいい感じなのです。
こうやって、撮り比べてみると、鎌倉の大仏さんを撮り比べたのを思い出す。
私は右から見た姿がいいと思う。
この人は、キリストさまみたいなシルエットで、杖を持っている。
それにしても彩色、雑だよなぁ。特に目入れが。
目のつき方で、頓狂な顔が笑えてくるから面白い。
前のめりになりながら、なんとか立っているのも凄い。
目や口も、いい加減だよね。 ( 爆笑 )
よくみると、子羊が足元にいました。かわいい。
ちょっとエキゾチックに見える女性。
買物かごを手にして、裾を持っている。
でもなんか心配事がありそうな風情。
一番、好きなのがこの老人。
瓶を持っているようなんだけど、腰に手をあてて、
ちょっと上から見ると。ほらまた。
ニュアンスが変わるでしょう?
瓶でなく、書物を持たせたら哲学者みたいだ。
フェーブは、本 に較べて嵩張らないから、増えても大丈夫。。。
でも、いい加減にしないとなぁ。
お小遣いと相談しながら。。。いや今年はもう、打ち止めにしよう。