吉田羊さんが大好きです。
「たべものがたり 彼女のこんだて帖」では、料理上手のアラフォーOLを好演していました。
「彼女のこんだて帖」という角田光代さん原作のドラマ化でしたが、
一話の脇役が、二話目の主役となっていくというように、人間関係が繋がっていく仕立てが、大変効果的でした。
吉田羊さん演じる葉山ちかげは、3話の主人公 円山千香子 ( 佐津川愛美 ) の会社の先輩で千香子の恋愛相談相手。
千香子のお弁当をつっつきながら、「ふーん」とか言ってるキャラクター。
それが4話「食卓旅行 タイ篇」の主役として活躍するんです。
圧巻なのが、料理を作るシーン。
とにかく手早い。セリフをいいながら、野菜をトントン切り、鍋のスープをかき回し、手をふいて皿を並べる。
それが段取りではなく、本当に自然にやっているんですよ。
「この人ホントに料理出来る人なんだろうな」と感心して釘づけになりました。
葉山ちかげは、会社では上司に「まだ結婚しないのか」的なイヤミを言われながら、「は~い、そうですねぇ」と軽く受け流すジミなOLさん。
ところが週末の彼女は凄い才能を発揮する。
仲間を集めて、スペイン料理、ドイツ料理と、その時々に各地の料理を作って披露するんです、食卓旅行と言って。
今回はタイなんですが、お1人さまで色々な店に行っては、味を研究する。
大皿の料理をパクリ。頭の上に?マークがついた顔をした途端 つぶやく。
「タマリンド」と。。。
格好いいーー
憧れなんです、味を分析したりして、再現できる人って。
吉田羊さんの「タマリンド」を聞いて、どんな味なのかずっと気になっていました。
おお、タマリンドとは、こんな味だったのか。
そうだなあ、このペーストは梅干しのような感じです。
これなら、魚や肉の臭みが消えそうだし、暑い夏には食が進むメニューに役立ちそう。
カレーとかにも使うそうですが、今回は挽肉炒めのベースに使ってみました。
豚ひき肉と紅みずな タマリンド炒め
挽肉は普通の豚バラを食べる分だけ、フードプロセッサーで挽きますのん。
紅みずなは、先日食べて美味しかった食材。
普通のみずなと全然違う食感で、炒めてもシナッとしない。
結構個性があるから、タマリンドのような個性的な味付けにしても負けない気がします。
今日の全体像
はは全体ではないか。
生ラッキョウを使ったサラダ 海老とブロッコリーのにんにく炒め
だんだん だいたんになり過ぎた 鶏のつくね ( 爆 )
鶏の軟骨・モモあたりの肉をフードプロセッサーで挽いて、
今回は黒胡麻と大和芋とインカの塩を入れた。
つくねといったら、コロコロに丸めて串に刺して焼くのがろうが、
ドバッとフライパンに入れてフライパンの形に焼く。
食べる分だけ、お箸でくずして取ればいいじゃんという感じ。
雑っぱですが、これ結構おいしいんですのよ。