敬愛するお菓子作家-KAYANO さんが主宰する土曜日の食卓 ( 2/23 ) は『韓国料理』です。
まず全体像を
この日の午後、KAYANOさんは『キムチ教室』をしたそうです。
で。
キムチを漬ける日の夕食は、韓国では必ず『ポッサム』なんだそうな。
⤴ これ、KAYANOさんが韓国のお友達から聞いた話なんですと。
『ポッサム』というのは、キムチ漬けに使った塩漬けの白菜と『ヤンニョンジャン』を少し残しておいて茹でた豚バラ肉を巻いて食べるものなんですって。
ポッサム
凄い。
カトラリーも韓国だ。
『ヤンニョンジャン』っていうのは黄色い器に入っているタレみたいなものだそうです。
えごまの葉っぱに豚バラと塩漬けの白菜を乗せて、ヤンニョンジャンをつけて食べる。
これ美味しい、癖になる。
レシピも貼っておこう⤵
これは『プデチゲ』
軍隊鍋、〆に食べるの、楽しみです。
KAYANOさんからお誘いメールに、こんな一文がありました。
「韓国料理といえばお決まりの『パンチャン』も色々用意してお待ちしてます」
・・・さっぱりわかりません。パンチャンって何だ? お決まりって何だ?
반찬 ( パンチャン ) は、日本の「おかず」のことでした。
キムチがその代表。
韓国料理屋さんに行くと、注文した料理の他に小皿がいっぱい並ぶでしょう?
あれがパンチャンなんだって、その呼び方知らないのは私だけか。(;'∀')
KAYANOさんのパンチャン
ブリの煮つけも韓国風 うまいっ
これが『トトリムックムチム』というものなんだそうです。
トトリムックムチム(도토리묵 무침)は、どんぐりの寒天サラダ風和え物。
トトリムックムチム、、、みんなで大合唱しました。
トトリムックムチム、面白い響きだ。トトリムックムチム 楽しくなってきたぞ。
トトリムックムチム、癖になる。
トトリトトリとずっと言ってたら、うるさい、早くお食べーな、と言われてしもた。
実食。
おお、食べたことのない食感です。
こんにゃくのようなこんにゃくでないような。
トトリムックムチム(도토리묵 무침) -- どんぐりの寒天サラダ風和え物
これはなーに? と聞いたら、名前はないそうです。
わかめとアサリをごま油で炒めて、ヤンニョンジャン風のもので味付けしたのかな?
美味しいです。
やってみたいのでよく覚えておこう。
KAYANOさんの料理はデトックス効果を意識して作ってらっしゃいます。
素人の私は食卓に綺麗な色 ( 赤・緑・黄色 ) を配色したがりますが、
KAYANOさん曰く「健康的な食材は地球の地の色」とのこと。
つまり茶色っぽいものが体に優しくて、健康には一番良いのだそうです。
なるほど、そう言われればそうかも知れない。
ひとつひとつ眼から鱗だし、味付けも、なにもかもが勉強になります。
それにしても、KAYANOさんは一体 何か国の料理が作れるのだろう。
ドラマ「たべものがたり 彼女のこんだて帖」第5話を思い出しました
一番好きだったのが、第5話。
吉田羊さんが主役の回でしたが、良かったなぁ。もう一度観たいんです。
NHKさま、再放送を期待しています。
第6話の葉山ちかげは32歳独身、彼氏なし。
彼女の愉しみは、外国料理の名店を訪ねては味の研究を重ね、腕をふるい仲間にふるまうこと。
「皿の上の世界旅行」なんですって。
まさにその「皿の上の世界旅行」を実施してくれてるのがKAYANOさんです。
KAYANOさんも、ドラマの葉山ちかげも、プライベートの吉田羊さんもそうかも知れないが、
食べに行ったところの料理の味を解明して、寸分たがわず再現できる才能、憧れです。
KAYANOさんの料理を食べるといつもそう思います。