丸二商店は、現在の千代田区神保町に昭和初期に建てられた看板建築と呼ばれる形式の建物です。
しかし、凝ってますねぇ、この銅板の貼り方。
上は「網代」。その下が「青海波 ( せいがいは ) 」。支柱の部分は「亀甲」と「杉綾目」「一文字」と、3種類の貼り方をしています。
荒物屋は、正確にいうと、雑貨の内、小間物よりも大きい箒・ざる・桶などを商うお店。
今ではホームセンターで買うような品物をこんな感じで売っていたんですね。
色々なものがぶら下がっていて、おもしろい。
懐かしい。
( 左 ) 蠅帳と、上に乗っているのは経木でしょうか。
( 右 ) ホーローの鍋。この水色、お洒落だなぁ。
荒物屋さんの脇には長屋がありました。
そうそう。ギリギリこんなゴミ箱があったのを覚えてます。
でも「ごみ箱」とは書いてなかったと思う ww
その隣は、防火用水だわ、ね。
長屋の入口の植木類も、いい演出ですねぇ。
残念ながら、東ゾーンの建物は入室できない。
こういう路地。
門前仲町とかにはまだあるんでしょうが、随分少なくなりました。
おまけ
これはライトアップの日に撮ったもの。
建物は、灯りが入ると、またいいものですね。
さて。長屋のお隣は、どんな店かしら、続きます。