大きなベッドをひとり占めして目覚める朝というのも、なかなかいい。
快適なホテルアルファーワン富山のツインで体力回復しました。
この辺りの朝食は、おにぎりというのが主流なのかな。
こういう風ににぎっておけば、お茶碗もいらないし、海苔、納豆などのおかずをはぶける。
バナナ、久し振りで嬉しい。
少ないように見えますが、もちろんこれは一部です。
これ以外にもサラダやスープをガッツリ食べます。
ホテルのバイキング朝ごはんって、牛乳、オレンジ、トマトジュースが並んでいますでしょう?
あれ、ワクワクして全部飲んでしまったりしませんか?
家ならそんなに揃えないし、朝からそんなに飲まないのに。
ホテルの部屋が乾燥しているからか、のどが渇いている。
だから牛乳、オレンジをゴクゴク飲んでしまう。
あの冷たい氷なんかに浸してあるピッチャー、いいものですよね。
・・・家ではやらないけど。
さて、今日は富山の湾岸をドライブして金沢に向かいます。
まずは昨年行った、岩瀬の酒屋さんに寄ろうかな。
小浜ごえんの女将さんが言ってたけど、化粧瓶のお土産用のお酒が買うんでなければ地酒はスーパーがよろしい。
そりゃそうだ。値段も普通だし。
しかし数件立ち寄りましたがお目当ての「羽根屋」はどこにもありません。
地元ではむしろ手に入らないお酒らしく、東京からネット注文するしかないようです。
いそいそ出かけたのが岩瀬にある田尻商店。
ところが
ショック~~~
月曜日休みだ

仕方がないねぇ。いつもこうなの。キチンと調べないで動き出す私達がいけない。
悔し紛れに途中のスーパーで満須泉を一本買って帰ります。
落ち込んだ心をふるいたたせ車で西に向かいますと、
愛車Rikacoのナビはまたしても知らない道路がありました。
「えっこれ、乗ったらどこに行くの?」
「お金払うんだろうねこんな大きな橋」
「もう乗っちゃったよ」
どこ行く、どこ行くといいながら橋に突入。
新湊大橋
いいんじゃない?これで。
でもお尻がモゾモゾする高さ。
こんなに高くて立派な橋造る理由、あるのかなぁ。
ここ真中辺です。
かなり高いです。
運転手の私はチラっと横を見ることは出来ましたが、凄い高い。
肉眼では見られたが、さすがに運転しながら写真は無理無理。
それにしてもこの橋、何を渡るための橋だったんだろう。
ぐるっとまわってさっき渡った橋が見えました。
ねっ凄い高さでしょう?
このカーブをぐるっと回ると、、、なんか見えてきた。
この施設が「何か」も、Rikacoのナビは知らない。
いざなわれるように入ったのは「新湊・きっときと市場」
お土産屋さんなのかな?
フードコートもあります。
あっ、白えび。
買いたいなぁ。でもまだ一日あるし。。。
バイ貝煮とか、沖漬もある。。。
それにしても空いてますね。
平日だからでしょうか。
こういう市場で空いてるのって、なんかテンション上がらない。
不思議なことに混んでりゃ混んでるで「ああ疲れた」と言いそうだし、
人間って、あっ失礼、私ってなんて天邪鬼なんでしょう。
フラミンゴだ。
好きなものには目がいくものだ。
カラーサンドアートといって、ここにあるガラスと飾りと砂は使い放題で、一品作れるらしい。
ひまわりや貝殻もいいけど、やっぱりフラミンゴだなぁ。
どうしよう、やってみたい。。。。
「行くぜ」と言われて諦めましたけど。
市場を一回りして、生ものは無理なので、白エビ関係のお菓子を山のように買いました。
ポテチとか、煎餅とか、全部白エビのもの、どんだけ好きなのか ww
新湊といえば内川というところが映画のロケでよく使われる、いい感じの街並みだそうです。
近いので行ってみよう。
川の駅 新湊
川の駅 新湊の駐車場に車を停めさせてもらいました。
川の駅の二階デッキから見る
いい景色。
海王丸パークからの遊覧船もここで乗れるらしい。
川沿いに少し歩いてみましょうか。
なんだろう、あのグーは(笑)
この川沿いは、映画のロケで沢山使われたらしい。
波もない静かな川ですね、川というよりも水路なのかな?
内川は「日本のベニス」と言っているそうです。
あそこのスナックも映画で使われたらしい。
雰囲気あるものね。
こんな路地もいい。
素敵な橋、東橋というそうです。
セザール・ボルテラ設計
橋の中ほどに、乳母車を押して赤ちゃんをあやしているおじいちゃまがいます。
この橋、屋根もあるし風通しもいいし、赤ちゃんと過ごすのは涼しくていいですね。
眺めもいいし。
ところでお気づきか、、、、
この回の写真の左の下の方が全部ボケていますの。
レンズが汚れたまま撮影していたようです。
アップする段になって気がつきました。
これだもの、やんなっちゃう ww
内川の街並みは本当に絵になります。
猛暑なので人通りは全くありませんが、、、皆お家の中で涼んでいらっしゃるんでしょう。
あの銅板、素敵。
江戸東京たてもの館でも見たことがありましたが、オシャレなものですよね。
右側が亀甲、左側は網代でしょうか。

銅板をこういう和柄に加工して壁材にする。最近は見られません。
とても貴重なものですから、こういう遊びのある建物は是非とも残して貰いたい。
それからこの建物。
この辺りでよく見られますが、素敵ですね。
平入りの建物の一階の軒よりも二階の軒の方が出ているのは、雪を考えた造りなのでしょうか。
脇板も素敵。
確かこの辺りにも映画で番屋として使われた家があるとか、、、
見当たらない。
お店、、でしょうか、硝子戸に地図が貼られています。
「この地図、ほしい・・・」
「売ってるんじゃないか? ほら300円って書いてある」
硝子戸に貼り付くように地図を見ていると、引き戸がガラリと開いてオジサマが出てらっしゃいました。
地図を馬鹿面して見ている私が室内から丸見えだったんでしょうな。
「あの。この地図、こちらで売っているんでしょうか。」
「はいはい、ありますよ。」
「よかった、じゃあください。」
「暑いね。どうぞお入りになって。お茶でもいかがですか?」
「えっ? ああ、それはどうも。それではお言葉に甘えて」
お店 ( ? ) の中には、年輩のご婦人が2名、オジサマが2名いらっしゃる。
事務机が並んでいて資料が沢山。
設計会社とか、不動産屋さんとか、そんな感じのお店なのかな?
見知らぬお店に入り込み、椅子をすすめられ、冷茶をごちそうになる。
「どちらから?」
「東京です、ふらっとやってきました」
「そうなの。ここは映画でよく使われるんですよ」
「そうなんですね。今ロケ地になったと言われるところを歩き回っていたところです。」
「ああ、そうなんだ。富山は市長さんが映画の招致に積極的ですからね」
冷たいお茶が美味しい。
オジサマのお話を聞きながら、しばし歓談。
気になった平入りの建築のことを伺った。
「あの二階建ての軒が凄く珍しくて」
「あっあれ、昔はよくあったけど、この辺りではあんな建物ばかりでしたよ。
どうしてなのかな、僕は建築の方は疎いからよくわからんのだが」
「そうなんですか。いえ、雪のこともあってああいう作りなのかと思いまして」
「そうかも知れんねぇ。内川はああいう家が空き屋になっていることも多くて、
それでワタシらが移住者の斡旋をしているんです」
「移住者? ああ、そういうお仕事をされているところだったんですか」
全く分からずに飛び込んだお店は、射水市移住交流促進事務室というNPO法人だったのです。
「今度ね、この先の空き家に外人さんが移住してくるの。
色々な人が映り住んで商売を始めてくれるといいんですがね。
あなたたちもどうですか?
もしここが好きになって住んでもいいなと思ってくれたら、
是非また訪ねてきてくださいね」
地域活性の大事な仕事。
街もこういう皆さんの働きで盛り上がっていくんですね。
探していた映画の番屋 ( に使った建物 )
この街は絵になるから映画にもよく使われるけれど、
生活感あふれる素敵な街だったんですね。
購入した地図
地図マニアですもの、宝物。
短い時間でささっとしか歩けなかったけれど、
こういう地図を片手に、もっと歩き回ったら楽しいだろうな。
体験施設「あずま」一泊千円なんていう書込みもある。
内川、まだまだ色々な発見が出来る街なんだろうと思いながら、あとにしました。
さて本日の昼食。
本当はこの地図にもある。生活に密着した地域ならではの飲食店に入りたかったのですが、
道が細かったり、駐車場がなかったり、定休日のところが多くてなかなか見つからない。
仕方ない、もう一度「きっときと市場」に戻ろう。
ドライブインのようなレストラン。
白エビずくし定食
白エビ丼は生ではなく唐揚げにしました
これは白エビの刺身
白エビのコロッケ
蟹の味噌汁
うーんという感じでした。
MOURI が頼んだのは、棒。。。。?
棒じゃない、ゲンゲの唐揚げ(笑)
ゲンゲとは幻魚、こういうやつです。
鳥取から送ってもらって、我が家でもゲンゲパーティーをしたことがあったので、
お初の食材ではない。
それを唐揚げにするっていうから期待していたんですが、ちょっと堅すぎる。
ゲンゲさん、こんなに堅くされちゃって。。。。
ここはハッキリいいましょう。
ちょっとね、うーん何だかなというお料理でした。
まっこんなこともあるわさ。
食後に見つけたソフトクリーム。
プレミアムデラックスソフトクリーム。
何がプレミアムかっていうと、ソフトの下が普通のコーンではなく、ラングトシャなんですよ。
あの YOKUMOKU のシガールみたいなクッキー、
猫の舌と言われるあのラングトシャに、これまたプレミアムリッチなソフトクリームが乗っているのです。
美味しい。
へへ~い。
美味しいソフトクリーム食べて、ご機嫌治りました。
ご機嫌ななめだったの?
うん、少しね。